継続の必要性
スポーツクラブの主な傾向として、上半期(4月から9月末)は入会者増退会者減、下半期(10月から翌年3月末)は入会者減退会者増の図式が当てはまります。退会理由の多くは、忙しい・体調不良が非常に多いのです。確かにこの時期は、師走の気ぜわしさ、クリスマス、忘年会、帰省、新年会とイベントがたて続きます。しかし、この気ぜわしい時にこそ、ちょっとした運動が必要なのです。ご存知の方も多いと思いますが、怪我をして1ヶ月休んだ人が、復帰して1ヵ月後に元に戻るでしょうか?理論的な数値では出せませんが、経験上、元に戻るまで休んだ期間の2倍以上かかります。特に年齢の高い人は、何倍にもなります。会員様で高齢の人が、足首捻挫のために、2,3日家で寝ていたら、立つことがしんどく感じて、そのまま寝たきりになられたケースがあります。これは笑い事ではなく、本当に可能性として十分ありえると思います。ちょっと余談になりましたが、僕としては、やはり継続することの必要性を、強く感じていただきたいと思います。冬場は会員を辞めて、春から秋口にかけて再入会する人もいますが、効果があらわれる前に、辞めてしまっているのです。3ヶ月運動をしないで、元に戻すまでに2倍の半年、これでは意味がありません。スポーツクラブに通うことをおすすめしているのではなく、サボった後、元に戻すまでに非常に時間が必要であることを再確認していただき、家で運動されている人も、まずは継続すること強く意識して、努力してほしいと思います。ただ、業界いや自分のクラブのことも考えて、ちょっとお金と時間に余裕があるようでしたら、スポーツクラブに入会してほしいです。この年末、入会が厳しいです。(笑)