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カテゴリ:そのた
きょうは、高2クラスの女子生徒の進路相談に乗っていた。
英語教師になりたい。 それがはっきりしているので、悩んでいるのは国立をめざすか、 最初から私立にしぼるか、ということ。 国立をねらえば科目数が増える。高校の担任からは、今の成績 だと国立は無理だろうといわれている。 英語はよく勉強しているし、国語もできる。 「どこらへんが無理なの?」 「世界史が全然ダメなんです・・・」 それは問題だ。 実は、わたしも大学入試の世界史は、いやいや勉強した。 点数も低かった。はっきり言って、世界史で足りない分を 英語でカバーして合格した。 でも、その後いろいろな経験をして、翻訳の仕事をしたり、 英語を教えるようになって、今だから言えるのは、 「世界史が苦手な英語教師になんか、教えてもらいたくないぞ」 ということだ。 英語を勉強するのは、大学に合格するため? 就職に有利だから? どちらも否定はしないけど、最終目的じゃないよね。 英語を通して世界を知ることができるから、だから英語を勉強 するんじゃないのかな。 英語の教師になりたいのなら、世界のこと、歴史、地理、文化、 言語、政治、経済、いろいろなことに目を向けてアンテナを 伸ばしている先生になって欲しいなぁ。 <つづく> お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年01月26日 22時59分10秒
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