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カテゴリ:マルチリンガルへの道
昨日、今日と、学校にはバスと電車で行った。本数が少ないので、30分以上前に着くか、授業に15分遅れていくかになってしまう。とりあえず、30分前に学校に着くほうを選んでいるのだが、そうすると、入り口の鍵が閉まっていて、外で20分ほど待つことになる。
車なら、7時15分ごろ家を出ても余裕でつくが、バスだと6時に家を出る。電車はそこそこ乗客がいるが、バスは、私の専用車みたい。乗降客がいないから、始発から終点まで乗っているのだけど、ほぼノンストップ。車内で20分ほど寝るのだが、この20分ですごくリフレッシュできるから、時間はかかるのだけど、車で行くよりバスで行ったほうが精神的に楽。バスは山間部の村を通っていくので、牛が寝ていたり、のどかな光景が広がっていて、東京出身の私が、こんな時間にこんなところでなぜバスに乗っているんだろう?と不思議な気持ちになる。 今日は、家に帰ってきたら、玄関前にどさっと新聞と広告の束が積み上げられていた。毎週水曜日は新聞配りの日。賢浩のバイトなのだが、夏休み中は恵子がかわりにしている。受験で恵子が出来なかったときがあり、その時は私がした。ちょっと恥ずかしかった。 しかし、今日は恵子は家にいるはずなのに、なぜ新聞を玄関前に放置したままにしているのか、理解できない。 奨学金の申し込みも今日中に郵送しろと伝えていたのに、机の上においたまま。 昨日、奨学金の問い合わせをしたら、「今頃遅いですよ。セメスターの始まる半年前に締め切りです。」と言われてあせった。半年前なんて、まだアビを受ける前。奨学金は行き先が決まってから申し込むと思っていたのだが、みんな見切り発車しているのだろうか?事情を説明したのだが、「今年は特に奨学金の申込者が多く、審査に時間がかかるので、受理されるのは1年後になるかもしれない。」と言われた。そんなことってあるの?? とにかく、そういうことで、一日も早く送る必要があったのに、何にもしていなかったのかったので、腹が立った。 半日家にいて何をしていたのか!と文句を言ったら、「部屋探し」と言われた。 奨学金申請には、自分の口座の残高証明が必要で、それをもらいに、午後恵子と銀行に出向いた。みちすがら、恵子が、「外国語大会のことだけど、火曜日の夕方に現地(ケルンの近く)につく必要があって、金曜日の午前中に現地を出ることになるけど、スイスからの往復切符を買うべきだよね?」と言った。 「えっ? 外国語大会に出場する気なの? 始まって早々、1週間近く講義を休むのはあまりいいことだとは思わないけど・・・語学よりほかに勉強することがあるでしょ。」といったら、「でも、いい成績の子は、奨学金がもらえるんだよ。この大会は、中国語大会とは全然規模が違うんだよ。」と出場する気満々。最終日のパーティーには、政財界、マスコミ関係者も来るし、司会はテレビ局の本職の人がするそうだ。プログラムの中に、大臣や企業経営者、大学関係者との討論会(?)のような企画があり、大会参加者も2名参加するらしいのだが、その2名のうちの1名に恵子は指名されたようだ。ものすごく喜んでいた。 この大会は、2つから4つの外国語の能力を試される。恵子は、ラテン語、英語、中国語、日本語で挑戦する。でも、絶対に、「あの子は、お父さんが香港人、お母さんが日本人、家では英語もしゃべっているし、日中英はできて当然でしょ」と陰口をたたかれるのが、目に見えている。だから、私としては、もうそんなに語学に力をいれなくていいから、大学生活を頑張って欲しい、と強く思う。恵子が漢字の練習を一生懸命しているのを見ると、そんなことよりほかにすることがあるんじゃないの?と思ってしまう。 家探しのほうは、5件ぐらいメールを送ったが、返事をくれたのは1件だけで、今週の土曜日に見に来てください、という返事だったそうだ。しかし、今週の土曜日は、友達のお兄さんの結婚式で、バイオリンを演奏するので、無理。明日も、そのためにバイオリンの練習をオルガン奏者の人の家でするらしい。友達の結婚式なら話はわかるが、友達のお兄さん、それもほとんど面識のない人の結婚式。「結婚式当日にはどんな格好をしていくの?」と聞いたら、「えっ? あー、考えてなかった。明日、聞いておく。」と言われた。なんだか、優先順位のつけ方が根本的に間違っているような気がする。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年09月04日 13時36分33秒
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