中3の授業で、
He gave me a book. を
He gave a book to me. に書き換えるっていう、
例のヤツを説明しました。
塾のテキストには、このように説明してあります。
give, show, teach などは to を使って書き換える
buy, make などは for を使って書き換える
そして「覚えようね」ということになるわけです。
ところが、
「※ ただし、leave, bring は、場合によって使い分ける」
なんて、但し書きがついていて、混乱を招くんですね。
「場合によって」と書きながら、どの場合か説明しない(笑)
なんでこれが「例のヤツ」かと言うと、
たぶん、このブログに前にも書いた気がするんですが。
「覚えよう」が嫌いな私としては、毎度、いろいろと説明
しちゃうわけです。でも、説明するほうがいいのか、
しないほうがシンプルでいいのか、
(生徒によるのかもしれないなぁ・・・)
なんて、最近、ちょっと自信が無いんですね(苦笑)
それでも、今日の中3男子は、わたしの説明に
「へぇ~」とか「ああ!」とか、
いつも反応してくれるので、説明してみました。
まずは、「前置詞 to と for をイメージ化しよう」と
図を描きます。
to
●--------→○
矢印が目的地に届いてます。
for
●→ ○
方向は目的地を向いてるけど、矢印は届いてません。
「さて、わたしが何かをあなたにプレゼントをあげるとき、
そのプレゼントはあなたに届いてますか? 届いてるね。
だから、 give a present to you なんだ。」
「じゃ、わたしがあなたにあげようと思って何か買うとき、
そのプレゼントはあなたに届いてますか?
あなたのことを考えて買ってるけど、まだ届いてないよね、
だから、 buy a present for you なんだね。 」
これを、show, teach, send, と make, cook で
繰り返し、繰り返し、確認したあとで、
「じゃ、leave はどうだろう?」
「お母さんがあなたに電話して、
<ケーキを置いてでかけるから食べてね>
と言うとき、まだ家に帰っていないあなたのところに、
ケーキは届いてるかな? まだ届いてないよね。
My mother left some cake for me. だね。」
「そして、家に帰ると、
<ケーキは冷蔵庫の中です>というメモ(note)が置いてあった。
このメモはあなたに届いたかな? 読んだってことは届いたね。
My mother left this note to me. だね。」
「どういう場合が to で、どういう場合が for か、
なんとなくわかったかな?」
とても元気に「はいっ!」と答えてくれたので、
しっかりイメージ化できたと信じています。
「学校でこの書き換えを習ったら、誰か友だちに、
きょうの説明をしてあげてね。
人に教えると、絶対忘れないから。
あなたも、友だちも、両方得するでしょ♪」
さて、来週、覚えていてくれたら、
説明してよかったということになるわけです。
どうでしょうか。