[奈良の古墳] カテゴリの記事

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  奈良市の古墳＝コナベ古墳＝

  ヒシアゲ古墳の南・ウワナベ古墳の西側に有るのがコナベ古墳です　ウワナベ古墳とそれほど規模は変わらないのですが・・・　ウワナベ古墳ほど周濠が大きくないので・・・少し小さく見えます　被葬者は不明ですが・・・宮内庁は磐之媛命を候補としています　ヒシアゲ古墳と一緒ですね　　築造時期はウワナベ古墳よりやや早い（古い）と考えられています　コナベ古墳の周りを歩いてみると・・・　いくつかの陪塚を見学できます　　場所などはこちら　　コナベ古墳

  2017年01月12日

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  奈良市の古墳＝ウワナベ古墳＝

  周濠がきれいな大型の前方後円墳　　佐紀盾列古墳群のもっとも東側・・・国道24号線脇に在ります　水鳥も・・・いつも気持ちよさそうに浮かんでます　周囲を一周できますよ　すぐ西側には航空自衛隊の基地が・・・戦闘機がたくさん置いてあります　（航空自衛隊奈良基地）　　　南側にある小さな祠は・・・祀られているのは　この古墳の被葬者は・・・仁徳天皇皇后の八田皇女とする説が有ります　八田皇女は磐之媛命がなくなった後に迎えられた皇后です　『ウワナベ』とは・・・「後妻」の意味があるのだそうですね　場所などはこちら　　宇和奈辺古墳　いくつかあった陪冢のほとんどは・・・国道建設の際に消滅しています　国道を挟んで東側にウワナベ古墳陪冢い号がかろうじて残っています

  2017年01月11日

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  奈良市の古墳＝ヒシアゲ古墳＝

  仁徳天皇皇后の磐之媛命の陵として宮内庁が治定している古墳です　全長219mもある前方後円墳です　後円部径124m・後円部高さ16.2m・前方部幅145m・前方部高さ13.6m　前方部に二重濠があり・・・珍しい　（内堀は・・・見えませんが・・・）　外堀は・・・睡蓮や菖蒲が咲きますよ　けっこうお散歩している人は多いですね　陵の東側の小道を進んでいくと・・・　小さな公園に複製埴輪が立てられています　平成5年に行われた橿原考古学研究所の調査で見つかった遺構です　さらに北へ進んでいくと・・・　後円部付近に陪冢とされる古墳が並んでいます　場所などはこちら　　ヒシアゲ古墳「磐之媛命陵」　・　平城坂上陵陪冢　ところで・・・ヒシアゲとは変わった名前ですね　この古墳がある場所は字（アザ）名が「ヒシゲ」と言うそうですよ

  2017年01月10日

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  奈良市の古墳＝鶯塚古墳＝

  若草山の山頂に有って・・・国の史跡（昭和11年に指定）です　　奈良市内を見渡せる絶景の地に築かれていますね　墳丘上に有る「鶯陵」の顕彰碑は　享保13年（1733）に建てられたそうです　　当時は仁徳天皇皇后磐之姫命の陵と考えられていたようですが　　誰の古墳かは・・・もちろん不明です　全長は103ｍの二段築成の前方後円墳「鶯塚古墳」です　前方部幅約50ｍ・後円部径61ｍ　葺石が施され・・・埴輪が墳丘をめぐっていたようです　柵がされたのは・・・戦後　その時に前方部から仿製内行花文鏡が出土したそうです　築造は5世紀初めごろ　　前方部のすそ辺りに・・・数基の陪塚と考えられる円墳や方墳が有ります　普段・・・皆さんがお弁当を食べたりしているマウンドです

  2017年01月09日

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  奈良市の古墳＝石のカラト古墳＝

  この古墳を初めて見た時（ずいぶん前ですが・・・）　こんな古墳が有るんだ・・・と　　びっくりしました　（古墳＝前方後円墳と思っていた・・・）　築造は8世紀初め推定されているので　古墳時代も終わり・・・奈良時代が始まる頃に造られた　石室は・・・飛鳥の高松塚古墳と同じ横口式石槨だったそうです　埋め戻しされているので・・・見れない　上円下方墳で　全体がふき石で化粧されています　国の史跡です（公園になっています）　別名をカザハヒ古墳とも言われます（カザハヒって何）　場所などはこちら　　石のカラト古墳

  2017年01月07日

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  葛城市の古墳＝三ツ塚古墳群＝

  風水思想の影響を受けた最古の古墳群だそうです　南阪奈道路の側道沿いに復元整備されています　が・・・今は・・・　ほとんど忘れ去られているのか・・・訪れる人も少ないようですね　11号墳の西側墳裾に接するところで　漆塗り革制袋が出土した時は　かなり注目を浴びた古墳群なんですが・・・　　　三ツ塚７号墳　と　三ツ塚７号墳石室内部　西群と東群に分かれますが　東群は南阪奈道路の建設に伴い消滅しました　７号墳だけ移築されています　　　三ツ塚１０号墳　と　三ツ塚１０号墳石室　見晴らしのいい尾根の上にではなく　急峻な丘陵の南斜面中腹に造られています　　　三ツ塚１１号墳　と　三ツ塚１３号墳　東群には　両袖式・片袖式・無袖式の横穴式石室や小石室・土壙墓などが分布していました　西群のものに比べ規模が小さくなっています　　　三ツ塚１４号墳　と　三ツ塚１５号墳　いろいろなタイプの石室が　見学できますね　石棺は・・・復元です　　　三ツ塚古墳群北隅の石室　と　三ツ塚古墳石棺　場所などはこちら　　三ツ塚古墳群

  2016年12月26日

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  葛城市の古墳＝夫婦塚古墳＝

  　木の根元に二つの石室が並んでいます　珍しい・・・双室墳です　とっても・・・たどり着くのに苦労します　なんで・・・こんなところに造ったのでしょうね　築造当初は　ちゃんと参道が在ったのでしょうが・・・　南阪奈道路の側道から南斜面を登って行きます　墳丘もほとんど無く・・・高所に有るのでとても見つけにくいです　　無袖式の横穴式石室で　幅1ｍ強の細長い石室がわずかな間隔で開口しています　土砂が多量に入り込んでいるので　中には入れません　　100ｍほど東に・・・もう一か所（偶然・・・見つけました）　石材が露出している場所が有ります（墳丘は無いです）　でも・・・ほとんど埋まっています　すぐ横に狐穴が開いているので　もしかしたらこれも双室墳でしょうか？　　場所などはこちら　　夫婦塚古墳

  2016年12月25日

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  桜井市の古墳＝ムネサカ古墳＝

  　久しぶりにムネサカ古墳へ行ってみました　とても立派な石室で　県の史跡に指定されている古墳です　熊笹がすごくって・・・・　腰の上まで茂っていて・・・山道も無くなっていました　見つけるのに苦労しました　以前・・・訪れた時の記憶をたどりながら　熊笹をかき分けて・・・　　　　土砂の流入が・・・多くなっているよ　径45ｍの円墳だそうですが・・・かなり墳丘も崩れてきているのかな　　相変わらず・・・みごとな石室でした　もう一基　開口しているはずなんですが・・・　　もう・・・どこだかわからないです　　　運送会社さんの看板の下あたりに・・・説明板が有ります　　この辺りに進入路が有ったのですが・・・今は・・・無理・・・　　運送会社さんに声掛けして敷地から山内に入ります　　ここからの山道も・・・熊笹がすごくて・・・探索をためらいます・・・　場所などはこちら　　ムネサカ古墳　県の史跡なので・・・何とかもう一度進入路を　整備してもらえませんかね・・・おねがい

