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カテゴリ:日本産ワイン
山梨県 甲州市 フジクレール・メルロー2014 Fujiclair Merlot フジッコ・ワイナリー株式会社 Fujicco Winery 山梨県産メルロー100% フレンチオーク樽熟成 アルコール分12% 購入価格:1944円 色は澄んだ赤紫。 香りは革、ブラックベリー、黒土、炭、ピーマン、鉛筆、インク? 味は渋味と苦味を伴う酸味。余韻に薄い渋味と苦味。 何か普通。 香りはまあまあメルローの流れ。一部若いカベルネっぽいけど。 渋味と酸味でシンプルに味をつくり、余韻の苦味で締め。 渋味も果実感は強くはないが、メルロー(ボルドー系)ワインとしてはそれなりに正統派。 澄んだボディで口通りはスムーズ。意外と(?)余韻の苦味はそこそこに。 これはこれで飲み易い、軽快な味わい。 とりあえず90分以上の時間経過でも変化無し。(室温24℃、湿度50%) だが、メルローらしい赤ワインの厚みが無い。 軽快は軽快で良いんだけど、その軽快さをワインの魅力にできていない。 軽さを活かしたメルローといえば、以前飲んだサントリーのかみのやまメルロ2009があるんだが、あれの失敗作版みたいな雰囲気。 軽くていいワインに無理に重さを持たせようとして、中途半端なところで小さく纏めちゃった感じ。 香りに苦い要素が多いのも、味の動きの幅を制限してるみたいで、イマイチ美味さが見えにくい。 カスティヨン辺りの1000円ボルドーっぽい味わい。しつこいとまでは言わないが、苦味が妙に口内に付きまとう。 どうにも欠点が過分に目立つ、国産メルローワイン。 香りが粗く、そのせいで苦味も目立ち易い。 その欠点を深く感じるよりも先に喉を通り抜けてくれる軽さでカバーしてるが、全体の高級感は損なわれ気味。 リリース後7年位熟成させればもう少し軽さを活かせるかもしれないが、香りがどうなるのかは未知数。 料理には肉が欲しい。 渋味は強くないからアブラはいらない、酸味や甘味が強くないからソースもいらない。 塩胡椒で軽く炒めただけの薄切り牛肉とかが適任。 値段以下。 1500円未満程度の格。 1280円位で熟成の谷間のカスティヨンワインと言われたら信じる。 白の甲州はなかなかの美味さだったが、赤はイマイチだった。 ★楽天検索 フジッコ メルロー★ 楽天扱い約3件 酒の茶碗屋、コレットで1944円 ヴィノスやまざき で2160円 ん~、2000円前後の価格はいかがなものか・・。 「フジッコのメルロー」と言う点に興味を持った上で買って飲んでも結構微妙wだったのに。 せめて1600円台ならもう少し前向きな評価が出来た気もする。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017/06/16 04:39:53 AM
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