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カテゴリ:日本産ワイン
長野県 ミュゼ・ドゥ・ヴァン・善光寺・竜眼2006 Musee du Vin Zenkouji Ryugan 株式会社アルプス 長野県善光寺平産竜眼100% フレンチオーク樽熟成5ヶ月(新樽30% 旧樽70%) アルコール分12% 購入価格:1104円 色は非常に薄い黄緑。 香りはバニラ、ミント、レモン、シンナー、ミカン?粉砂糖? 味は薄い甘味と酸味を伴う薄い苦味。余韻に薄い苦味と薄い甘味。 ソアーヴェみたいな、見た目通りに軽い味。 樽が効いてるのか、香りは意外と幅と濃厚な印象が感じられる。 味は酸が控えめで甘味の出方がさっぱりしており、余韻まで綺麗に流れる。 デラウェアっぽい甘味が上品に薄く通り、余韻までそのまま抜けていく。 水っぽさは有るが、それが逆に味の甘味を際立たせ、香りのバニラ香を活かす形で働いてくれる。 「酸味と柑橘っぽさを抜いた分、甘味とバニラ感を増したソアーヴェ」みたいな感じで、飲み易さ重視だが個性を感じる食中向けワイン。 良く言えば繊細、悪く言えば押しが弱い。 時間が経つと(温度上昇?)余韻の苦味がうるさく、香りも荒れてきた感じ。 この苦味のせいで、味の繊細さを保ち切れなくなり、同価格のセイベル9110ワインみたいな、悪い安っぽさがにじみ出てくる。 早めに飲むか、冷温キープが無難。 全体的には良いワイン。 香りは もう少し主張してよかったと思うが、そこは値段の壁か。 まあ日本の白ワインだし、これはこういう控えめタイプのワインなのだろう。 薄味系の大人しい白ワインが好きな人なら気に入ると思う。 料理は淡白な味の食材に向いてる。 和食なら白身魚の塩焼きには最適。ほうれん草の胡麻和え とか 漬け物にもよく合いそう。 肉料理なら焼き鳥 や 肉じゃが もイケる。 日本酒の代わりになれる雰囲気が有るね。 酢の物が入ると、ちょっとワインの甘味が乱れるかも。 値段相応。 相応だが、もう150~250円位は乗っかっても納得いきそう。 意外と(?)美味かった。竜眼という珍しい品種なのを考慮すれば、1100円台での購入は十分満足。 300ml弱残しで冷蔵庫保管の次の日(抜栓約20時間経過)。 香りは前日のバニラっぽさが抜けてきてる。 味にはあまり差は無し。 味の繊細さは2日目も健在。 何か、不思議と落ち着く味。 薄味には違いないけど、甘味が優しい。 甲州よりもデラウェアの雰囲気に近いモノを感じる。 竜眼か、・・・結構良いね!、甲州より気に入った。 ★楽天検索 アルプス ミュゼ 竜眼★ 楽天扱い約7件 1400円~1580円 平均1500円前後 送料込12本セットで17640円 1100円チョイで購入出来たからこその今回の高評価なので、1500円前後となると やや割高感も有る。 通常で1300円台以下なら、もう少し積極的にリピートしてみる気になれそうだが。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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