  2016年12月10日

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  明日香の古墳＝キトラ古墳＝

  　キトラ古墳周辺が公園として整備されました　2016.09.24　開園・公開です　墳丘は・・・UFO型にきれいに復元されてます　上段が直径9.4ｍ・高さ2.4ｍ　テラス状の下段が直径13.8ｍ・高さ90cmの二段築成の円墳です　国の特別史跡に指定されていますね　　　古墳の前（南側）はキトラ古墳を見ながら散策できる公園です　模型や星座図や乾拓板が置かれてます　古墳の西側・道路に面してにキトラ古墳壁画体験館が建てられています　期間限定（事前に申し込み）で本物の壁画が見れるそうですよ　　　1983年11月7日に石室内の彩色壁画に玄武が発見されて・・・騒がれましたね　発見された壁画は・・・後に作られた高松塚古墳ほど唐の文化的影響を色濃く残していないので　遣唐使が日本に帰国する704年以前の7世紀末から8世紀初め頃に作られた古墳であると見られています　内部には漆が塗られ・・・　東西南北の四壁の中央に四神の青龍・白虎・朱雀・玄武が描かれています　天井の中央には本格的な天文図が描かれています　　被葬者は誰か　天武天皇の皇子か側近の高官の可能性が高い・・・と考えられています　一帯が「阿部山」という地名から・・・右大臣の阿倍御主人あべのみうしという説　　と・・・高市皇子（天武天皇の皇子）・百済王昌成しょうじょうという説もあるそうです

  2016年09月22日

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  河合町の古墳＝佐味田宝塚古墳＝

  　佐味田宝塚古墳は牧野古墳の北東300ｍ程の所に有る前方後円墳です　佐味田宝塚古墳　ほのぼの公園への進入路沿いに在りますが・・・　牧野古墳の東（100ｍ程）にある2号児童公園（ねずみさん公園）を通って　森の中を抜けて行って方が行きやすいです　森の中に入ると・・・すぐに割と大きな円墳が見えます　（これは貝吹山2号墳です・径30ｍほど）　　貝吹山2号墳　と　佐味田宝塚古墳後円部墳丘　その先に宝塚古墳の後円部が有ります　墳丘にも登れますが・・・何も無いです　全長111.5ｍ・後円部直径60ｍの中型の前方後円墳です　「黄金山古墳」「コンピラ古墳」とも呼ばれるようですね　家屋文鏡かおくもんきょうと呼ばれる直径22.9センチの大型鏡が出土（宮内庁書陵部蔵）したことで知られます　参照；（宮内庁のページ）家屋文鏡　昭和62年に国の史跡に指定されています　築造は4世紀末から5世紀初頭頃　馬見古墳群では最も古い前方後円墳のようです　　佐味田宝塚古墳墳頂部　と　佐味田宝塚古墳図　後円部と前方部の間を抜けていくと少し開けていて　竹林が見えます　（これが・・・貝吹山古墳の成れの果て・・・全長100ｍほどあったらしいです）　（この古墳出土と伝えられる鏡7面が宮内庁に保管されているそうです）　そのさらに先のうっそうとした竹藪の中には陣ノ山古墳も有ります

  2016年07月09日

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  牧野古墳の石室見学

  　　　牧野古墳奥壁　と　牧野古墳石室天井　毎年５月の土日祝日に　広陵町にある牧野古墳の横穴式石室内が無料公開されています　ボランティアの方々が丁寧に説明してくれますよ　　　牧野古墳公園図　と　牧野古墳説明板　中に入るのは・・・今回初めてでした　（見学に行ったのは今年の5月8日です）　　それにしても・・・　でっかい石室ですね　　牧野古墳袖部　一度見学することをお勧めします　（広陵町役場に事前に申し込めば・・・5月でなくても見学できるそうです）　関連記事；牧野古墳　　　牧野古墳　と　牧野古墳開口部　

  2016年07月09日

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  豊田狐塚古墳

  　発掘された古墳の現地説明会に行ってきました　　豊田狐塚古墳の墳丘　場所は・・・天理市の北部　天理教会本部の北側の・・・小高い丘の上　昨年見つかった豊田トンド山古墳のすぐ近くです　奈良は遺跡好きの人が多いですね　新聞によると・・・７８０名ほど見学に来たらしいです　　現地説明会の様子　と　振り返るとトンド山古墳　この狐塚古墳は　トンド山古墳より・・・少し小さいようですね　江戸時代の終わりごろに・・・盗掘されているようですが　鏡や馬具なども見つかっています　（人だかりがすごくて・・・なかなか撮影できない） 　石室の玄室からは・・・少なくとも木棺が三つ　収められていたようですね　被葬者は・・・物部氏・・・かな？ 　ところで・・・この古墳は道路建設が始まったら　どうなってしまうのでしょう　久しぶりのお出かけでした・・・　入院していた父が在宅介護となり・・・今までのように　のんきに古墳探検・・・していられないです

  2016年04月10日

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  桜井市の古墳＝メスリ山古墳＝

  　全長全224ｍも有る前方後円墳です　メスリ山古墳前方部北側　なぜか・・・宮内庁は陵墓指定をしていません　これだけ大きいのですから・・・大王墓であることに間違いないのですがね　おかげで・・・墳丘にも登れます　（八阪神社境内から右手に廻りこむと登れます）　　メスリ山古墳後円部北側　と　メスリ山古墳八坂神社　　後円部頂上の中央が窪んでいて　天井石が露出しています・・・これが副石室です　　未盗掘だったそうで　多くの副葬品が収められていました　参考；邪馬台国大研究ﾎｰﾑﾍﾟｰｼﾞ 　メスリ山古墳石室天井石　　主石室石は竪穴式石室で　木棺直葬だったようです　　　メスリ山古墳後円部副室跡　と　メスリ山古墳後円部墳頂　場所などはこちら　　メスリ山古墳

  2016年03月06日

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  桜井市の古墳＝コロコロ山古墳＝

  　メスリ山古墳の前方部北隅に・・・移設保存された古墳が有ります　コロコロ山古墳開口部　元は・・・もう少し西に在ったそうです　（今は住宅が建っています）　フェンス越しに見学・・・と思っていたら　鍵はかかっていませんでした　説明板は・・・日焼けして・・・真っ白　（まったく・・・見えません・・・作り直してほしいですね）　　コロコロ山古墳　と　コロコロ山古墳石材　石室内に入ってみると・・・天井は・・・コンクリート　天井石は・・・無くなっているのですね　看板の後ろにある大きな岩が・・・天井石だったのかな？　　けっこう大きな石で築かれた石室です　　コロコロ山古墳石室袖部　と　コロコロ山古墳石室内部　墳丘の東隅にも小規模な横穴式石室が有ったそうですよ　場所などはこちら　　コロコロ山古墳

  2016年03月05日

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  明日香村の古墳＝打上古墳＝

  　石舞台古墳からそれほど離れていない場所に築かれていますが・・・　　打上古墳　見学に行く人は・・・ほとんどいません　なぜなら・・・とんでもない急坂を登って行かなきゃならないので　（最大斜度３５度以上有るかも・・・）　たいていの人は・・・あきらめます　細川谷の谷筋には・・・南斜面を中心に200基に及ぶ古墳があります　古墳時代の後期に属する小円墳が中心となる古墳群です　　打上古墳への登り口　と　打上古墳前　大きな石材があちこちに露出しています　　打上古墳途中にある巨石　と　打上古墳墳丘東側　打上古墳は・・・古墳群のもっとも西側に有ります　細川谷古墳群の中で・・・もっとも大きな石室を有する古墳　墳丘ははっきりしません　（径20ｍ程度の円墳だとされています）　打上古墳開口部　南向きの斜面に開口しています　入り口は狭いですが・・・石室内はけっこう広いです　両袖式の横穴式石室です　　打上古墳奥壁　と　打上古墳石室袖部　場所などはこちら　　打上古墳（細川谷古墳群）

