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カテゴリ:日本産ワイン
前回(2012年10月)味の粗さは半年で落ち着くだろう、と予測したので確認。 日本 シャトー・メルシャン・アンサンブル・藍茜2010《2本目》 Chateau Mercian Ensemble AiAkane シャトー・メルシャン Chateau Mercian 長野県産メルロー68% 山梨県産マスカットベリーA26% 山梨県産ベリーアリカントA6% ステンレスタンク発酵 オーク樽熟成 アルコール度12.5% 購入価格:1264円 色は透き通った紫。 香りはブラックベリー、胡椒、ビスケット、カカオ、シナモン、土?杉? 味は渋味と苦味を伴う甘味。余韻に酸味を伴う薄い苦味と薄い甘味。 香りはローヌ系の安ワインにも近いイメージ。 口通りは滑らかで、飲み易さは向上。 余韻の出力もソフトで、予想通りの落ち着き方。 2012年10月時の渋味の圧力の均整が取れ、バランスが良い。 余韻の苦味が少々目立ち気味だが、これ位なら果実感の強調に寄与するレベル。 気持ち、温度を高めにして飲んだ方が口当たりと口通りをよりソフトに持っていけると思う。 ただまあ、香りが冴えないのは残念。 もっと良くなると期待してたが、そうでもなかった。 イヤな香りでもないけど、あまり高級感が無い。もちろん瓶差も有ったと思う。 2010年ボトルからは、藍茜特有のバニラやカシス、革等の右岸系ボルドーのイメージが弱い。 ニューワールドの安ワインに近い、香りの組み合わせがバラバラだった感じ。 香り云々の点は、とりあえずヴィンテージの個性という事で納得する。 だがやっぱり2010年藍茜は、どこか迷走気味な雰囲気。 味自体は悪くないので、気軽に飲むのはいいが、あまり綺麗さを感じない。 あ、でも60分以上の時間経過でも変化が無かったので、安定感も向上してたのは好意的に評価。 これはこれで、香りやアブラが強めの料理には悪くない相性。 ビーフシチューやステーキになら、ワインの渋味や苦味が料理の味を引き立てる。 中華料理系の味とも上手く合いそう。 一応、値段以上。 香りはともかく、味は向上した。1380円格。 ただ、2010年は藍茜に期待するものとはちょっと違う。 これはこれで肉料理には合うし、まあまあガブ飲みも出来るし値段の割には優秀な方。 ★楽天検索 メルシャン 藍茜★ 楽天扱い約19件 1179円~1575円 徐々に取扱い店舗が増えてきてるねw。 1200円台以下で購入出来れば、十二分にお買い得。 でも2011年ボトルが出回り始めてる今、あえて2010年ボトルを選ぶ理由は無いかも。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013/04/24 02:38:01 AM
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