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カテゴリ:ラングドック・ルーション
もらいもの トワベーのベーはバリック(Barrick)のB 樽感を大事にしたつくりらしい ラングドック AOPリムー トワベー・エ・オウモン・ブラン2014 3(trois)B & Auromon Blanc ジャン・クロード・マス Jean-Claude Mas シャルドネ100%(リュット・レゾネ栽培) オーク樽発酵(マロラティック発酵60%) アメリカンオーク50%とフレンチオーク50%の樽熟成9か月(新樽率33%) アルコール分13.5% 輸入:株式会社モトックス 参考価格:1800円前後 色は薄い黄色。 香りはレモンクリーム、バナナ、小麦粉、バニラ、ココナッツオイル、胡桃?豆腐? 味は薄い酸味と苦味。余韻に薄い苦味と薄い甘味。 ん~、まあまあか。 香りはしっかりしてて、樽の印象はそれなりに。 酸味は控えめで樽の苦味が伸び易い。 香りに甘い要素が多いので、余韻の甘味は香りに引っ張られてる部分も大きい。 ブルゴーニュグラスの様な香りを重視するグラスに注いだ方が味のバランスとふくらみが向上するかも。 果実感よりも樽由来の香りメインに楽しむのを目指した感じ。 味自体は結構シンプル。 この辺ポール・マス系列の特徴なので想定内。 これは、1200円弱位のヴィニウス・シャルドネの上位互換。 上位互換ではあるけど、上位なのは香りの幅と時間経過の安定感だけで、味に関しては大きな違いは無いと思う。 総合的には、樽感を(価格と土地の実力の範囲内で)可能な限り活かしたシャルドネ。 作り手の狙い通りのワインになったが、それで思った程の高級感が出たわけではなかった。 とはいえ、味は万人向けで、香り特化の分かり易い主張は悪くない。 樽の効いたシャルドネが好きな人なら、とりあえず美味さは理解出来る。 白身魚のバターソテーやポワレとか、香りがふくよかで歯触りが良い、やや淡泊な食材に塩が効いたものに向いてる。 刺身の醤油ヅケにオリーブオイルがけ、チーズオムレツ等、甘味を補填・補強出来つつ苦味にも対応出来るものが最適。 樽感が目立つと、味はシンプルでもツマミを選ぶ様になってしまうのだなぁ。 ちょっと厳しく言って、値段以下。 出来は良いけど、値段の割には美味さレベルの伸び代は限定的。 1500円位でこういうワインなら、ニュージーランドのオールド・コーチ・ロードも得意。 マス関係のワインはやはり安い価格帯のでこそ光る。 ★楽天検索 トワベ オウモン シャルドネ★ 楽天扱い約30件 1566円~2322円 平均1800円前後 この価格ならオススメはしない。 せめて1680円程度までだな。 ボルドーとかでもたまにあるけど、安ワインが美味い作り手がたまに手間とコストをかけて自信作をつくると意外と大した事ない、というのはよくあるw。 高価なワインの作り手が別の土地で廉価版つくると評判良い、というのもよくあるんだがww。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016/01/27 04:40:18 AM
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