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カテゴリ:日本産ワイン
栃木県 足利市 足利呱呱和飲2012 Ashikaga Coco Wine 有限会社ココ・ファーム・ワイナリー Coco Farm Winery 甲州47% シャルドネ47% バッカス3% 竜眼3% アルコール分10.5% 購入価格:1748円 色は肌色がかった薄い黄色。 香りはオレンジ、リンゴ、ライム、蜂蜜、白砂糖、チャービル、キャベツ? 味は甘味を伴う酸味と薄い苦味。余韻に薄い苦味と薄い甘味。 なんか不思議な香り。一瞬アルザスのピノグリを連想。 これはこれで柑橘・蜜感・ハーブ、と三本柱が揃ってて、しっかりした軸を感じる。 酸味を主体としつつも、甘味や苦味が付かず離れずの厚みを出し、余韻も綺麗に収める。 酸を主体に甘味と苦味を追わせ、そのまま余韻まで伸ばしていく。 味と香りのイメージも一致してて、飲んでて何も違和感は無い。 中部イタリアの白に近い雰囲気。 南部程軽薄でなく、北部程硬質的でもない、中間の果実感を活かしつつもシャープさ と ソフトさを両立した味わい。 味と余韻の流れが単調で、飲んでて少々退屈には感じたかな。 この辺は飲み易さ故の仕方ない部分だが、もっと苦味(ミネラル感)にメリハリが効いてれば高級感と果実感の底上げが出来てた。 40分以上の時間経過(温度上昇)でも変化は軽微(室温26℃ 湿度52%)。 全体に大きな影響は無いが、少々酸味が大きく(強くではなく)出易くなった感じはする。 一応、冷温キープが無難と思う。 フルーティーで飲み易く、美味さが分かり易い。 酸や苦味が甘味の走りを牽制して、全体バランスは かなり良好。 イタリアの白に近い感じの味わいで、結構万人向け。 この甘酸っぱい感じの味は、塩の味と相性が良い。 今回、細く切った酢締めコハダをオリーブオイルと塩で和えたものをツマミにしたが、酢締めの酸味とオイルの甘味が上手くワインの酸と合致し、味を補強。 その上で、塩がワインの甘味を引き立てる形で動いてくれた。 値段相応。 1700円台は国産ワインとしてはやや割高なとこだが、1500円位の ただ酸っぱ苦いだけの単なる甲州ワインよりは ずっと見所が有る。 ★楽天検索 足利呱呱和飲★ 楽天扱い約16件 1645円~1836円 平均1750円前後 ヴィンテージによってセパージュがしょっちゅう変わるみたいで、安定と言う言葉とは無縁だな。 あえて日本産ワインである事に理由がないのなら他国のワインをススメるところだが、それはそれでワインの出来自体は悪くなく、たまに飲む分には面白さを感じる。 気が向いたらまた飲んでみたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014/08/27 07:47:08 AM
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