いつかどこかで

ちょっと前に書いた、メッシェメッシェというカードゲーム。
これを英単語を並べるゲームに仕立てられないか、と考えていて、
誰かと遊んでみたくてウズウズしておりました。

きのうの高２の英語のクラス。みんな疲れた顔で授業が始まった。
とたんに、４人の内２人が眠ってしまった。もう一人も、必死で
眠気と戦っている感じで、とても授業に集中できる状態じゃない。
（文化祭２日目、今日が発表の本番だったらしい）

そこで、一人真剣に授業を聴いているＴ君に了解をとって、

「今日は、勉強はやめたっ！遊ぶぞ！」

と宣言。

（この一言で目が覚めるんだからｗ）

だいたいのルールを説明しながら、そこらへんの紙を切って
単語カード作り。１０枚ずつ配ってみた。

手札の単語カードで、何でもいいから文を作って場に出して
いく。

最初は、「文を作る」ということの意味がわからない子がいる。
でも、人が出してくるのを見て、「なんだ、これでいいのか」と
理解する。

「これ、文になる？」と恐る恐る出す子、適当に出してみて
ダメなら引っ込める子、いろいろ（笑）

わたしが手伝いながら、なんとかゲームらしい展開になり、
それなりに遊べたようだ。

例えば、手元に"ｄｉｄ"のカードが余ってしまう。そこで
「"Ｉ""ｇｏ"の文にくっつけて出せるよ」とヒントを出す。

「ええ～～～？」解らないでいると、隣の子がヘルプを出す。
「Ｉ　ｄｉｄ　ｇｏ　でいいんじゃないかな」
「なにそれ？？」

「Ｉ　ｗｅｎｔ　を強調して＜ほんとに行ったんだ＞という
意味になるね。」と、わたしが助け舟を出す。

「へぇ～～、そんな使い方あるんだぁ～」

（授業でやったでしょう！　とは、あえて言わない（笑）

ゲームとしての問題点もいろいろ出てきて、その場でルールを
作ったり。とても楽しい時間だった。

「どう？ゲームとして遊べると思う？」
「うん、面白い。今度は負けない！」
「Ｉ ｄｉｄ ｇｏ　覚えたし～」
「わたし、動詞のカードしか来なかった～。もっと名詞のカード
増やして、先生。」
「ＯＫＯＫ！」

って、授業は？

次回がんばります！