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ケヤキの木の下で            岐阜/愛知   自然素材でZEH READYの家

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2014年10月22日
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カテゴリ:サッシの性能
おはようございます、
紙太材木店の田原です。

10日ほど前は台風の暴風雨圏内に入っていたのに
一昨日はエアコンで暖房していた美濃地方です。
朝の最低気温も10度を割ってましたから
それなりに寒いのですが
台風が過ぎて1週間で暖房は人生初の体験でした。

我が家のように築100年ほどの家なら仕方がありませんが
ここ10年以内に造られた家で暖房されたとしたら
その家の断熱性能には眉に唾を付ける必要があります。

恐らく、多くの家で暖房をしていたと思いますが・・・
2020年には断熱性能の基準が義務化されますから
ひょっとして、一昨日暖房していた家は
既存不適格の家になるかもしれません。


さて、先日Lixilの担当者が
新しいサッシの商品説明に来ました。

2014-10-21 013.JPG
従来のLixilのサッシのカタログには熱貫流率などいくら探しても出てませんでしたが
このカタログには一番目につくところにデカデカと出てますね(^_^)

来年1月に発売する高性能サッシERSTERXの事前説明ですが
発売の2ヶ月以上前に商品説明に来るのは初めてのこと
Lixilもそこそこ気合が入っているようです。


三協はスマージュ
YKKもAPW430といった高性能サッシを出しています。

Lixilは最大手ながらいつも後出しジャンケン
この体質をいつもいじっているのですが
なかなか治りません(^_^)
本来なら業界のリーディングカンパニーなのですから
リスクを負って最初に出すべきところ
同業他社の動向を見てからというわけです。
戦略と言えば聞こえがいいのですが
日本の窓の新しい時代を先頭に立って切り開いていくという気概が微塵も見られません。

いきおい、担当者にはそのような話からはいりますから
少々居心地が悪いようですが
それでもご覧の写真のような性能のサッシですから
私の辛辣な言葉にもメゲズ明るい顔をしておりました。

「それでも田原さん、性能のいいサッシはいいですよ」
とこちらの思いを見透かされています。

そんなこと、言われんでもわかっとるわ。

性能的にいいのはOK
後はコストパフォーマンスや納期
ざっと聞いた説明だけでは判断しかねるところもあり
結論は実際に販売されてからになりそうです。

ちなみに他の工務店や設計事務所の反応を聞くと
実はうちが初めてでまだ全く回っていないとのこと
最初に来たのはLixilに
いつも辛辣なことを言っていたからかもしれません。

シャノンは北海道という地域ブランド的なところがありましたが
これで三協、YKK、Lixilと日本の大手サッシメーカー3社の
高性能サッシが出揃うことになります。
どの社も見据えているのは2020年の省エネ基準の義務化

「窓」後進国ニッポンの汚名を返上できるかは
ひとえに実務者の意識と消費者の支持

Lixilの担当者に岐阜で一番売れてるのはまだデュオPG?
と聞いたところ昨年からサーモスになったとのこと
少しづつですがいい方向に進んでいるようにみえますが
Low-Eのペアガラス、アルミ樹脂複合のサーモスの熱貫流率は3.49
アルミだと4.07ですから
道のりはまだ遥か先と言っていいでしょう。
日本の窓の性能の最高基準が韓国や中国の最低基準と同じなのですから。

お上の基準なんてあてにはなりません。







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Last updated  2018年03月21日 21時28分34秒
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