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カテゴリ:日本産ワイン
何故か急に画像が左右に並ばなくなった。範囲指定はしてるしソース上も改行してないのに。 山梨県 甲州市勝沼町 酸化防止剤無添加・甲州NV マンズワイン株式会社(製造) 島崎大(プロデュース) 山梨県産甲州100% ワインの酸化しやすい物質を果汁の段階で除去し酸化防止剤無添加を実現 アルコール分11% 購入価格:798円 色はかなり薄い黄色。 香りはレモン、ミカン、レタス、塩水、グレープフルーツの皮、メロンの皮、インク?ビニール? 味は薄い酸味と薄い苦味。余韻に薄い酸味と薄く苦味を伴う甘味。 味は思ったよりも悪くなかった。 ただ、レモン水レベルの薄さなのは別にかまわないが、香りに妙な刺激臭が混じる。 薄いなりにも酸は割と明快に感じ取れ、余韻の引きもあっさりで飲み易い。 予想も期待も裏切らない、良くも悪くも水っぽい白ワイン。 氷入れてガブ飲みもいいし、この水っぽさを活かせれば意外と飲めるワインになる。 開栓10分弱で香りがガンガン粗くなり、レモンの皮やヒネ香的な生臭さが強まってきた。 温度上昇も原因とは思うが、上がったと言う程まだ温くなってもいない。 味はまだ生き残ってるが、香りの動きのせいで、あっさり感が衰えてる。 開栓30分で生臭い香りは少し鎮まってきた。 その代り味がさらに水っぽさを増し、「ワイン風味の水」に進化(退化?w)。 あっさり感は持ち直したが、ワインとしては打ち止め感漂う悪い意味の落ち着き。 開栓直後の味はそこそこで、同じマンズの四季旬香・甲州とも同等。 だが、このワインは時間経過の、特に香りの寿命が早過ぎる。 1000円未満のワインの世界では100円の差に“ファイト一発の2人組が登る断崖絶壁に準ずる険しい壁”が有るのは重々承知していたが、こういう分かり易い処に明確に出てきた。 複数人でサッと飲むのなら良いが、1人で1本は2杯で飽きる。 料理はワインの水っぽさ故に、何でもイケると思う。 ただし、ナマ物には合わなそう。合うにしても開栓直後のみ。 香りの変化のせいで生臭さが変な方向に引っ張られかねない。 値段相応。 800円切ってこのクオリティの甲州なら結構納得出来る部分は有る。 しかし、変化のスピードを考えると、100円高価いだけの四季旬香・甲州の方が安定感は格段に上。
1100円では話にならない。 正直言って、「甲州ワイン」でないといけない理由が無いのなら、買う意味はほぼ無いワイン。 チリのコノスル・ヴィオニエ・ヴァラエタル や メモリーズ・シャルドネの方が絶対に美味い。 ほぼ同価格ならオーストラリアのデ・ボルトリのセミヨン・シャルドネを買う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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