  2016年03月01日

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  明日香村の古墳＝八釣マキト古墳群＝

  　７基の小規模な古墳群です　八釣マキト１号墳　正確には「八釣（東山）古墳群・マキト支群」です　（マキト支群は５基です）　そのうち２基が・・・小さな古墳公園として移築保存されています　元の場所は100ｍほど東・・・現在は畑地です　（古墳名のマキトは字名です）　　八釣マキト古墳群公園前　と　八釣マキト古墳群図　八釣の集会所のすぐ近く・・・垣根で囲われた公園に　足を踏み入れて・・・すぐ　足元に有るのが・・・　えっ・・・これ古墳　って・・・感じの四角く並べられた石　　これが４号墳の小竪穴系石室です　中にしっかり棺台と思われる石有ります　大きさからして・・・再葬墓のようです　　八釣マキト４号墳　と　八釣マキト４号墳石室　右手奥には・・・１号墳が保存されています　（径18ｍ程の円墳です）　天井石は玄室内に落下していたそうです　（今は・・・無いですね・・・）　土器類・装身具・武器など・・・たくさんの副葬品が出土したそうですよ　　八釣マキト１号墳石室袖部　と　八釣マキト１号墳説明板　場所などはこちら　　八釣マキト古墳群　もう一基・・・八釣マキト5号墳は飛鳥資料館前庭に移築されています　支群中最大の径22ｍの円墳です

  2016年02月29日

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  明日香村の古墳＝塚本古墳＝

  　かつては・・・石室石を利用して農作業小屋が建てられていたそうですよ　明日香塚本古墳小屋跡　現在は小屋も朽ちて・・・石室の一部が露出しています　石室全長12ｍ以上と考えられているので・・・かなり大きな石室だったようですね　　南東に開口する両袖式の横穴式石室です　巨石の２段組で造られています　玄室は長さ4.4ｍ・幅2.5ｍ程度　棺台を伴う家型石棺が確認されています　（蓋部分が羨道近くに放置されていました）　棚田百選に選ばれている稲渕の棚田に囲まれた・・・なだらかな丘陵斜面に築かれていて　　明日香塚本古墳遠望　と　明日香塚本古墳　とっても目立つ所なんですが・・・　現在は封土もなくなっていて・・・説明板も案内表示も無いので・・・　知ってる人に教えてもらわないと分からないかも　墳丘は・・・一辺の長さ約40ｍの方墳だったようです　石舞台古墳にも近く・・・墳丘が方形であることなどから　被葬者は蘇我氏の系譜を引く者ではないかと考えられます　　場所などはこちら　　飛鳥塚本古墳　塚本古墳のすぐ上にも・・・古墳状の高まりが有ります　

  2016年02月28日

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  桜井市の古墳＝高家春日神社古墳＝

  　高家の集落上方に春日神社が有ります　　高家春日神社へ　と　高家復元夫婦岩　登って行くと・・・途中に　消防団の倉庫脇に夫婦石が置いてあります　復元って・・・書いてあるので　どこかに本物が有るのかな　おそらく・・・古墳の石室材なんでしょうね　　高家春日神社からの展望　と　高家春日神社参道　神社の参道を登って行くと　（この参道・・・とってもわかりずらいです）　素晴らしい展望が・・・いい眺めですよ　高家春日神社境内　神社の境内に石室が露出した古墳が有ります　　残念ながら・・・石室は完全に崩れてしまっています　封土もかなり流失してしまっていて・・・墳形は不明です　　高家春日神社古墳　と　高家春日神社古墳墳丘　　高家春日神社古墳石材　と　高家春日神社拝石　拝殿前の拝石は古墳の石材かな　場所などはこちら　　高家春日神社古墳

  2016年02月23日

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  桜井市の古墳＝長瀬薮１号墳＝

  　高家平野古墳から少し東へ行くと　なだらかな丘陵を利用した田んぼが広がっています　高家の田　ここで１００基ほどの埋没古墳が見つかっています　高家古墳群は、100基ほどの横穴式石室墳の群集墳です　　1993・94年に土地区画整備事業に伴う発掘調査（長瀬薮古墳群の東側）が行われました　　水田下に埋没した27基の古墳が見つかっています　築造は6世紀末～7世紀中葉のものがもっとも多く見つかっていますが、一部7世紀後半の古墳も含まれています　水田の造成で天井石が失われていましたが、殆ど径10ｍ前後の円墳です　出土品は土器の他、木棺に使われていた鉄釘が一番多く、他には耳環・鉄刀・棺座金具などが見つかっています 　　　発掘調査後に・・・埋め戻しされていますが　川沿いに見学できる古墳が有ります　以前は長瀬薮古墳群と呼ばれていた古墳群の一基です　　長瀬薮古墳への畦道　と　長瀬薮１号墳へ　藪の中へ入って行くと・・・すぐ左手に古墳の説明板が有ります　　長瀬薮１号墳　高家地区の中央部・標高200mあたりの米川の開析した河岸段丘上に位置し100余基に及ぶ高家古墳群の盟主墳といえる古墳。　一辺が約14m、高さ4mの方墳で、西に開口する横穴式石室をもつ。　全長10.9m、玄室長約6m、幅2.5m、高さ1.4mを測り、大型の花崗岩を積んでいる。　石室の構造から、６世紀後半代の築造かと考えられている。 桜井市教育委員会　　長瀬薮１号墳　と　長瀬薮１号墳開口部　開口部の高さが50ｃｍほど・・・しかないので　中に入るのは・・・ためらわれますが　玄室は・・・かなり広いです　（説明板では高さ1.4ｍとなっていますが・・・2.4ｍの間違いかな）　　　　長瀬薮１号墳玄室内　と　長瀬薮１号墳袖部　高家は・・・飛鳥・藤原京から近く　都の官人層や安部寺との関連が指摘され・・・阿部氏の奥津城とも言われています　藪の東側に小さな果樹園が有ります　石材が露出しているので行ってみると・・・石室が残っています　12号墳かな？　　長瀬薮１２号墳？　と　長瀬薮１２号墳石材　　長瀬薮１２号墳石室内　と　長瀬薮１２号墳石室　周りを見渡すと・・・いくつか古墳状の隆起が有ります　長瀬薮の古墳　場所などはこちら　　 長瀬薮1号墳

  2016年02月22日

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  桜井市の古墳＝高家平野古墳＝

  　高家集落からは・・・真北に箸墓古墳が見下ろせます　そんな場所の道路脇に　１０体のお地蔵さまが並んでいます　向かい側に・・・　高家平野古墳　天井石を失い・・・道路で一部破壊された横穴式石室が露出しています　平野古墳古です　（石室全長9.3m、玄室長4.1m・幅2.6m・高さ2.5m、羨道長5.2m・幅1.6m・高さ1.7m）　両袖式で・・・南西に開口しています　（6世紀後半の築造）　羨道途中に段差があるようです　　説明板には「墳丘は水田の下に埋没 ・・・」と書かれているのですが　どういうこと　他の場所から移築復元されたのでしょうか　　そういえば・・・遺跡地図にはこの古墳が示されていませんね　　高家平野古墳石室袖部　と　高家平野古墳前のお地蔵さま　場所などはこちら　　高家平野古墳

  2016年02月21日

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  御所市の古墳＝石川古城１号墳＝

  　横穴式石室が有ることが知られている古墳ですが・・・　石川古城１号墳前方部　場所がわかりずらい古墳です　尾根上にある小型の前方後円墳です　後円部頂の南側に窪みが有り・・・小さな穴が開いています　中は・・・覗いてみても何も見えません　横穴式石室が在ったようですが・・・墳頂も窪んでいて石室が残っているかは不明です　　石川古城１号墳開口部　と　石川古城１号墳後円部　期待して訪れたのですが・・・はずれでした　　周りには破壊された古墳が点在しています　ここは中世の城跡なのでしょうか？　　石川古城古墳群　と　石川古城古墳石材　場所などはこちら　　石川古城1号墳≪再訪≫　それから・・・山中はイノシシの水浴び場たくさんあるので　古墳探検の際は・・・ご注意を　　　

