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カテゴリ:ネット
「ドロップシッピングでの販売者を「ドロップシッパー」で呼称統一

このニュースを読んで、「ええええええ~~~っ???」と叫んでしまいました。

前にここで、ドロップシッピングという名前の由来について書いたことがあったので、ピンと来るかたもいるでしょう。dropship というのは、製造者から「直送する」という動詞です。当然、dropshipper は「直送する」会社、つまり dropshipping の商品を提供している卸会社を指す言葉ですね。

ドロップシッピング発祥の地アメリカでは、当然、dropshipper=商品提供者なのです。

ところが、このニュースによると、日本でのドロップシッピングの草分け(らしい)会社が相談して、販売者、つまり商品を仕入れて(実際には在庫せず)販売する人をドロップシッパーと呼ぶことに決めたというのです。

ship=発送する  shipper=発送する人 なんですよ?

ドロップシッピングの特徴は、販売者が発送「しない」ことにあるのに、その販売者をシッパーと呼ぶのは、あまりにも違和感がありませんか?

日本だけで、アメリカと反対の意味で、わざわざ違和感のある呼称に統一しようというのは、う~~~~ん、神経を疑ってしまいます。

なぜ「販売者」という日本語にしないんでしょ。「ショップ」でもいいじゃないですか。いっそ、全く違う言葉を作ればいいのに。

ドロップシップという日本語は、まだまだ耳慣れない言葉なんだし、「DS販売者」とかでも良かったんじゃないでしょうか。(横から「ニンテンドー?」という質問が来ました。たしかに、これはNGですねw)

かくして、日本語と英語とで意味の違う単語がまたしても誕生してしまうのですね。





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最終更新日  2006年10月07日 15時41分34秒
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