左折ばかりは燃料節約？
おもしろいニュースを見つけました。結構いい話かも。ようするに、一筆書き、日本の場合は右折禁止で走り回ると・・・という話だよね。配送車「左折」を減らし、1万1400klの燃料を削減 【2008年1月15日／Matthew Phenix, WIRED NEWS [日本語版：ガリレオ-向井朋子／長谷 睦]】WIRED NEWS 原文(English)はこちら。 左折レーンで待機したり、左折の際に対向車がとぎれるのを待って停止しているのは、時間の浪費というだけでなく、危険でさえあるということは、誰でも知っているだろう[右側通行の米国では、左折は日本での右折に相当する]。 物流大手米United Parcel Service of America(UPS)社は、運転手の配達ルートから左折を排除しようという非常に緻密な取り組みを行なっている。これについての、Joel Lovell氏による素晴らしい記事が、『New York Times Magazine』に掲載されている。 同社は「荷物の流れ」を管理するソフトウェア・プログラムを使用し、9万5000台の配送車両について配達順序を前もって計画しているという。これは細かすぎて滑稽な作業のように思えるかもしれないが、その効果は驚異的だ。 Lovell氏の取材によると、UPS社では2006年、このソフトウェアのおかげで配達距離をおよそ4586万6000キロメートルも短縮し、燃料をおよそ1万1400キロリットル節約したほか、二酸化炭素の排出量もおよそ3万1300トン近く削減したという。 ここで、当然の疑問が生じる――こうした戦略でUPS社がこれほどの節約に成功しているのなら、一般の人がこの方法を試した場合、どれだけの効果が上がるだろうか？ もし各人が左折を少なくする(あるいは完全になくす)よう、出かける前に運転ルートをあらかじめ計画したなら、1年間の運転量でどのくらいの燃料と時間を節約できるだろう？ さらには、左折待ちでイライラすることも減るのではないだろうか？ 『Slashdot』の記事を参考にした。
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