学習能力
中学に入学から塾での学習を始める塾生。この段階でいろんな段階の中学1年生がいます。学力という実力面である格差はそれを解決するために塾に来るので問題はありません。回復するまでの期間がどの位になるかです。 実力よりも一番気になる点は、学習に取組む姿勢です。一見学習に直接には関係ないような指示的要素の指導に対して、てきぱきとした反応がないことが、中1の段階で出来ていないと全てにおいて前に進めていくことが困難になります。 挨拶をするとか、ノートにタイトルや名前を書く事そんなレベルでの当たり前の事が出来ていないと心配です。板書を転写したり、演習問題の計算式をノートに書き写す作業などで一文字一文字確認しながらの転写では問題を解くまでの時間がかかり過ぎてしまいます。 中学生になるまでに、身に付けておいて欲しい実力面と学習するために必要な学習体力としての基盤を育て鍛える時間が必要な気がします。この時期として望ましいのは、小学生高学年の期間だと感じています。一定の計算の速さや漢字の練習のための書く早さが1ページを書き埋めるのに、30分以上も掛けていては、中学での演習は心配です。 夏期期間といった学校の授業がない時期に学習基盤を育て作って行くことが、中学での成長に必要な気がします。