横浜中華街『四五六菜館・本館』でランチを食す
今日は珍しく、仕事で横浜の山下町へ。業務は午前中で問題無く完了し、折角来たからには美味しいランチでも食べたいなと身体が要求したもので、近くの中華街まで足を延ばして来ました。前々職の事務所が山下町に在った関係で、当時のランチタイムは大半が中華街でした。遊び人の上司と共にかれこれ70店舗は制覇したと記憶していますが、結論としては大手の老舗が一番無難な料理を提供してくれましたねえ。路地裏の怪しげなお店も何度か体験しましたが、何れも満足するまでには至りませんでした。そんな訳で最初は聘珍樓を目指したものの、時間帯からして行列は必至。よって市場通りの四五六菜館・本館に行きました。一人から受付可能のランチコースが食べられる店を探した結果です。こちらのオーナーシェフ孫関義さんは、嘗てテレビ番組「料理の鉄人」に出演されましたね。「まながつお」対決で、結果は惜敗でした。予算ギリギリの2,500円コースにしました。一人で写真を撮るのは気恥ずかしかったのですが、幸いにも一番奥のテーブルに案内されたので携帯カメラでパチリ!1皿目は「自家製チャーシューとネギの前菜」。甘味噌仕立てでまずまず。前菜を食べ終えたところで、デザートを除く6皿が一挙に供されました。しかし何というボリュームだろう!何とか食べ終えましたが今夜の夕食は中止だなあ。こちらは2皿目「芝エビのマヨネーズ和え」。肉厚でプリプリの海老!付け合わせのパイナップルが絶妙にマッチ。3皿目「イカのピリ辛炒め」。オイスターソースとイカの相性は最高ですね。4皿目「豚肉と季節野菜の玉子炒め」。少々醤油の味が強いか。5皿目「フカヒレスープ」。私は余り固執しない食材のフカヒレは微量でしたが、結局これが一番美味だったかな?6皿目「四五六特製焼売」。肉がぎっしり入ったシューマイでしたが、私は崎陽軒のシウマイの方が好きですねえ。7皿目「チャーハン」。残念なことに、この皿はひどかった!米の質は悪く、パラパラと言うよりもパサパサ。味付けもサッパリで、無理やり胃袋に押し込みました。素人の私でも、もっと上手に作れます。炒飯だけは単品で頼むべきでしょうね、流石にサービスランチのようには手を抜かずに作るでしょうから。うーん、惜しいなあ。8皿目「本日のデザート」。風味豊かな杏仁豆腐でした。最後はサービスのホットコーヒーで締めました(アイス不可)。以上、税込2,500円。炒飯を除けばお値打ちのコースと言えましょうか。平日限定ランチみたいですのでご注意下さい。なお、写真にもあるように店先の看板では「Cセット・ランチ」と銘打ってありましたが、ホームページでは炒飯を除く7皿で「平日限定のお得なミニコース¥2,500」(+300円で炒飯付き)となっています。たまたま今日が炒飯サービスデーだったのかどうかは判りませんけれども、間違っても300円を追加されませんように。単品の炒飯、麺類、ご飯もの等を追加してコースを組み立てられた方がベターでしょう。会計を済ませて店を後にすると、向こう正面の天津甘栗屋の兄ちゃん姉ちゃん達が、強引に甘栗を試食させようと立ちはだかって来ました。「甘栗安いヨー、買って行ってヨー!」と執拗に連呼されたものの、余りにも不躾な振る舞いにカチンときて、毅然としてお断り。初めての方はこの連中にもご注意を!午後からは顧客回りでしたが蒸し暑くてやりきれませんでした。中華料理でスタミナをつけたお陰で、行き倒れせずに済みましたが。今度は妻と出かけて来ましょう。それではまた。