ウェブ上のランキングの活用について。
これをやったら○○○万円儲かる!とか、そういう派手さは全くありませんが、確実に有益なこと、書きます。▼検索時代のキーワードインターネット全盛の時代、人はみな、「ネットで調べてから」買うという購買の流れになってきました。そこで、「ネットで調べる」ときの判断基準が、購買にいたるかなりの部分を支配するようになります。ということで、ネット検索で影響力の大きいコンテンツ=ランキングということは、ご理解いただけると思います。商品を比較できますからね。価格ドットコムをはじめ、多くのランキングがネット上に存在します。最近絶好調のランキンランキンとかね。人は、それを見て、「あ、みんな買っているからこれにしよう。」と、上のほうの順位のものを買っちゃうんですけど、よーく考えてみましょう。価格ドットコムは、まさに値段の比較だけで順位が自動的に決まるシステムなので、単純明快ですが、他のランキングサイトって、その順位付けの基準は、実はかなり曖昧です。実際、ある人気ショッピングサイトの担当者に聞いたことあるんですけど、そこで表示されているランキング順位は、かなり作為的なものだそうです。「売りたいものを1位にする。そうすれば本当に売れるので、結果的に本当に1位になっちゃうんです。」と。案外、節操のない世界です。ポータルサイトの「goo」は、すでに自社サイトの全てのコンテンツをランキング化しています。なかなか目の付け所が鋭いですね。こうなると昨日のお話にも関係が出てきますが、今後有名サイトは、自社のランキング枠を広告スペースとして売りに出すかも知れませんね。グーグルアドセンスは、順位付けこそしていませんが、こっそりこれをやっているわけです。何か新しいビジネスチャンスが生まれる予感がします。