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ドイツでマルチリンガルを育てる

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2013年03月15日
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先週、Deutsche Schuelerakademie というサマーキャンプの申し込み要綱が届いた。かなり分厚いパンフレットだった。いろいろなコースがあって、選択するようになっている。惠子は、夏休みの予定を既に立てていたので、参加できるのは、BASFという化学会社が主催のコースだけ。ところが、開催要項が届いて、参加条件をみてみたら、なんと、16歳以上、となっていた。BASFのコースだけは特別で、参加できる人数も20人と少ないし、どうして参加したいか、なぜ、BASFのコースに自分がふさわしいと思えるのか、ということをA41枚にまとめて提出しなくてはいけない。惠子は、9月で16歳になる。1ヶ月違いであきらめるのはもったいない。如何に自分が優れているか、という理由をつければ、もしかして選んでもらえるかもしれない。とにかく、だめもとで応募してみよう、と思っていた。
昨夜、惠子が帰ってきた。応募締め切りは今日まで。オンラインでも応募できるので、今日の午前中、一緒に応募用紙に記入しよう、と惠子とは話し合っていた。
しかし、オンラインではBASFの参加に必要な自己PRを送れないので、事務局に問い合わせた。事務局では、16歳に満たない場合は、たぶん、いかなる理由があっても、選抜されないだろう、と言われた。BASFにも直接問い合わせたが、例外を設けるのは不可能と言われた。惠子の場合は、飛び級しているので、年齢制限にひっかかって応募できないことが今までもあった。翌年Abitur(卒業試験)をうける生徒が対象なので、来年は、惠子は、もうチャンスはない。
惠子はすごくがっかりしていた。

ところで、このサマーキャンプは、基本的には、学校の成績が優秀な子が対象になっている。理数系のプログラムが多いのだが、応募要項の質問事項がなかなかユニークだった。
まず、どの外国語ができる(読む書く聞く話す)か、と聞かれる。その次に、母国語は?という質問があり、その下に、更なる母国語は? とあった。惠子の場合、読み書きもでき、話すこともできるのは、ドイツ語、英語、日本語、そしてラテン語。外国語の欄にドイツ語という選択肢もあった。それで、マスターしている外国語は、ドイツ語、ラテン語、にして、母国語は、日本語、もうひとつの母国語を英語、と選択した。
どの楽器ができるか?という質問もあった。
また、コーラスの場合、どの音域(ソプラノ、アルトなど)になるか?という質問もあった。なんでこんな質問が必要なのか、わからない。
悩みながら、選択したのに、結局は無駄になってしまった。

昨日の木曜日に、惠子は、全国外国語大会の2次試験を受けた。
2次試験は筆記。全国で、200人以上の生徒が2次試験に進んだようだが、惠子の学校では4人。2次試験の会場は、惠子の学校で、近隣の学校に通う子も一緒で、全部で10人の生徒が同じ会場で試験を受けたそうだ。試験は、途中、お昼休憩を挟み、計5時間。2ヶ国語で試験を受けるが、各自、選択言語はばらばら。惠子は、英語とラテン語で受験した。 まず、ドイツ語のテキストが渡され、15分間でそれを読み、各自、それぞれの言語でサマリーを書く、という問題があったそうだ。どの言語を選択していても、みんな同じテキストだったそうだ。テキストの内容もかなり高度だったようだ。

そのほか、「言語学」に関するテストもあったそうだ。パプアニューギニアの使用人口4500人の現地語を、例文を参考にして、文法的にそれぞれの選択言語で説明する、という問題。なかなか面白かったと言っていた。英語やフランス語がどれだけできるか、ということだけではなく、語学のセンスがどの程度あるのかを測る問題になっている。つまり、この外国語コンクールは、外国語検定試験とは違い、総合的に語学の学習能力をみているのだと思った。

今日は、ニコチャンのErgotherapieの2回目があった。
今日は、まず、AMIGO社の「Ohren Auf!」というカードゲームを使って、聴覚を鍛える練習をした。10種類の絵がかかれたカードが2枚ずつある。「猫」「かえる」「柱時計」「魚」「トライアングル」「汽車」「オートバイ」「犬」「太鼓」「鐘」の絵をみながら、まずは、それが何かをいって、どんな音を出すか言わせた。ニコチャンは、「鐘」がわからなかった。
そのあと、目をつぶり、先生が3種類の音を出すので、その絵カードを取る、というゲーム。その次は、メモリーゲーム。ニコチャンがカードをさす。先生だけがその絵カードを見る。先生が出す音を聞いて、ニコチャンはそれが何のカードかを覚えて、同じカードを探す、というゲーム。ニコチャンは、端から順番に音を聞いていくことをしない。いつもランダム。だから、同じカードを何度も指してしまうことがおこる。どんな作業をさせても、順番に・・ということをしない。いつも、自分がすきなところから適当にはじめる。もう少し、システマティックに物事を進めていくように指導する必要がある、と言われた。

にこちゃんは、Ergotherapieの環境に少し慣れてきたのか、今日は、じっと座ってないで、だらけていた。先生が、「次は、これをしよう。」というと、「何で、しないといけないの?」と文句を言っていた。

カードゲームの後は、工作。まず、自分の好きなモチーフを選ぶ。にこちゃんは、レーシングカーを選んだ。それをコピーして、次に、タイヤの色とかドアの色、窓の色、と、どこをどんな色にするかを決める。そこに、色紙を小さく丸めたものを貼り付けていく、という作業。今日は、色を決めて、タイヤの部分に貼り付ける黄色の色紙を丸める作業までした。紙を小さくちぎり、丸めるという作業は、手先を使うので、Feinmotorikを改善するのに役立つ、と言われた。
今日はここまでだった。
たぶん、来週はこの続きをするのだろう。

今までは、緊張していたのか、おとなしくて、先生の言うことにしたがっていたが、今日は、いすに座らずに立ったまま作業をしたり、先生の言うことを理解しているのかしていないのか、反応がいまひとつだっだり、Logopaedieの先生が、「いったん、セラピーを中断しましょう。」と言った理由が、よくわかった。





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最終更新日  2013年03月16日 13時04分02秒
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