上池台、いぶき野経由、南栗橋ゆき

１日遅れてしまったが、昨日(6/23)は、東北新幹線開業から２４年目を迎えた日であった。

「ひかりは、西へ」のキャッチフレーズで、東海道・山陽新幹線は岡山・博多へと延伸する一方で、全国新幹線鉄道整備法に基づく新幹線鉄道として初めて建設された「東北新幹線」は、昭和４６年（1971年）１１月から起工されたが、２年後のオイルショックでの建設費高騰による建設一時中断や、東京側での用地買収に時間を要し、始発駅を大宮として、大宮－盛岡間が開業したのが、昭和５７年（1982年）６月２３日であった。

その後、昭和６０年（1985年）３月１４日に大宮－上野間が開業、平成３年（1991年）６月２０日に上野－東京間が開業し、東京－盛岡間の営業運転形態となった。

東北新幹線用に導入された２００系新幹線電車。導入当時はクリームに緑色の帯の塗装であったが、リニューアル工事により、塗装変更・座席交換などが行なわれた。


東海道新幹線１００系と同様に、２階建てグリーン車も連結されていた時期があった。（現在は全廃）


東北新幹線では、一時期「トレインマッサージ」という、ユニークなサービスを行なっていた。２階建てグリーン車の１階普通座席個室部分を改造してマッサージルームとし、列車走行中に「てもみん」マッサージが１５分１，０００円で提供されていた。一度、体験してみたかったが、該当列車の「やまびこ」が１日２往復しかなく、同じ時間帯を走る「はやて」の方が速くて便利な列車であったため乗る機会を逃したまま、平成１５年１１月末にて営業を終了した。

非営業列車で撮影した、トレインマッサージの案内板。


平成１４年（2002年）１２月１日には、盛岡－八戸間が開業。現在、東京－八戸間は最速２時間５６分で運転する（はやて２・３３号）。

現在、八戸－新青森間が建設中、かつ、青函トンネルの新幹線対応工事も今年度から開始された。
近い将来、東京－札幌間が乗り換えなしで、新幹線で直結される。