|
カテゴリ:ラングドック・ルーション
ラングドック・ルーション ヴァン・ド・ペイ・ドック アヴァリュス・シャルドネ・バレル・ファルメンテッド(ファーメンテッド)2009 Avarus Chardonnay Barrel Fermented ル・セリエ・シャルルマーニュ Le Cellier Charlemagne シャルドネ100% オーク樽発酵3週間 大樽熟成8か月 アルコール分13.5% 輸入:有限会社 土浦鈴木屋 購入価格:1785円 色はやや金色がかった薄めの黄色。 香りはレモン、火打石、クリーム、シロップ、ミント、バター、オリーブオイル、バニラ? 味は苦味と酸味。余韻に薄い苦味と薄い甘味。 なかなか良いバランスと味。 樽は効いてるが、それがうるさくない、丁度良い具合。 苦味基調の味だが、酸は有るし、余韻の甘味もソフトで綺麗な味わい。 ミネラル感があっさりしてて、苦味にしつこさが無い。 その流れに酸味や甘味が上手く乗り、白ワインとして とても綺麗で繊細な味に感じられる。 それでいて 香りの柑橘要素やオイル要素がこぼれた果実感を拾って、飲み応えが無駄なく伝わってくる。 温度上昇で、苦味にモタつきというか、重苦しさが出始めてきた。 樽熟シャルドネの飲み応えを楽しむのなら、多少は温度高めの方が良いと思うが、 自分には苦味のキレとバランス感が崩れる様で、冷温キープを推奨したい。 総評としては、正統派の樽熟シャルドネ。 柑橘にバターや火打石の香りを湛え、オイリーな飲み口に薄く甘味が伴う。 欲を言えば もう少し香りの幅が欲しかったが、その辺は2~3年程度の熟成で蜜感が出てくれば解決する気配も有る。 現状、万人向けの辛口白ワインとしては かなり良好な感じ。 カリフォルニアのステファン・ヴィンセント・シャルドネに熟成の発展性を追加したのがこのワイン。 料理は白身魚や鶏肉のソテーとか、赤身魚のタリアータとかかな。 淡泊な食材をあっさり調理するか、脂の乗った魚をシンプルに味付けしたもの のどちらかに向いてる。 下手に濃厚な方向ツマミに行こうとすると、ワインの繊細さが壊れるかもしれない。 値段相応。 香りに蜜感やナッツ感が伴えば2000円以上クラスを狙えたが、流石にそこは価格と土地の壁。 とはいえ、飲み応えと繊細さ、バランスの取れた味わいは、この価格帯の中でなら一目置くものが有る。 ★楽天検索 アヴァリュス シャルドネ★ 楽天扱い12件 1575円~2205円 平均1750円前後 まあまあ妥当な設定。 2000円を超えるなら、何かしらブルゴーニュのシャルドネを買った方が良い。 1800円未満ならそれなりに見所を感じられるポジション。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012/08/23 01:11:37 AM
コメント(0) | コメントを書く
[ラングドック・ルーション] カテゴリの最新記事
|