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カテゴリ:英語の表現
前回書いた「単語道場」で使っているテキスト
「短文で覚える英単語1700」の例文で、ちょっと疑問に思うものが ありました。 どんな単語集を使っても、例文の選び方、和訳の選び方など、 100%満足できるものはないのは仕方ないことで、だからこそ あれだけ多数の単語集が出版されてるわけですよね。 「???」と思ったのは、これです。 ===引用=== 例文43 Which do you like more, brown or black? ======== 「like は like better、love は love more」と 教えていた時代もあったようですが、今は、どちらもOK ということになっていると思います。 I like brown better. I like brown more. でも、"Which do you like more?" は、聞かないと 思うんだけど。う~~ん、better にしてほしかったなぁ。 気になって調べてみました。 like better となる理由については、2つの説明をみつけました。 1) like much という言い方はもともとなく、だから like more という言い方もない very much - better - best という変則的比較級だと考える 2) like は love とは違って、 like well という使い方が 歴史的にあったため、better-best が残っている like more については、 1)やや硬い表現だが可 2) Which do you like more? は使わない という説明をしたものがありました。 本当に使わないのか、というのも気になったので、例によって Google で件数を比較してみました。 Which do you like more, A or B? 785,000 hits Which do you like better, A or B? 5,290,000 hits 有意の差と言えるとは思うけど、でも78万件あれば、使わないとも いえないですか。 どうしようかなぁ。CDにも more で録音してあるしなぁ。 でも、やっぱり変だと思う。 「あまり使わないよ」という話だけはしておきたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年06月22日 00時11分57秒
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