いつかどこかで

熱帯魚の餌「あやしい堂」のショッピングカートを開いたので、ちょっとした行きがかりで、スポーツ新聞にちっちゃな広告を載せました。

広告の成果は、というと、これがびっくり仰天の「ゼロ」。
新聞に掲載される日には、いくらかは注文が増えるだろうと準備をしていたのですが、「ゼロ」。
今まで毎日あった注文が、この日初めての「ゼロ」を記録して、大笑いしてしまいました。

まぁ、特別割引の広告料だったので、「なるほど、そういうものなのね、いい勉強をしたね」と言って笑える程度だったのですが、笑えない続きがありました。

新聞に広告を掲載した当日から１週間ほど、「〇〇アドバタイズメントですが」「ＸＸパブリッシングサービスです」などなど、「うちでも広告掲載しませんか？」という営業電話が山のようにかかってきました。

もちろんこの手の電話には、「新聞・雑誌広告は２度としませんっ！」とピシャリと断って、電話は３秒で終わらせます。だって、お互いに貴重な時間ですものね。

そういう営業電話も一段落ついたころ、それはやって来ました。

「〇〇アドサービスです。４月１９日号に掲載予定の新聞広告のお支払いがまだなので、代金を振込んでいただきたいのですが・・・担当の方でしょうか？」
「はぁ？広告ですか？」
「はい。店長さんから依頼されたものなんですが。」
「わたしが店長です。うちは、広告は一切頼んでないですが。」
「では、調べてまた連絡させていただきます。」

そして、もちろん、電話は２度とかかってきませんでした。

こんな「振り込め詐欺」もあるんですねぇ・・・

あ、ちなみに、掲載した新聞広告の代金は、掲載された新聞が郵送されてきて、それを確認してからの振込みでした。