  2016年02月16日

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  御所市の古墳＝九品寺裏山古墳＝

  　吐田平古墳群へ向かう途中に有る古墳群の一基　九品寺裏山古墳　大きく盗掘を受けて窪地になっています　石材が数個並んで有りますが・・・左の側壁の一部のようです　　九品寺裏山古墳堀池　と　九品寺裏山古墳前　こういう山の中の破壊されてしまった古墳って　一攫千金を狙って・・・盗掘されたんでしょうね　中世に城を作るために　石が集められた・・・って聞いたことも有りますが　 　駒形大重神社の参道脇から登って行きます　墓地のすぐ先に「堀池」と名前がついている池が有ります　西端から藪の中へ入って行くとすぐに左手に・・・数基の破壊された円墳が見えます　その古墳たちを乗り越えて池畔を進んでいくとミツバチの巣箱？が二個有ります　これが・・・九品寺裏山古墳のようです　行き方を書きましたが・・・たぶん誰も行かないですね　池からさらに山道を先に進んでいくと　川沿いに・・・破壊されて石材が露出している古墳が三基並んでいます

  2016年02月15日

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  御所市の古墳＝吐田平古墳群＝

  　尾根伝いに築かれている20数基古墳群です　吐田平２号墳　２号墳と３号墳は横穴式石室が残っています　考古学者の網干先生が発掘された古墳です　（高松塚古墳を発掘された先生ですね）　２号墳の石室内には・・・　かつて古墳の前に立ててあった古墳の表示が・・・まとめて並べて有ります　　吐田平２号墳石室　と　吐田平３号墳石室　発掘当初は組合式石棺がそのままの形で残されていたそうですが・・・　心無い人が砕いて持ち出してしまったようです　現在は一部だけ残っています　（これ以上・・・荒らされないことを望みます・・・ね）　　吐田平３号墳　と　吐田平３号墳石棺材　３号墳は・・・２号墳より一回り小さいです　この古墳にも・・・　箱型石棺が蓋付きのまま・・・有ったそうです　　　吐田平３号墳　と　吐田平古墳群　１号墳も立派な古墳（木棺直葬か？）だったのですが　重機まで持ち込まれて・・・南北に分断状態　４号墳も墳頂に大きな窪みが有ります　号数が付けられているのは４基だけ　他にも二筋に分かれて尾根上に古墳が並んでいるのが見えます　　吐田平４号墳　と　吐田平４号墳盗掘坑　場所などはこちら　　吐田平2号墳　・　吐田平3号墳　途中には九品寺裏山古墳群が有ります　道なりに登って行くと・・・一件の農家が有ります　私有地なので・・・一声かけた方がよいです

  2016年02月14日

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  平群町の古墳＝七社塚古墳＝薬師塚古墳＝天王塚古墳＝

  　柿塚古墳の周辺には・・・古墳が点在しています　道を挟んで北側に有るのが　七社塚古墳です　七社塚古墳　「塚山」と呼ばれているようです　（この丘に2～3基あったようです）　南側が道で・・・大きく削られていますが　（径20ｍほどの円墳だったようです）　崖面に石材が見えているので・・・横穴式石室が在ったのかなと思います　　七社塚古墳壁面　と　七社塚古墳石材　少し道を登ったところに有るのが　（小さな森が見えています）　薬師塚古墳です　　平群薬師塚古墳墳丘　と　平群薬師塚古墳　かなり削られてしまっていますが・・・　かつて馬具や玉類が出土したそうです　薬師塚古墳の北側に天王塚古墳が有ります　（石床神社旧社地の南西丘陵上です）　平群天王塚古墳　横穴式石室が有るように遺跡地図に有るのですが　石材すら見当たりません　南側に盗掘坑のような溝が有りますが・・・　石室には届いていないように思えるので　埋まっているのかな

  2016年02月01日

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  平群町の古墳＝柿塚古墳＝

  　この古墳・・・とっても開口部が狭いです　　柿塚古墳袖部　と　柿塚古墳開口部　しかも・・・開口部前はほぼ崖状態　（開口部な南西側です）　一見・・・入れないんじゃないかと思うほどです　　数年前に訪れた時は　石室内に入るのは・・・あきらめました　（懐中電灯も持ってなかったし・・・ね）　何とか・・・足から滑り込むと　（石室は落ち込んでいるので・・・頭からるの危ないです）　中は・・・やっぱり真っ暗・・・　　柿塚古墳奥壁　と　柿塚古墳石棺　立派な玄室です　玄室は背の高い石室で・・・楽に立っていられます　石棺の基底部も残っています　（油断すると・・・こけます）　　出るのは・・・もっと苦労します　（一人の時はロープを垂らしておくと良いです）　（二人以上であれば・・・引っ張り上げてもらいましょう）　柿塚古墳墳丘　場所などはこちら　　柿塚古墳 [7C-22]

  2016年01月31日

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  平群町の古墳＝烏土塚古墳＝

  　自然丘陵を利用して築かれているように見えますが　（すいません・・・墳丘全体を写すを忘れました）　すべて盛り土されて築かれているそうです　（全長60ｍほどの前方後円墳です）　　烏土塚古墳説明板　と　烏土塚古墳登り口　西側に有る釣り堀側から墳丘に登れます　墳丘上は・・・とっても良い眺め　　烏土塚古墳後円部　と　烏土塚古墳前方部　後円部の先端（南側）に横穴式石室が開口しています　けっこう・・・でかい石室ですが・・・　鍵を借りてこないと・・・中へ入れません　（鍵は教育委員会(中央公民館)で管理されています［年末年始と祝祭日は貸し出し不可］）　側壁には斜格子文様が刻まれているそうですよ　石室は玄室幅に比して高さのある石室構造です　玄室長６ｍ・幅2.8ｍ・高さ4.3ｍ　羨道長8.2ｍ・幅1.6～1.9ｍ・高さ２ｍ　石棺が見えています　（二上山白色凝灰岩製の組合家形石棺です）　　烏土塚古墳開口部　と　烏土塚古墳石室内部　昭和46年7月30日に国指定文化財となっています　場所などはこちら　　烏土塚古墳

  2016年01月30日

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  平群町の古墳＝甑塚古墳＝

  　と～ってもマイナーな古墳ですが・・・　　甑塚古墳　と　甑塚古墳墳丘　この古墳が有る場所は・・・平群町越木塚　町の名前の由来となっている古墳のようです　甑はこしきと読みます　甑とは・・・調べてみると　「昔、強飯こわいい などを蒸すのに使った器。底に湯気を通す数個の小さい穴を開けた鉢形の素焼きの土器で、湯釜の上にのせて使った。のちの、蒸籠せいろう にあたる。」だそうです　墳丘は大きく削られていて・・・現状は古墳の形はしていません　南側に横穴式石室の石材と思われる石が二個露出しています　甑塚古墳石材　名前の謂れとなった古墳としては・・・ずいぶん哀れ　場所などはこちら　　甑塚古墳 [7C-84]

  2016年01月29日

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  平群町の古墳＝栗塚古墳＝

  　西宮古墳と谷を挟んで南西に円墳が見えています　　平群栗塚古墳北側　と　平群栗塚古墳南側　古墳の名称は明治26年～大正10年の報告文では無名ですが・・・　大正14年の資料では「西木塚」とされます　今は・・・栗塚・・・　栗の木でも生えていたのかな　　平群中央公園の南側にある住宅地の駐車場に保存されています　（生駒山地より西に延びる尾根の先端部分に築造されています）　径22ｍ・高さ約4ｍの円墳ですが・・・　墳丘の南側が削平を受けて窪んでいます　平群栗塚古墳露出石材　横穴式石室の石材が１個・・・露出していろのが見えますね　（もう一個左側にも有ります）　発掘はされていませんが・・・　　玄室と羨道の両側石下半部分は残っているようです 　場所などはこちら　　栗塚古墳　平群栗塚古墳遠景　昭和63年6月15日に平群町の文化財に指定されています

