勉強になったが・・・二日酔い
火曜日は、うちの代表(会社でいう社長さんですね)とその知り合いの女性という、摩訶不思議な組み合わせで呑みに行きましたその女性は鹿児島で20代の若さでスナックを開き、愛車は紫のベンツで、とても儲かっていたそうな私も、出張で鹿児島へ行った時、何故かそのスナックへ連れて行かれたことがあり、その時はどう遊べばいいのか分からず、ものすごく手持ち無沙汰だったことしか覚えてまへんその彼女が先月から東京銀座に進出したそうでしかし、銀座では修行のために、時給3,000円のところで働いているそうです今回は、もちろん営業ってこともあったんだろうけど、同性の私がいたことでリラックスしてくれたよう私もホステスさんの知り合いって周りにいないので、興味深々で色々なことを聞いてしまいました彼女は、お父さんが働かず酒乱で、給食費も払えず、施設に3回預けられたという複雑な生い立ちでしたしかし、中学校(高校?)をどうにか卒業後し、看護学校へ病院に奉公勤務しながら通わせてもらい、さらにアルバイトを2~3つ掛け持ちでこなし、睡眠時間は一日に数時間という生活でした看護学校を卒業後、スナック勤めを始めて、数年で自分のお店を持つまでになり、その間、愛人生活などもしていたそうですかつての愛人の子供を産み、今はエリート会社員と結婚していますが、子供をその旦那さんに預けて、家族とは離れて暮らしいます銀座で成功するのと、ソムリエの資格を取得するまで我慢して欲しいと、旦那さんとはきちんと話し合って上京しているそうです他人の子供を預かって育てている旦那さんもすごいそういったことを淡々とそして笑顔を交えながら話す彼女に、正直感動すら覚えましたとても印象的だったのが、「基本的に他人を信用していない、親すらも信用していない」「他人との関わりの中には、常に金銭関係があり生活が掛かっていた」という言葉他人を信用できないのは悲しいことだけれども、彼女は自分ひとりで生きていかなければならない現実を前にしたら、そうなってしまうのもやむを得ないのかもしれないと思いましたそれより、自分の置かれている立場を悲観せずに、ただひたすらに前だけを向いて、自分の足でしっかり大地をつかんで生きているということにひどく感動しました一緒に行った代表は女性二人に囲まれて、両手に花(私は違うかも?)気分を味わいたかったんだろうけど、結局女二人で話し込んでしまい、そっちのけ状態でしたなぁごめんね~代表でも、昨夜の呑みは久々に心を動かされた呑み会でした次の日の今日も何だか心にぽっかり穴が開いたようで多分、彼女は人を信用しないけど、でも人は好きなんだろうなぁそういう意味で彼女はとても人を惹きつけるんだと思うのですまた彼女に会いたくなっている自分に気づいて、ちょっとびっくりしっかし、今日はまたまた二日酔いで辛いのだ