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カテゴリ:こころ
いいことを教えてあげましょう。
(と、高校生に言うのです。) いつかあなたが、お父さんやお母さんになったとき、 (そう言うと、みんな笑うのですけどね) あなたの子供にあげられる最高のプレゼントを、その秘密を、 特別に教えてあげましょう。 それは、何でもいいから、たったひとつ、その子にしかできないことを 作ってあげること。 「これは、あなたじゃないとだめだから、よろしくね。」 「お母さんは下手だから、お願いね。」 「これだけはお前にかなわないなぁ」 そう言えるものを、ひとつでいいから、作っておくんです。 わたしの場合は、「そうめんをゆでる」ことでした。 小学生の頃、初めてそうめんをゆでたとき、とってもおいしくできたのね、 そうしたらそれ以来、「そうめんはあなたじゃないと」って、いつもいつも、 特に夏場は大活躍!(笑) たったそれだけのことなんだけど、でも、「あなたにしかできない」という ことを持っているこどもは、強くなれるのね。 残念ながら、学校というところは、そして社会というところは、 「あなたにもできる」 「あなたでもだいじょぶ」 そういう場所なのね。 ひっくりかえせば、「ほかの人でもいい」ってことね。 たとえ100点を取ったって、それは他の人でも良かったんだ。 難関大学に合格したって、あなたが入らなければ別の人が入ったんだ。 そういう学校で生きていくには、そういう社会で生きていくには、 子供のころに、家庭の中で、「わたしにしかできない」ってものを、 ひとつでもいいから持っておくことが、実はとっても大事なの。 あなたにもあるでしょう?あなたにしかできないことが。 (みんな、ええ~?って言うけれど、でも顔を見ればわかる。) お父さん、お母さんになったら、思い出してね♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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