子育て期間は、仕事のブランクだけど、人生のブランクではない
昨日の日記では、冷静さを欠いてしまったと反省しました。>世間では、子育て期間での専業主婦生活を、>「ブランク」をみなします。という言葉は、「仕事としてのブランク」と、「人生のブランク」を混同してしまったと気付きました。ここで、正直に言うと、自分が独身の頃は、専業主婦よりも、働いている方が社会貢献が大きい・・・とどこかで思っていました。もちろん、就労意欲と能力があっても、育児やご家族の介護などで、働けない人がいることも、頭では判っていました。それは、私自身が独身で経験不足だったなあ、と思います。あくまで人様の苦労を垣間見た、傍観者としての立場での理解でした。自分が妊娠すると同時に、ツワリから始まる様々な体調不良や、制限に驚きました。同時に、世の中の母親、全てに対して深い尊敬の気持ちを持ち始めました。妊娠・出産・育児がいかに大変で、尊いものか、初めてわかりました。それまでは2歳で両親が離婚したことで、母親との縁が薄かったためか、母への感謝の気持ちも、あまりありませんでした。今は、母に対して、感謝の気持ちを持てるようになって、よかったと思います。一方で、後ろ髪引かれる思いで退職したこと、今も働きたいと思う一方、果たして、保健師として再就職できるのだろうか?という不安があります。生活上の制限や、自分の育児が、果たして子どもにとってプラスになっているのだろうか、という、迷いで、仕事の大変さを忘れていたなあと、反省しました。子育てに正解はないし、その時に最善と思った方法で、いいんですね。仕事の勘が鈍るのは事実だけど、今は子どもと自分が笑顔でいられるようにします。そして、長いトンネルに思えるけど、やっぱり子どもの笑顔や寝顔は、本当にかわいいなあと親ばかしようと思います。