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カテゴリ:そのた
例によって、高2のクラスなんですが、先週は授業にならず、
今日こそはと気合を入れていったわけです。 しかし、全く授業に集中してくれません。 私語ばかり。 で、何のおしゃべりをしているかというと、 「結婚」 の話をしているんですね。 同級生が、高校を中退して結婚するんだそうです。それでもう、 落ち着かないんですね、女の子たちは。 ま、わかりますけどね、気持ちは。 どんな人と結婚したいとか、こういうのはヤダとか、でも結婚して みなくちゃわからないじゃない、とか・・・ 授業中ですよ(苦笑) 黒板に動名詞の例文なんか書いている最中に、 「もし変な人と結婚しちゃったら、どうしよう」なんていう言葉が 聞こえてきたもんで、 " There is no worrying about your marriage at your age." (そのトシで結婚の心配をしても無駄だ) なんて書いちゃったですよ(笑) で、とりとめもなく結婚の話をしていて、そのうち、 「ああ、10年後のわたしって、どうなってるんだろう・・・」 なんて、大きくため息をついてるわけです。 そこで、じな♪も黙っていられなくなりまして、 「ねぇ、16歳でしょ。10年後はどうなってるんだろう・・・じゃ なくって、これから10年何をしようか、って悩む年齢じゃないの? まさにこれから、自分の人生を始めようっていう年なんだから。」 「ええ~?だって先生、結婚する相手によって人生って変わるでしょ?」 「変わるね」 「だったら、どんな人と結婚するかって、不安じゃないですか。」 「それは違う。」 「なんで?」 「あのね、結婚ってのはね、結婚した2人が作っていくものだから、 結婚してから悩めばいいのよ。」 「どういうこと?」 「2人で持ち寄った材料で、2人で一緒に、どれだけ美味しい料理を 作るかっていうはなしなの。」 「あ、なんか楽しそう!」 「どんなにいい素材でも、台無しにしてまずい料理を作れるし、 そこらへんにある材料でも、すっごく美味しい料理になることも あるわけ。だから、結婚した相手がどんなだんなさんになるか、 どんないい男になるかは、あなた次第。」 「ふ~~ん」 「だから、今から悩んでもしょうがないのっ。材料も無いのに、 10年後の晩御飯の献立を悩むようなもんだ。」 「ん・・・」 「わかったら、授業に集中っ!」 って、全く効果ありませんでしたけどね。 ============================== 腹式呼吸17日目。とりあえず続行中。 けっこう続くものだとちょっとびっくり。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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