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カテゴリ:そのた
若いカップルの友だちがる。
2人が知り合ったとき、彼女はまだ10代だったと思う。 結婚するときに相談に乗ったりしたせいか、いまでも東京に 行くと会いに来てくれて、いっしょに食事をする。 2人はかなり口が悪い。いつも相手の悪口ばかり言っている。 ま、そういう愛情表現なんだよね、仲が悪いわけじゃないから。 ところが、これだけは「ずるい」と思うのは、彼氏が彼女の 胸の大きさをいつも話題にすること。要するに、彼女の胸が 小さいと言うのだ。すれちがう女性にチラっと目をやっては、 「ああいうのが好みなんだけどなぁ」 などとうそぶく。 毎度のことなので、テキトーに話をそらしたり流したりする のだけれど、私の夫は、これが気にいらない。 この2人と別れたあとで、必ず言う。 「胸の大きさなんて、わかってていっしょになったはずなのに、 なんであんな言い方するかなぁ・・・おかしいよ。彼女がよく がまんしてるよな。ボクだったらすぐ別れるところだ。」 「ま、しょうがないじゃない。ステキな彼女といっしょになって、 ただいま失業中の彼としては、はかない抵抗をしてるわけよ。 胸が大きければ、今度は大きすぎるって言うんでしょうね。」 「そう?」 「だって、胸の話をしている限りは、自分は同じ土俵に乗らなくて いいじゃない?ほかの話をすれば、『そういうあなたはどうなのよ』 って逆襲されるものね。問題は胸のサイズじゃないと思う。」 「なるほど。そういうことか。でも、人前で言うのは・・・」 「あれは、ボクはこの女性にはかないません、って言ってるような ものなんじゃない?だから彼女も笑ってる。聞き流しておけばいいと 思うよ」 「んんん・・・でも、ずるいよ。」 世の中、気をつけてみると、この手の「ずるい言い方」って たくさんある。 「かわいくないヤツだ」(かわいさとは縁のない男性が使う) 「頼りないわねぇ」(頼られることを拒否している女性が使う) ということは・・・・? わたしも気をつけよう・・・・(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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