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カテゴリ:日本産ワイン
山梨県 グレイス・グリド甲州2010 Grace Gris de Koshu 中央葡萄酒株式会社 山梨県産甲州100% ステンレスタンク発酵 シュールリー製法 アルコール分12% 購入価格:1440円 色は非常に薄い黄色。 香りはレモンの皮、グレープフルーツの皮、灰、墨汁、セージ?酒粕? 味は苦味と苦味を伴う酸味。余韻に薄く甘味を伴う酸味と苦味。 香りは かなりミネラリーな感じ。 味も苦味基調で、苦味が抜けてからノロノロと酸味が歩いて行く。 正直言って、あまり美味くないわ。 一応これはこれで、意外と口当たりは軽目で 飲み易い “雰囲気” は有る。 香りを気にしなければ、苦味基調のニュートラルな味、と受け取れなくもない。 このミネラル感から シャブリっぽい印象も感じたが、それも柑橘感も蜜感も無い ただ酸っぱ苦いだけの ダメなタイプのシャブリっぽさ。 炭酸抜け甲類焼酎ハイボール状態。 余韻の甘味は通常、全体のバランスを整えたり飲み易さを押し上げてくれるものだが、このワインの場合 余計な苦味を強調するようにしか動いていない。 意外と飲んでてスッキリ感が有るのは評価出来るが、このワインでなければならない理由は感じない。 う~ん、・・・ダメだな。 それほど甲州種のワインを飲み込んでるわけではないが、今回のワインは出来損ないのイタリア白位にしか感じられない。 似た様な味なら、1000円強位のロワール(ミュスカデ)ワインの方が もっとバランスが取れてるだろう。 香りも味も未完成で、飲んでて何も良い気分にならない。 料理はフライドチキンとか、油っこいものに向いてる。 アブラの甘味が過度の苦味を抑え、肉の歯応えがワインの味のユルさを補填してくれると思う。 和食に合わせるなら天婦羅や鶏唐揚げを始めとする揚げ物にしか合う気がしない。 値段以下。 イタリアの780円以下の安白レベル。 灰っぽい香りから、もしかしたら軽い熱劣化等で状態が悪かった可能性も有るが、不要なギャンブルをする位なら、先日飲んだ1100円チョイのアルプスの竜眼を選ぶ。 甲州ワインを飲むなら、このワインより880円で四季旬香の甲州辛口で良いかも。 ★楽天検索 グレ グリ 甲州★ 楽天扱い約24件 1300円~2000円 平均1800円 いずれ機会を見てまた試してみようと思うが、あまり惹かれるワインではなかったな。 軽目のミネラリーなワインなら、このワインでなくても他にもっと安くて良いのがいくらでもあるだろう。 やっぱりアルプスの善光寺・竜眼が印象に残り過ぎた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012/02/29 03:22:21 AM
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