  2016年01月28日

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  平群町の古墳＝西宮古墳＝

  　平群中央公園内に石棺が残る古墳が保存されています　　平群西宮古墳　と　平群西宮古墳墳丘　墳丘は土嚢で固められて復元されています　（一辺約36ｍの方墳、二段のテラスを配して三段に築成されています）　もともとは墳丘全体に葺石が施されていました　（予算の関係で土嚢にしたのですかね）　昭和31年8月7日に県の文化財に指定されています　それにしても・・・玄室を築く大きな石材は見事です　（奥壁・側壁・天井石も一枚岩です）　　平群西宮古墳奥壁　と　平群西宮古墳石棺　よく見ないとわかりずらいですが・・・目地には漆喰しっくいが詰められています 　石室の床面には礫石が敷かれていますが・・・　この下には90ｃｍ角ぐらいの花崗岩切石が敷きつめているそうです 　残されている石棺は・・・なぜか？玄室と羨道の間に置かれています　（この石棺は、今の兵庫県から運ばれてきた石で加工されているそうです）　被葬者の候補として・・・聖徳太子の皇子・山背大兄皇子が挙げられているそうです　　西宮の名前は・・・聖徳太子にかかわるものですかね　平群西宮古墳開口部　この辺りは・・・弥生時代の集落跡も発掘されていて　銅鐸も見つかっているそうです　かって中世に「西宮城」も在った所です　　　平群中央公園内の谷を隔てた所には「下垣内城」が在ったそうです　（西宮古墳も曲輪の一つとして利用されていたらしい・・・）　場所などはこちら　　西宮古墳　西宮２号墳は寺の西側に在ったようですが・・・消滅していますね　一辺20ｍの方墳で・・・横穴式石室で組合式家形石棺が在ったようですよ

  2016年01月26日

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  平群町の古墳＝剣上塚古墳＝

  　この剣上塚古墳も・・・住宅地の間に残されています　剣上塚古墳　　竪穴系横口式石室を主体とする古墳で・・・　昭和63年6月15日に平群町の文化財に指定されています　墳丘の北側から登ることができます　（径約28ｍ・高さ3.6ｍの円墳）　生駒山地から東に延びる尾根の先端付近に造られているので　　けっこう・・・いい眺めです　（平群谷を四方に見渡すことができますよ）　　剣上塚古墳頂　と　剣上塚古墳頂より展望　ところで・・・竪穴系横口式石室って・・・なに　　横穴式石室が採用される前の段階の石室形態らしい・・・　竪穴系の埋葬施設に横口を取り付けた形・・・だそうです （長さ3.6ｍ・幅1.0ｍの玄室に、その半分ほどの幅の横口が西側に付いています）　（玄室には、長さ約3.1ｍ・幅0.9ｍの船形刳り抜き木棺が納められていた痕跡がありました）　（遺体の頭部から胸、腹にかけて水銀朱が厚く散布されていました）　（頭部側に人頭大の礫石２個が棺台として置かれていたことから、その台の上に木棺を据えた後に、石室を構築したと考えられています） 　（副葬品としては、頸甲・肩甲を伴う三角板鋲留短甲や古式の剣菱形杏葉、鉄剣・鉾・やじりなど）　明治32年の『名勝旧跡取調書』に　「口碑ニ傳フル所百余年前甲冑戦具等ヲ発掘シタル事アリト云フ」とあります　江戸時代後期頃に盗掘を受けているようですね　甲冑や初期の馬具が副葬されていたそうなので・・・　　被葬者は武人的な性格の持ち主だったようですね　剣上塚の名前も・・・剣が見つかったからかな　場所などはこちら　　剣上塚古墳

  2016年01月25日

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  平群町の古墳＝ツボリ山古墳＝

  　ツボリ山古墳の見どころは・・・なんといっても　　ツボリ山古墳玄室内石棺　と　ツボリ山古墳羨道部石棺　石室内に残っている二つの刳抜式家形石棺ですね　見るからに・・・やわらかい石で作られているのがわかります　（二上山の凝灰岩で作られたものです）　石室前にトタン屋根の覆屋が設けられ柵がされていますが・・・鍵はかかっていません　よく見えるので・・・中に入らなくてもいいかな　　この古墳は・・・住宅の間に保存されています　（生駒山地より東に延びる丘陵の南斜面に築造された古墳です）　一辺20ｍ程の方墳だと考えられていますが　宅地造成により・・・当初の姿を留めていません　場所などはこちら　　ツボリ山古墳　ツボリ山古墳開口部　昭和48年3月15日に県の史跡に指定されました　　古くから開口していたようで・・・副葬品は見つかっていません

  2016年01月24日

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  香芝市の古墳＝今泉古墳＝

  　竹林の中に残されている古墳です　今泉古墳開口部　立派な石室が有ることで知られています　平野塚穴山古墳を見学したら・・・のんびりとのどかな風景を眺めながら　ぼちぼちと歩いていくと良いですね　でも・・・竹藪を横切って行くので　とっても・・・見つけにくいです　場所などはこちら　　今泉古墳　南側には川が流れていて　谷のようになっています　円墳のようですが・・・　墳丘の西側に有るのは・・・前方部　そこに・・・小石がたくさん散らばっているのですが　葺石が施されていたのでしょうか　　横穴式石室は南東に開口しています　羨道部はほとんど破壊されているので・・・楽に中へ入れます　墳頂の封土は流失していて・・・天井石は露出状態です　　今泉古墳石室内と　今泉古墳　付近には他に古墳はないようです　それにしても・・・何故・・・こんなに見通しの悪い　とっても不便な場所に・・・・造ったですかね

  2016年01月19日

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  香芝市の古墳＝平野車塚古墳＝

  　平野塚穴山古墳から・・・東へ300ｍ程行くとフェンスに囲まれた古墳が有ります　　平野１号墳とも呼ばれる車塚古墳です　平野車塚古墳　大きく石室が開口していますが・・・見学不可　目の前に見えているのに・・・入れないのは　ちょっと・・・悔しいですね　以前は方墳と見られていました　平成11年の測量調査で径24～26ｍの円墳と推定　横穴式石室は南に開口・・・石室残存全長約9.2ｍ・高さ2ｍ　側壁は面の整った花崗岩巨石を横位に二段積み　奥壁は幅広の一枚巨岩上に左右各1石を積み上げてあります　天井石は2石　羨道は長さ5.7ｍ・幅1.8ｍ・高さ1.5ｍほど　平野古墳群中で最も古く・・・7世紀前半の築造です　　平野車塚古墳前　と　平野３号墳　西側にもう一基円墳（２号墳）が見えます　１号墳の少し後に築かれたようです　石室の構築も似ていて・・・計画的に築造された双墓と考えられます　石室は・・・発掘後に埋め戻されているようです　（どっちみち・・・見れないのですね　　平野２号墳玄室内）　　被葬者は・・・延喜式の記述から茅渟王（ちぬのおおきみ）の一族と考えらているようです　すぐ東に有る杵築神社の境内に3・4号墳が有ったようですが・・・消滅しています　場所などはこちら　　平野車塚古墳（平野一号墳）

