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カテゴリ:サッシの性能
おはようございます、
紙太材木店の田原です。 台風の動きが気になります。 数年前にも何周か続けて台風が接近したことがありましたが 台風養上(足場に取り付けてあるあるネットを片方に寄せて縛る)と その復旧でてんやわんやになったことを覚えています。 19号が日本の遥か彼方で逸れてくれることを祈るばかりです。 さて、 サッシのお話 前回のブログでは前置きが長くなってしまって 本題にたどり着けませんでした。 冬に暖房して家を温めると その家から逃げていく熱は 床、壁、天井(屋根)、換気、窓(サッシ)から 逃げていきますが その半分はサッシから 20畳のLDKで暖房しても ほぼ同じように暖かさはいろんなところから逃げていきます。 でもサッシから半分と覚えておくと サッシの重要性がわかります。 YKKが出しているAPW430のカタログ サッシの性能はいくつもありますが (耐風性、気密性、水密性、遮音性、断熱性etc) 住宅中級者の方(既にいろいろご自分でお調べになってる方)に見ていただきたいのは 熱貫流率 上のYKKのカタログにも大きく 熱貫流率 0.91W/m2・K(日射遮蔽型)と出てます。 これは 1時間あたり 1m2あたり サッシの内側と外側で1度の温度差があるとき どれだけ熱が逃げていくかを示したもの。 真冬に外が1度、室内が20度として 幅が1.6mで高さが2mのサッシなら 窓面積は3.2m2 これで計算すると 0.91(熱貫流率)x3.2(窓面積)x19(温度差)x1(時間) =55.3w この窓からは1時間に55.3wの熱が逃げていくことを示しています。 夕方帰宅してから寝るまでの 6時間なら 55.6x6時間=331.8w 家中の窓の面積を足したら32m2つまり10倍の面積なら 331.8x10=3318w=3.3kw 20度の温度を維持しようとすると サッシから逃げていく熱の対策として 3.3kwの熱を何らかの方法で入れる必要があります。 APWなのでこれぐらいの数値で済みますが 美濃地方で一番売れてるペアガラス、 デュオPGだと熱貫流率は4.65 4.65/0.91=5.1ですから 3.3kwの5.1倍で16.8KW 6時間でこれだけの熱を入れる必要がありますから 16.8/6=2.8 ちょうど定格能力2.8kWのエアコン1台をいれておく必要があります。 もちろん家からは先ほどお話ししたように 床、壁、天井屋根、換気でも熱が逃げていきますから それぞれからどれくらいの熱が逃げていくか 計算して暖房器具の能力を見極める必要があります。 ようやくここで本題 で カタログの熱貫流率は本当に正しいのか? 上の計算も YKKのAPW430で0.91 デュオPGで4.65と計算してますが 本当かなぁ 今までメーカーのカタログ数値には辛酸を舐めてきましたから 素直に信じることができません(^_^;) ということで 検証ですが 本日は時間が尽きてしまいましたm(._.)m 最近なかなか早く起きれなくて・・ 続きは次回 乞う、ご期待! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014年10月08日 08時01分47秒
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