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ケヤキの木の下で            岐阜/愛知   自然素材でZEH READYの家

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2015年12月02日
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カテゴリ:サッシの性能
おはようございます、
紙太材木店の田原です。

美濃地方(川辺町)
最近はほぼ毎朝3度程度で
なかなか氷が張ってくれません。
あと一息のところです。

ということで
今年の冬もようやく寒くなってきました。

寒さ対策の第一はサッシ
アルミのペアガラス程度では
話になりませんと
これまで何度もお話してきました。

しかし
これってなかなか伝わらないんですね、

暖かい家がいいけど
どうしたらいいかよくわからないというのが実態かもしれません。

断熱材はきっちり入っているし
サッシもペアガラス、
担当の営業さんもこれで十分です。
10年前に比べたらとても暖かいですよ、
今は断熱性についても国の基準がありますから・・・・
なんて言われると
それであったかい家に住める気になります。


さて、いま日本で最高クラスのサッシYKKのAPW430
サッシの性能は数値で確認します。
Uw値と言います。
(熱がどれだけ通っていくかを表した数字)

2015-12-02 (1).JPG

カタログ表記はご覧のように0.91
でもいろんなサイズのサッシがあるわけですから
皆同じではありません。
カタログにはその中で一番いい数字出てきます。

というわけで
こんな表が作ってあります。

Baidu IME_2015-12-2_7-14-30.jpg


ここから本題(^_^)

先般、西方先生が中国へ行ってサッシメーカーを視察してきたとFBにありました。
中国メーカー、Uw値が0.8程度のサッシをガンガン作っているとか
そしてなんとYKKがUw値0.8のサッシを販売している。

・・・・

YKK
日本より性能の良いサッシを中国で売っているんですね。
日本国内ではそれより性能の劣っているサッシを売ってることになります。

なぜなら、
消費者がそれを望んでいるから
としか言いようがありません。

YKKはAPWフォーラムをここ数年開催して
工務店や設計者に対して
啓蒙活動をしてなんとか
サッシの性能の大切さをわかってもらおうと努力しています。
(Lixilは?ですが)
しかし、実務者でさえその理解は牛の歩み
まして一般の方はサッシが家の断熱性(暖かさ)に及ぼす影響の大きさを
ご存知ない方が大半
なんとなくという理解の仕方ではなく
きちんと数字で理解しなければ
これからも中国より劣っているサッシを売りつけられることになります。

さて、私はUw値0.8とか0.9とかという話をしてますが
一般的に国内で売られているペアガラスのサッシは

「サーモス2‐S」次世代省エネルギー基準3地域以南適合
・高断熱複層ガラス入り仕様:H-4等級相当※ 
熱貫流率2.91W/(m2・K)

・一般複層ガラス入り仕様:H-3等級相当※ 
熱貫流率3.49W/(m2・K)

サーモス2-Sでも高断熱複層ガラスで2.91
一般的なペアガラスでは3.49

家の暖かさの50%はサッシから逃げていきます。
暖かい家にしようとするなら先ずサッシの性能を上げることにつきます。

日本で一般的に流通しているサッシの性能は
世界標準の3分の1程度の性能しかありません、
価格は世界トップクラスですけど、
消費者の皆さんの意識が変わればもっと安くなります。






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Last updated  2018年03月21日 19時44分54秒
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