  2016年01月18日

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  香芝市の古墳＝平野塚穴山古墳＝

  　見事な切石で作られた石室の有る古墳です　　　平野塚穴山古墳石室内部　と　平野塚穴山古墳開口部　この石室は横口式石槨と呼ばれる特殊な石室です　石槨は屯鶴峯付近の凝灰岩の切石　組み合わせて丁寧に作られ・・・漆喰も塗られていたようです　棺は・・・夾紵棺（布を漆で固めて作った棺）だったようで　破片が見つかっています　茅渟王（ちぬおう・敏達天皇の孫）の墓と考えられているようです　昔から開口していて・・・江戸時代の終わりごろまでは顕宗天皇の墓と言われていました　　平野塚穴山古墳墳丘　と　平野塚穴山古墳前の石仏　正楽寺の本堂の西側に線刻された如来像のお堂が有ります　（石造線刻阿弥陀如来坐像は石棺材に彫られているとも言われます）　その脇を通って石室の前に行けます　場所などはこちら　　平野塚穴山古墳（平野五号墳）　昭和48年に国史跡に指定　平野５号墳とも言われます

  2016年01月17日

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  王寺町の古墳＝達磨寺古墳群＝

  　三基からなる古墳群ですが・・・　名前の通り「達磨寺」の境内に有ります　　達磨寺　と　達磨寺３号墳石室内部　一基（３号墳)は本堂の真下に有るので見ることはできません　達磨寺石塔埋納遺構　現地見学会資料（2002年9月23日）　１号墳は円墳らしいです・・・が　　達磨寺１号墳祠　と　達磨寺１号墳　墳丘上に立派な祠（地蔵堂らしい）・・・が有って　ホントに・・・円墳だったのかな　東側に石室が開口していて中に入ることもできます　達磨寺１号墳石室内部　石棺の一部が残っています　（今回は水がたまっていて見えませんでした）　その北側に有る円墳（２号墳）も・・・わずかに開口しています　これは・・・チャンと円墳に見えます　　金網でガードしてあるので　　達磨寺２号墳開口部　と　達磨寺２号墳石室内部　中はよく見えませんね　場所などはこちら　　達磨寺古墳　達磨寺２号墳

  2016年01月16日

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  王寺町の古墳＝畠田古墳＝

  　自然石を美しく積み上げた石室に入ることができます　畠田古墳石室内部　石室内に梵字のような模様と人物像（もしかしたら仏像）が彫ってあります　後世に宗教施設として使われていたようですね　　　畠田古墳羨道部　と　畠田古墳石室内人物画　明神山からのなだらかな斜面を利用して築かれています　奈良県の史跡に指定されています　　すぐ北側は「美しケ丘住宅地」です　　畠田古墳墳丘　と　畠田古墳進入路　墳丘の背後には・・・溝が設けられています　馬蹄型の窪地の中央に位置する事から・・・風水の思想に基づいて構築された　と考えられる・・・だそうです　場所などはこちら　　畠田古墳　畠田古墳　単独で築かれている古墳なので・・・　この辺りを開発した先駆者のお墓ですかね

  2016年01月15日

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  三郷町の古墳＝三室山古墳群＝

  　三室山の麓に二基の双室墳が有ります　　　三室山古墳へ　と　三室山古墳墳丘　一つの古墳に二つの石室が在るのも珍しいですが　そんな古墳が二基並んでいるって・・・すごく珍しい　三室山2号墳と3号墳です　同じ規格の長方形の方墳が南北に並んでいます　三室山２号墳南石室開口部　南側が2号墳で・・・北側が3号墳　開口部は東側にあります　２号墳の南側の石室が入室できます　大きくはありませんが・・・とても丁寧な造りです　　三室山２号墳南石室内　と　三室山２号墳南石室袖部　北側の石室は少しだけ開いてます　ほぼ同じサイズのようですね　　三室山２号墳北石室開口部　と　三室山２号墳北石室内　３号墳も同規模の石室が有るようですが・・・完全に埋まっています　誰かが開けた穴でしょうか？　小さな穴の奥に石材が有るのがわかります 　三室山３号墳墳丘　と　三室山３号墳南石室穴　と　三室山３号墳北石室石材　場所などはこちら　　三室山古墳　2・3号墳からすぐ近くに・・・古墳の石室材と思われる石が数個転がっています　この石材は・・・２号墳のものかな　それとも・・・別の古墳があったのでしょうか三室山古墳付近の石材　2・3号墳が有るなら・・・当然１号墳が有ります　１号墳は山頂の少し下にあるようです　（行ってみましたが・・・どこ）　確認できていませんが・・・４号墳もあるようです　（近くの浄林寺西側の民家にあるらしい・・・）　2・3号墳への行き方は二通りあります　古墳の東側・・・用水路を渡って登って行くとすぐに見つけられます　　三室山古墳登山口　と　三室山古墳手前　少し南の住宅地内から三室山の登山道からも行くことができます　（案内板が有ります）　ちなみに・・・三室山という名前の山は・・・竜田川沿いにもあるので　間違えないでくださいね　（斑鳩町にある三室山）

  2016年01月14日

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  桜井市の古墳＝珠城山古墳群＝

  　三基の前方後円墳が・・・ほぼ東西に並んでいます　渋谷向山古墳の南に見えている丘の上に有ります　穴師座兵主神社（相撲神社）へ向かう道の途中に有ります　　珠城山１号墳後円部　と　珠城山１号墳前方部　昭和52年に国の史跡に指定されてります　類例の少ない優秀な副葬品を出土した古墳です　　　珠城山１号墳　と　珠城山１号墳石室開口部　　東側が１号墳（全長約５０ｍ）で・・・鳥居の有る階段を登って行くと　後円部に横穴式石室が開口しています　（開口部前はほとんど崖・・・羨道はほとんど有りません）　小型の石室ですが・・・中に入ることもできます　（花崗岩の自然石を乱積みにして築かれています）　　　珠城山１号墳奥壁　と　珠城山１号墳袖部　石室内には・・・凝灰岩製の組合式石棺が有って　１号墳の石室図　中に人骨も残っていたそうですよ　それにしても・・・この石室はなんでこんなに赤いのでしょう　　珠城山２号墳後円部　と　珠城山２号墳前方部　真ん中の2号墳（全長９０ｍ）は・・・最も規模が大きいです　（三基の内・・・最初に築かれたようですね）　前方部に小型の竪穴式石室が在ったそうです　（たいてい埋葬施設は後円部に在るはずなんですが・・・見つかってない）　2号墳と3号墳の間からは　円筒埴輪列や盾持人物埴輪が出土したそうです　　珠城山２号墳前方部から見た後円部　と　珠城山３号墳残存前方部　西側に在った3号墳（全長47.5ｍ）は・・・前方部の一部を覗いて消滅　後円部と前方部の南斜面に横穴式石室が築かれていたそうです　（珠城山３号墳前方部石室図　・　珠城山３号墳後円部石室図）　３号墳から出土した「忍冬唐草文鏡板」が奈良国立博物館に収蔵されています　　　　場所などはこちら　　珠城山古墳群

  2016年01月11日

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  桜井市の古墳＝立子塚古墳＝

  　とても精巧に造られた石室が有る古墳です立子塚古墳石室内部　昔から知られている古墳なのですが・・・　見つけにくいと言うべきか・・・　　たどり着くのに困難が有るとか・・・　厄介な・・・古墳です　場所は・・・渋谷向山古墳（伝景行天皇陵）の南東200ｍ程の所　ですから・・・一度場所がわかれば・・・難なく近くまで来れます　　が・・・古墳の周りは・・・竹藪で　全く・・・手入れされていません　倒竹が折り重なっていて・・・石室の開口部は全く見えていません　墳丘も大きく削られていて・・・開口部前は絶壁状態　　立子塚古墳　と　立子塚古墳開口部　しかも・・・開口部は足元にあります　石室は墳丘のかなり下方にあり・・・地下式の横穴式石室でしょうか　細身の方なら・・・何とか潜り込めそうですが　梯子でも持っていかないと・・・出られなくなりそう　　場所などはこちら　　立子塚古墳　渋谷向山古墳は天理市に有りますが・・・すぐ近くなのに　この古墳は桜井市に有ります（市境なんですね・・・）　久しぶりに訪れてみたのですが・・・最近誰かが来たような形跡が有りませんでした　少し落ち葉を除けて・・・カメラを突っ込んで撮影してみました

