紐育滞在記・その6
【前項の続き】GRAND CENTRAL TERMINAL "Cellar-Dinning Floor" - OYSTER BAR Main Concourse, GRAND CENTRAL TERMINAL 巨大なコンコースと建築美、装飾を楽しむ。 その入り口と店内(奥はバー・カウンター)その地下に潜り、ランチにしてはちょっと違うかもしれないが、念願のオイスター・バーへ。雰囲気があり、老舗の洋食屋という感じ。少し歩き疲れていたので、自分の希望でテーブル席にしてもらう。(友人はカウンターで食べるのも目的であったみたいだが、申し訳ない。小学生の頃、アメリカ横断ウルトラクイズで見た、牡蠣をバーでマシンガンのように喰う、というのもいつか挑戦したい。)サービスとしては、目が合えば、テーブルまで来てくれるし、反応もよく、先日の ESPNスポーツバーに引き続き、店員の質にホッとさせられる。しかし、ちょっとオーダーを取るのに急かされすぎのような気もするが。ちょっとカトリーナの後でもあり、質の問題とそもそも食べることができるかと心配したが、牡蠣はありました。(被災者を邪険にしているわけではありません。m(_ _)m そもそも至る所に募金箱があり、ヤンキース・スタジアム、ヤンキース・ショップ、メイシーズ、ブルーミングデールズなど素性がはっきりしていて、"For Nations!"なんて書かれていたときには、少しずつカンパしてきました。)さすがに牡蠣という生鮮食料品を扱っているだけあり、A3版のリストも日付入り。なので、毎日仕入れなどに応じて印刷しているものと思われ。というわけで、記念にもらってきました。(^_^;なんと言っても、どちらかというと欲しかったのは、裏のワインリストの方。ナンバリングが999まであるので、それだけの選定をしているということと、飛び番なのでその中からその日に出せるモノを印刷して出してきているように見える。閑話休題。じっくりとワインリストを見ていたかったが、急かされているような感じも受けるので、とりあえずワインは適当にして、注文にする。品種で30種弱の生牡蠣がある。店員さんのお薦めを一つずつ選んで、後は友人に勧められたMANHATTAN CLAM CHOWDERを食べることに。 食べたの・牡蠣数種 $1.85~2.55/PIECE (ごめんなさい、産地は忘れました。印象に残っているのは、"TOMAHAWK, MASSACHUSETTS"。小振りですが、爽やかでしつこくない味。なるほどコレなら、バーでマシンガンでバクバク食えます。)・MANHATTAN CLAM CHOWDER, $4.75 (友人によるとニューヨークでクラム・チャウダーを頼むとこのトマト・ベースが出てくるらしい。絶品!! クリーム・クラム・チャウダーを食べたいときは、"New England Clam Chowder"をオーダーのこと。)・RICE PILAF $4.25飲んだの ・SPARKLING, J 1999 - Russian River Valley, Sonoma, $11.25/GLS・CHARDONNAY, Costello 2003 - Napa, $10.00/GLS牡蠣は前述の通り、すいすい入る。一人だったら、もっと食べていたかも。ワインも敬意を表して、アメリカものを。ワインの爽やかさと牡蠣の味と添えたライムの味がマッチして、おいしゅーございました。さて、ワインリストは、SPARKLING, CHARDONNAY, SAUVIGNON BLANC, RIESLING, VIOGNIER, CHENIN BLANC, WHITE PINOTS, OTHER WINE, SAKE, SHERRY, CABERNET SAUVIGNON, MERLOT, ZINFANDEL, PINOT NOIR, SYRAH/SHIRAZ, CABERNET FRANC, OTHER REDS, PINK WINE, DESSERT WINE, PORT・・・と、品種別、種類別に書かれているので、日本人には選びやすいリストになっているのではないでしょうか。コレとは別に、BEER ON DRAUGHT, BOTTLE BEERS OF THE WORLD(KIRINあり、"ICHIBAN"とは「一番搾り」!?), SUMMER WINE SPECIALSなんてのもあり、気軽に食べに来れそう。一度だけ覗いた、アトレ品川に進出したオイスター・バーよりはざっくばらんでそのさりげないところがステキ。品川は盛装しないと行けなさそうだし。 食事後は懲りずにまたまた、メイシーズへ。