いつかどこかで

投票には行きましたが、なんだかスッキリしない選挙でした。

郵政について問いたいなら、何も７００億円とかかけて衆議院選挙を
しなくても、もっと簡単に「民意を問う」方法があったんじゃない
でしょうかね。

借金返済の相談をしている最中に、さらに借金をして無駄な買い物を
したような気がします。

「郵政改革」という前菜だけ見せられて、「じゃ、これにします」
と注文した。すると、次から次へと聞いていない料理が出きて、
「そんなの頼んでいません」と文句を言ったら、「お客様がご注文の
コース料理でございます」って言われそうな、いやぁな予感がしますね。

（デザートが戦争だった、というのはブラックすぎます）

インターネットの掲示板サイトで、自民党を勝たせようという書き
込みがたくさんあったというのを知って、驚きました。

中国や韓国での反日運動の影響で、若い人たちの間には、両国に対する
反感がかなり強いようです。そこへ、「民主党が勝つと、北朝鮮と
仲良くするからイヤだ」「民主党は中国と通じている」などとという
根拠のない書き込みがあったようで、それに踊らされた人もいたので
しょうか。

中国の反日デモや、韓国でのサッカーの試合が、めぐりめぐって
自民党を勝たせたとしたら、皮肉なものですね。これで小泉総理が
「民意」だと言って靖国参拝を続けることになれば、また反日感情を
煽る結果になるでしょう。

戦争っていうのは、こういう心理、双方のムードが生み出すもの
なんじゃないか、そう考えると「ホントは恐い」選挙結果だという気が
してなりません。