  2016年01月10日

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  天理市の古墳＝シウロウ塚古墳＝赤坂古墳＝

  　渋谷向山古墳の東側・・・尾根を切断して築かれた古墳です　シウロウ塚古墳は前方後円墳らしいのですが・・・　シウロウ塚古墳前方部　前方後方墳や双方墳の可能性も指摘されています　前方部は・・・みごとな柿畑　南側から見ると・・・　古墳と言われなければ・・・わからんな～　　シウロウ塚古墳　と　渋谷赤坂古墳遠景　このシウロウ塚古墳と渋谷向山古墳の間に方墳が有ります　赤坂古墳と呼ばれるそうですが　景行天皇陵の「は号陪冢」だそうです　渋谷赤坂古墳墳丘　立ち入り禁止と書いてありましたが・・・　登りたい人いますか　場所などはこちら　　シウロウ塚古墳・赤坂古墳

  2016年01月09日

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  天理市の古墳＝上の山古墳＝

  　上の山古墳は・・・景行天皇陵の「い号陪冢」とされています　上の山古墳くびれ部　くびれ部東側に水口神社が鎮座しています　この神社は江戸時代は牛頭天皇が祭神とされていたそうなので　古墳は「天王山」とも呼ばれていたようですよ　上の山古墳南から見た前方部　渋谷向山古墳の前方部北側に・・・直角に築かれていて　築造年代も・・・ほぼ一緒　埋葬されているのは・・・誰なんでしょうね　墓室からは六鈴鏡・水晶の曲玉・ガラス製小玉などが見つかっているそうです　やっぱり・・・女性ですかね　　上の山古墳後円部　と　上の山古墳前方部　平成６年に墳丘西側の発掘調査が行われています　周濠が確認されて・・・大量の埴輪も出土したそうです　現在その発掘られたところは駐車場となっていて　後円部周りは・・・公園になっています　場所などはこちら　　上の山古墳　景行天皇陵の東側を山の辺の道が通ってますが　後円部の北に・・・よく目立つ円墳が有ります　　渋谷丸山古墳　山の辺の道を歩いていると・・・古墳ばかり見るので　ほとんど・・・見向きもされていないです　「ろ号陪冢」として宮内庁が管理する「丸山古墳」です

  2016年01月08日

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  天理市の古墳＝渋谷向山古墳＝

  　現在は第12代景行天皇陵に治定されています　渋谷向山古墳拝所　県内で２番目に大きな前方後円墳です　全長３００ｍ有るそうです　行燈山古墳と比べると・・・ずんぐりとした感じの古墳に見えますね　墳丘は・・・よく見えませんが　後円部４段築成・前方部３段築成だったようですね　周濠は一周していますが・・・築造当初とは違うようです　（幕末に修陵されていますので・・・）　　渋谷向山古墳前方部周濠　と　渋谷向山古墳北側跡円部付近　周濠は後円部６ケ所・前方部４ケ所の渡り堤によって区切られています　この渡り堤の一部は・・・築造当初のものだそうですよ　江戸時代には崇神天皇陵と考えられていたそうですが・・・　築造時期がこの向山古墳の方が後だったと　わかったから・・・でしょうかね　　渋谷向山古墳南から見た全景　確証はないですが・・・出土品として「石枕」（関西大学所蔵）が有るそうです　渋谷村出土との伝承がある三角縁神獣鏡の存在も知られているそうです　ということは・・・ここも卑弥呼の墓の候補か

  2016年01月07日

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  天理市の古墳＝龍王山古墳群北群の巨大横穴式石室墳＝

  　一人ではいかない方がいいですよ・・・たぶん迷います　先の横口式石槨墳と思われる古墳から・・・東へ　　「11D-0238」　と　「11D-0238」 開口部　尾根筋の道を進んでいくと小山が見えてきます　（径20ｍほどの円墳「11D-0238」です）　そのてっぺんに大きな石材が見えます　　石室に入るのは・・・ちょっぴり勇気がいります　天井石が落っこちてきそうだ・・・　　「11D-0238」天井石　と　「11D-0238」石室内　こんなにでっかい天井石・・・どうやってここまで持ってきたのでしょうね　さらに東へ進んでいくと　より大きな小山が見えます　（径20ｍほどの円墳「11D-0237」です）　南へ回り込みながら・・・よじ登ります　（この古墳へ登って行く道は・・・有りません）　　「11D-0237」　と　「11D-0237」袖部　　少しかがみながら石室内へ・・・感動　（懐中電灯が要りますよ）　予想以上にでっかい石室です・・・しかもほぼ完存　「11D-0237」玄室　石室全長9.5ｍ（メジャーで測ってみました）　羨道長さ4ｍ・幅1.2ｍ・高さ0.9ｍ　玄室長さ5.5ｍ・幅（上部1.2ｍ・下部2ｍ）・高さ約2.5ｍ　場所などはこちら　　「11D-237」竜王山古墳群　行き方は前の記事で確認してください

  2016年01月06日

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  天理市の古墳＝龍王山古墳群北群・横口式石槨墳＝

  　　石材は抜かれていていますが・・・　　「11D-198」　と　「11D-198」石室内　残っている石室の様子から・・・横口式石槨墳の可能性が高いです　尾根道脇に三基並んだ・・・真ん中の古墳です　径8ｍほどの円墳「11D-0198」で切石の石材が露出しています　場所などはこちら　　竜王山古墳群の横口式石槨墳　龍王山登山道沿いの古墳群とは・・・全く別の場所にあります　西側の古墳「11D-199」は　　「11D-199」　と　「11D-199」石室石材　大きく盗掘を受けた天井石の無い横穴式石室を見ることができます　東側の古墳「11D-197」は　石材は有りませんが盗掘跡の様子から・・・二つの石室が有る古墳だったようです　この三基の古墳の少し西にも円墳が有ります　　「11D-197」　と　「11D-0086」北側石材　　径10ｍほどの円墳で（「11D-0086」かな？）　北側が削られて・・・石材が見えています　（奥壁の石材でしょうか？）　墳頂に登ってみると・・・深い穴が開いています　覗き込んでみると・・・石室が見えます　　「11D-0086」墳頂の盗掘穴と　「11D-0086」石室　　中を覗くのは・・・ちょっと危ないですね・・・　≪この古墳群への行き方≫　行燈山古墳の北側にある集落を通って　山の辺霊園の横を通り山内に入って行きます　山内に入るとすぐに石橋が架かっていて二股に分かれていますが右手の谷側沿いを進みます　しばらくすると丸木橋が見えてきます　対岸に渡って（ここが最大の難所です）さらに谷川沿いを進んで道なりに登って行きます　登り切ると広い場所に出るので真っすぐ進まず（注意！）　左手の尾根筋を藪をかき分けながら登って行きます　すぐにまた山道に出るのでそのまま進んでいくと左手に一基の横穴墓が見えます　この横穴墓まで来れば・・・もうすぐです　　途中にある横穴墓　と　「11D-0086」の墳丘　一人で行くのは危険なので・・・お勧めしませんが・・・　これら四基の古墳から　さらに東へ行くと・・・大きな横穴式石室墳を二基見ることができますよ

