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カテゴリ:心理学
「出会い」への下心をもっていると…… 「この人と付き合うと得をしそうだから、仲良くしておこう」 そんな我欲を持て友人や仲間を増やしている人がいます。 しかし、たいての場合、そういう人たちの目的は達成されません。 なぜなら、多くの人が、欲の皮で顔が突っ張ったようなガツガツしているタイプの人とは仲良くなりたいとは思わないからです。 万が一、私欲をもって仲良くなれたとしても、当初のもくろみどおりに、何らかのメリットを得られるかどうかは、わかりません。 「あの人は大きな会社の息子だから、就職活動の時に口をきいてくれるかもしれない」 「あの人はずいぶんと稼いでいるらしいから、食事ぐらいおごってくれるかもしれない」 そんな都合のいい期待はあっさりと裏切られ、「こんなはずじゃなかった」ということになる可能性も高いのです。 「この人と付き合うとメリットがありそう」という理由で、人とのご縁を作ろうとしても、実際にはうまくいかないのです。 それよりも、 「せっかくだから、たのしい時間を過ごそう」 という純粋な気持ちで接したほうが、後々良いお付き合いにつながり、結果的にメリットが得られることが多いのです。 出会いのシーンに限らず、他人と付き合うときに得をすることばかり考えていると、周りから人が離れていきます。 そのような気持ちは、言葉や態度で周囲にも伝わるからです。 相手からもらうことばかり、考えるのはやめにしましょう。 「高いお金を払って異業種交流会に行ったのに、仕事につながる人脈ができなくて損をした」 などと考えているようでは、心はマイナスのエネルギーが増えるばかりです。
【折れない心をつくるたった一つの習慣】心理カウンセラー上西 聰著/青春出版社 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
September 20, 2024 07:27:22 PM
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