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カテゴリ:日本産ワイン
山梨県 マンズ・スパークリング・甲州・酵母の泡 マンズワイン株式会社(製造) キッコーマン株式会社(販売) 山梨県産甲州100% タンク内で二次発酵を済ませ、そのまま発生した炭酸ガスをワイン内に閉じ込めるキューヴ・クローズ製法(シャルマ方式との大きな違いは無いらしい) アルコール分11% 購入価格:1104円 色は非常に薄い黄緑。 香りはキウイ、洋梨、食パン、レモン、ミント? 味は苦味を伴う軽い酸味と薄い甘味。余韻に薄い苦味と酸味。 ほお、なかなかフルーティーな香りと果実味。 泡の勢いは結構有って、やや強めの出方。 味は酸味と苦味がやや出しゃばり気味だが、甲州種の軽薄さのおかげか、意外とバランス感はある。 香りのフルーティーさが上手く果実感をサポート。 出しゃばる酸とミネラル感を牽制しつつ、控えめな甘味を前に出す。 苦味は炭酸で散らし、しつこさを感じる前に鎮める。 香りと炭酸の出方で、味の拡がり方や感じ方が変わる気がする。 タイミングや飲み方によっては、バランスの良さが揺らぐ場合があるかも。 抜栓25分を境に泡の勢いが一段階落ちて来た感じ。 瓶内の炭酸は意外と持ってるが、グラスに注いだらすぐにヘタレる。 泡の弱体化は想定内だが、これに関してはよく25分弱も 勢いを持続したもんだと感心してしまう。 ま、泡が弱ると苦味の進行を抑え切れなくなって、鈍い苦味が口内を巡るから、 ガッチリ冷やして早めに飲み切るのを推奨。 同メーカーの四季旬香・甲州がほぼ水の印象だったので、それほど期待してもいなかったが、結構美味かった。 四季旬香と比べて 香りと果実味の主張が明快で、飲んでて面白さを感じられる。 国産のスパークリングとしては頑張ってる方。 コク云々言う人には向かないが、値段なりのスパークリングワインとしてはそこそこの出来。 料理は和食よりも、あっさりしたイタリア系に合いそうな感じ。 ややオイリーで、酸味と塩味を同時に味わえそうな料理が向いてそう。 醤油よりも塩の味と相性が良い。(チーズに合いそう) 値段以上。 上手くいけば1300円前後位は狙える。 泡の持続力もそこそこだし、これで約1100円なら上出来。 ★楽天検索 酵母の泡★ 楽天扱い約19件 1260円~1575円 平均1400円前後 あー、この価格だと普通のスパークリングだな。 「甲州」の「スパークリング」が飲みたい理由が無ければ、あえてこれを選ぼうという気になりにくい。 1300円以下で手に入らないのなら、ブリュット・ダルジャンの方を買ってしまう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012/02/23 04:18:13 AM
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