  2016年01月05日

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  天理市の古墳＝崇神天皇陵の陪冢＝

  　駐車場から拝所への参道の両側にある二基の陪冢　北側がアンド山古墳です　アンド山古墳東側　全長120ｍほどの前方後円墳　行燈山古墳の・・・ちょうど半分の大きさ　ところで・・・陪冢ってわかりますよね　念のために　　陪冢（ばいちょう）とは　　アンド山古墳前方部　と　アンド山古墳西側全景　南側にあるのが南アンド山古墳です　アンド山古墳のさらに半分（全長60ｍほど）の大きさです　南から見ると・・・まさにひょっこりひょうたん島だな　ちょっと登ってみたくなりますが・・・　もちろんダメ・・・宮内庁の管理です　南アンド山古墳全景　と　南アンド山古墳前方部　国道を挟んで西に見えるのが大和天神山古墳　哀れなことに・・・国道の建設工事で　墳丘は・・・縦に半分にされちゃってます　この古墳には・・・埋葬施設に遺骸を埋納した形跡がなく　　副葬品だけを収めるためだけの古墳だったようです　（アンド山古墳と南アンド山古墳も同様です）　この三基の陪冢に生前の財産全部・・・埋めちゃったのですかね　南アンド山古墳から南を見ると・・・　径20ｍ程の円墳が見えます　「百塚古墳」と呼ばれるようです　　どうやら・・・この古墳も陪冢のようですね　（情報が全くないです）　行燈山古墳の後円部のすぐ南の畑の中にも・・・小さな古墳が有ります　　「ザクロ塚古墳」と呼ばれる方墳だそうです（円墳にしか見えないですね） 　陪冢の立て札が立てられているのですが　横穴式石室があったそうで・・・龍王山古墳群に含まれる古墳だって　年代が合わないので・・・陪冢ではないですね　場所などはこちら　　百塚古墳とザクロ塚古墳　もう一基・・・遺跡地図に「八王子古墳」という消滅した古墳が示されています　崇神天皇陵の駐車場前・・・横断歩道を渡った辺りかな　　　たぶん・・・国道建設で削られちゃった　

  2016年01月04日

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  天理市の古墳＝櫛山古墳＝

  　と～～～っても珍しい形の古墳です　双方中円墳です・・・全国で４例しか有りません　（前方後円墳の後円部反対側にも方墳がくっついてる形）　櫛山古墳　双方中円墳では最大規模（全長約155ｍ）　行燈山古墳のすぐ東側（山側）に有ります　行燈山古墳と櫛山古墳の間を山の辺の道が通っています　現在ある周濠は後世のものらしいです　（元は空堀だったと考えられています）　　　櫛山古墳中円部から見た前方部　と　櫛山古墳中円部からみた後方部　墳丘へも登れます　下草はないので・・・墳丘の形がよくわかります　東側の方丘は短いです　ここで祭祀が行われたんでしょうね　　櫛山古墳前方部から見た中円部　と　櫛山古墳後方部から見た中円部　1,600年以上も前に築かれた古墳なんですが・・・　　よくまあ・・・はっきりとした形で残ったものですね・・・　　場所などはこちら　　櫛山古墳

  2016年01月03日

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  天理市の古墳＝行燈山古墳＝

  　第10代崇神天皇の御陵と言った方がわかりやすいですね　行燈山古墳　大きな（全長242ｍ）前方後円墳です　地名から柳本行燈山古墳とも言われます　前方部西側の堤上に築かれている拝所からの眺め・・・いいですね 　このきれいな周濠は・・・幕末の修陵で広げられたそうです　そのとき・・・墳丘の形も変えられているようですよ　現在は前方部が短くて・・・帆立貝式前方後円墳のような形です　なんで・・・前方部を短くしちゃったのでしょうね　（まさか・・・後円部を大きくしたんじゃないよね）　　行燈山古墳参道　と　行燈山古墳南側渡り部　第10代崇神天皇は・・・　「山邊道勾岡上陵（やまのべのみちのまがりのおかのえのみささぎ）」に葬られたとされています　まがりのおかって・・・丘が曲がってるってこと　意味わからないですね

  2016年01月02日

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  奈良市の古墳＝三角点山３号墳＝

  　三角点山３号墳は・・・　三角点山の山頂のすぐ近くに在る・・・横穴式石室が開口する古墳です三角点山3号墳　小さめの石室で・・・一部石材が石室の内側に飛び出していて　入室しても・・・身動き取れないです　　三角点山３号墳開口部　と　三角点山3号墳石室内部　３基の古墳（7・8・9号墳）から少し先に・・・鉄塔が立っています　その先の森の中が山頂です　場所　　三角点山古墳群　 　三角点山手前の鉄塔　と　三角点山１号墳頂の三角点　と　三角点山１号墳　その三角点山頂に三角点が有りますが・・・これも古墳（1号墳）です　墳丘の南側に石材が一個あるので　石室が在ったようです　（埋まっているのかな・・・）　山頂の東側に・・・号数不明「6B-0010」墳が有ります　　三角点山6B-0010号墳　と　三角点山6B-0010号墳石室内部　わかりずらいですが・・・南側に回り込むと　　石室が開口しています　（土砂で・・・かなり埋まってますね）　山頂から南に降りていくと・・・石室の残骸が露出した２号墳もあります　5・6号墳は・・・どこ　（また・・・そのうち探しに行ってみます）

  2015年12月30日

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  奈良市の古墳＝三角点山８号墳＝

  　三角点山の登山道沿いに・・・三基の石室が露出した古墳が有ります　三角点山８号墳奥壁部分　この古墳も・・・ネット初公開だと思います　　石室内に入れるのは・・・真ん中の８号墳です　石室は崩れかけているので・・・　中へ入られる方は・・・自己責任で・・・　　三角点山８号墳開口部　と　三角点山８号墳石室内から見た開口部　北側の古墳（９号墳）は比較的大きな石室だったようですが　ほとんど埋まっています　　　三角点山9号墳開口部分　と　三角点山9号墳石室内部　７号墳は墳丘の上部に破壊された石室材が散らばっている程度です　一度見つけてしまうと・・・簡単に行けるのですが　初めての方は・・・迷うかな　　競馬道入口　と　三角点山古墳への小道　三角点山は奈良市大柳生町にある標高362ｍの山です　行き方：：競馬道と呼ばれる道を進んでいきます　　競馬道１号墳横を通って１５分ほど（800ｍほど）行くと　大きく左（南）に曲がって・・・すぐに鉄塔が見えてきます　さらに進んで（2・300ｍほど）行くと・・・　右手に登って行く道が有ります（火の用心の赤い立て札が有ります）　しばらく登っていくと・・・左手に３基並んだ円墳が見えてきます　山頂はその少し先です

  2015年12月29日

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  奈良市の古墳＝競馬道７号墳＝競馬道８号墳＝

  　今回紹介する古墳は・・・ネット初公開です　競馬道７号墳と８号墳としていますが・・・　（本当の競馬道７号墳と８号墳はどれなのか・・・わからないです）　遺跡地図とは・・・全く違う場所にある古墳です　　競馬道７・8号墳の有る森　と　競馬道７.8号墳はここから　競馬道４号墳（ゴヨシ古墳）の東北東およそ350ｍの所です　　一基は丘陵を東から入ってすぐの所に有ります　一応・・・競馬道７号墳としておきます　　競馬道７号墳　と　競馬道７号墳石室　墳丘は明確ではありませんが・・・横穴式石室の玄室部分が露出　（最初は見落としました）　　天井石は無くなっていますが　石室全長は5ｍ程在ります　奥壁に切石が使われています（感動）　競馬道７号墳奥壁　７号墳から丘陵を西に向かって登って行くと　円墳が見えてきます（競馬道８号墳としておきます）　遺跡地図の「06B-0149」付近です　　競馬道８号墳　と　競馬道８号墳開口部　墳頂部に石材が露出していて・・・石室内を覗くことができます　平らな天井石が乗せられています　竪穴式石室でしょうか　　競馬道８号墳石室内部　と　競馬道８号墳の石材？　この丘陵と5・6号墳の有る丘陵の間にある丘陵にも　古墳が有った（石材ら敷石が散乱している箇所が有る）と思われますが・・・　古墳らしい高まりは有りません　探検・・・してみますか

  2015年12月28日

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