今日読んで良かった本
今日、ジムに行ってきた。行くときに、昨日図書館で借りた本を三冊ほど持っていった。座ってペダルをこぐマシンがあって、最近はそれを使って有酸素運動をしているので、やっている間に読もうと思って。正直、仕事の方では、来年に向けて今年も一年間ずっと大変なことになっちゃったし、ほんとに息が抜けないなあと思う一方、ほんとにやり切れるのかなと体力的な不安を感じている。しばらくナボリンSのような薬を飲んで、ちょっとやめたらやっぱりイマイチな感じがして、また始めたら、やっぱり効果あるなと思っている。そういう何か色々サプリメントをうまく使うことが必要ってことなのかな、と思う。昔はなんとなく抵抗もあったけど、今はない。それならそれで、と受け入れてしまえ、と開き直ることができる。でも、何かいつもぼんやりと、否定的なことが心に思い浮かんでいる気分。よく考えるともう2年半ぐらいそういのが続いている....その間に五十肩になったり。転職したり、部下がいつの間にか10人以上になってたり...今日、三冊持ってった本は、二冊は半分漫画みたいな軽い息抜きの本で、一冊はビジネスもの。一時間たっぷりやるつもりだから、飽きたら取り替えながら読むつもりだった。で、ちょっと考えてビジネスものからにする。やっぱり、どこかでまだがんばらなきゃな、と思っているのかも知れない。で、読み始めた本は、かなりよかった。女性なんだけど、いち現場作業員から始めて、徐々にキャリアを積んでいって、三十代で役員にまでなって、今は人材コンサルタントとして独立。まだ全部読み終わってはないが、半分以上読んで、結構元気づけられた。「楽でやりがいのある仕事なんてない」という言葉が出てくる。著者が尊敬する上司(やはり女性)に、「もしかして、やりがいのある仕事は全部しんどい仕事なんですか?楽でやりがいのある仕事はないんですか?」と尋ね、上司が「そんなもん、ないっ。あんたはアホかっ!」と怒られる場面。そうだよなあ、と改めて思う。(大阪弁ってのがまた、いいんだよな)何で働くのとか、何が一番大事かというと、やっぱり「やりがい」だろうといつも自分では思っていたはず。なんか、年が明けて、ちょっとくよくよしてただけかあ、と思ったりして、少し反省してみたりする気分。色々と示唆にとんだ言葉がぽろぽろと他にもある。「会社に役に立つ人」。会社のために働く、というのは抵抗がある。そういう表現が言わんとするところは、昔はそうだったかも知れないが、そんな時代はいまやもう終わった。会社と社員の関係は対等な時代になった。自分も今の会社では正社員だけど、法的には契約社員だし。だから、「会社のために働く」という言葉のコノテーションには、いつもなんとなく無条件に反発していたのだが、「会社の役に立つ」かどうか、というのは考え方として、あり、だなと思った。要は、能力を発揮して、それが役に立っているかどうか、と考えればよくって、それは「会社のために働く」というのとは意味が違う。「まじめ」。著者の働きぶりは、とにかくずっとまじめで一所懸命に、与えられたポジションで仕事をしてきたんだな、という印象。シンプルで、あれこれごちゃごちゃなくて、やるしかない、っていう姿勢をずっと続けてるんだな...と。これも、そうだよなあ、と思った。あれこれ何かと余計な、ほんとにどうでもいいことをぼんやり考えてしまう自分って、何なの?と。勝手に心が、変なこと考えるのはしょうがないんだけど...。でも、そんなことにうだうだ悩んでもしょうがないし、悩んでいること自体に意味もないから、気にしないのがいいかな、ってそんな風に考えてみよう、と思える。なんだかんだいって、逃げたり、負けたりするのは嫌いだし。まだまだ働かないと、生きていけないし。老後の貯金もないし(たはは)。元気で行きましょう。無理せずね。