OYSTER BAR -【地下鉄】GRAND CENTRAL 42ST. - "S" 42ST. SHYTTLE - TIMES SQ. 42ST. - "1" BROADWAY/7 AVE. LOCAL - 34ST. PENN STATION - MACY'S最後のお土産タイムか。(^_^;先日の分にも書いたが、ここにはメトロポリタン美術館のお土産屋もあるので、友人の買い忘れ補充につきあう。しかし、昨日の買った商品を忘れたときにいた、おばさまにまた再会。顔を合わせたとたん、満面の笑顔で、「あ~、昨日の!」という反応で笑われてしまった。(^_^;(友人曰く、NYで知り合いできていいなぁ~、ってか!?)あと、なんとなく、「あなたは日本人に見えない」など言われたが、"Chinese? Korean? Philippines?"と訪ねて見るも、笑ってばかりで応えてくれず。・・・気になる~っ。「今晩がニューヨークでの最後の夜なんです。」と別れ際に言うと、「それは残念!また、いらっしゃい。最後の夜を楽しんでね。」と送り出してくれる。また来て、覚えてくれていると、うれしいけどなぁ。で、全館、ぐるっと小一時間冷やかして、いったん荷物を置きにホテルに戻ることにする。しかし、木製のエレベーターやエスカレーターが、いい雰囲気。まだ動くんだという感じとまるで昔の映画を見ているような感覚と。MACY'S -【地下鉄】34ST. PENN STATION - "1" BROADWAY/7 AVE. LOCAL - TIMES SQ. 42ST. - "S" 42ST. SHYTTLE - GRAND CENTRAL 42ST. -【徒歩】- E.42 ST. - LEXINGTON AVE. - SHELBURNE MURRAY HILLこの後は、最後の夜景をエンパイア・ステート・ビルから眺めるのとディナーに出かけることに。【徒歩】SHELBURNE MURRAY HILL - LEXINGTON AVE. - E.34 ST. - EMPIER STATE BUILDING 入り口の荘厳なレリーフ夜景に入ると、急に混み始め、エレベーターに行列ができるので夕方から行くことに。すんなりとチケットは買えたが、X-RAYやセキュリティ・チェックがある。こういうところが未だテロの驚異を引きずるアメリカらしい。というわけで、80階の展望デッキまでは上がれるが、86階の展望デッキは閉鎖中。地上約400メートルから見た風景はこんな感じ。↓ 【左】エンパイアから西側、ハドソン川とニュージャージと夕日【右】エンパイアから北側、MET LIFE BLDG. & CHRYSLER BLDG.夕日が落ちてきて、徐々に灯が点り、夜景に変わっていく様は圧巻。キレイに碁盤の目が見えてくる様や、ブロードウェイの灯りなど、大変きらびやか。ここまで来た甲斐があったというものです。しかし・・・こりゃ、周りもそうだけど、彼女と来るべきでしょう。(T_T)狭い上に、観光客も多く、至る所でいちゃついているので、夜景を見ているだけでもそういう光景が目に飛び込んできて、イヤになる。_| ̄|○また、この人混みではスリに注意というのも頷ける!?EMPIER STATE BUILDING -【地下鉄】34ST. HERALD SQ. - "R" BROADWAY LOCAL - TIMES SQ. 42ST. - 【徒歩】W.42ST. - 8th Ave. - W.44 ST. - BIRDLAND最後は、ディナーとジャズを堪能しに、ブロードウェイへ。 行ったのはバードランドという店。もともと、ハレームにあったものが移転してきたらしい。チャーリー・パーカーの愛称が店の名前になったらしく、50年代には巨匠を多く輩出したとか。Music Charge $30, Minimum Charge $10というわけで、ディナーをいただく。 340g SIRLOIN Steak とZinfandel & Shirazさらに肉をくらう、という感じ。ワインも美味しいし。(*^。^*)食事もガイドブックに載っているらしく、ここに来て一番の味をいただきました。焼き加減も良し。・・・やっぱり地球の反対側に来たんだもん、食事もちっょと豪華にね。これでチャージを合わせて、一人で$100は喰ったかも。今回は街歩き中にも、いろいろとジャズの店がどこにあるのかもわかったので、今度は別の店も行ってみたい。帰りは爽やかな風の中、ブロードウェイの劇場の建ち並ぶネオンの中とミッドタウンを歩いて、ほろ酔い気分、ゆったりと帰りました。【徒歩】W.44 ST. - TIMES SQ. - W.42 ST. - BRYANT PARK - E.42 ST. - LEXINGTON AVE. - SHELBURNE MURRAY HILL