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カテゴリ:日本産ワイン
山梨県 甲州市 勝沼町 シャトー・メルシャン・山梨勝沼甲州2014 Chateau Mercian Yamanashi Katsunuma Koshu シャトー・メルシャン Chateau Mercian 山梨県甲州市勝沼町産甲州100% ステンレスタンク発酵 ステンレスタンク熟成5ヶ月 シュール・リー製法 アルコール分11.5% 購入価格:1439円 色は非常に薄い黄色。 香りは柚子、砂糖水、硬水(ミネラルウォーター)?大根おろし? 味は苦味と薄い酸味。余韻に酸味と薄い苦味。 綺麗な味。 メルシャンにしては香りがちょっと振るわないが、味は良好なバランス。 苦味基調だが突出は無く、余韻までソフトに静かに伸びる。 澄んだ味わいで、酸や苦味が良い意味で控えめ。 薄いけど、その薄さが欠点にならず、それでいてその薄さの中でキチンと酸の主張が有る。 60分強の時間経過でもほぼ変化無し。(室温21℃、湿度42%) 甲州ワインを飲む度に思う事だけど、この薄さを水っぽいだけと感じる人は少なからずいるはず。 甲州に限らず薄い味の白ワインって、万人向けだけど万人向けじゃない。 それなりの料理と一緒という事ならいいだろうけど、単独で楽しもうと思ったらかなり経験が要ると思う。 これは下手な同価格のシャブリやミュスカデよりも美味いぞ。 変なシャブリやミュスカデは、無駄に酸が強くて温度変化にも敏感だが、今回の勝沼甲州にはそれが無い。 以前飲んだのが2010年ヴィンテージだったが、あれより明らかに美味いw。 ヴィンテージ違いや自分の好みや味覚の変化等色々考慮する要素は有ると思うけど、メルシャンの甲州ワインの美味さのレベルが上がってる!? 酢の物とか、出汁巻玉子とか、ワインの味が薄めなのが功を奏してか、シンプルな味なもの程相性良し。 まさに和食向け。甘味の補填や旨味で酸を底上げ出来れば最高だな。 流石に味噌レベルまで味が濃くなると、ワインが付いて行けなくなりそうだけど。 値段以上。 綺麗で飲み易く、料理との相性も時間経過の安定感も有る。 1600円を狙える。(ただし、1600狙えるのは甲州ワイン慣れしてる人に限る) 400ml弱残しで冷蔵庫保管し次の日。(開栓20時間程度経過) 香りは青草、柚子の皮、レモン、石灰、セロリ、ミント? 味は苦味と薄い酸味。余韻に薄く酸味を伴う苦味。 香りがちょっと青臭く、ソーヴィニヨンブランみたいな感じに。 味は酸味がやや後退。だが苦味もそんなに強くなく、大人しい味なのは変わらず。 初日と比べての話なら、まぁ悪くもないが、最初に2日目のワインを飲まされても水っぽいだけで終わりそう。 イタリアの安ソアーヴェ並かそれ以下。香りの柑橘感で個性を主張するのが精一杯。 2日目は値段以下。 初日は甲州の、薄味ワインの良い部分を楽しめたが、2日目は甲州の悪い部分が目立ったと言うか、薄味ワインの悪い部分が目立った。 初日で飲み切ってしまう方がいい感じ。 ★楽天検索 メルシャン 勝沼 甲州★ 楽天扱い約19件 1518円~1976円 平均1700円前後 ぬぅ、標準で1700円前後か・・。 1500円未満で買えるなら十二分にフランスやイタリアと闘えると思ったが、こうなるとコスパ微妙。 特に「甲州ワイン」を飲みたいのでなければ、気軽にはススメ辛い。 一頃と比べて結構値上がりしてるなぁと思ったが、この甲州に関しては、その一頃よりも確実に味が美味くなってる気がするから文句言いにくいw。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015/12/24 04:15:20 AM
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