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カテゴリ:ラングドック・ルーション
ラングドック AOPピクプール・ド・ピネ ボーヴィニャック・ピクプール(ピックプール)・ド・ピネ2015 Beauvignac Picpoul de Pinet レ・コスティエール・ド・ポメロル Les Costieres de Pomerols ピクプール・ド・ピネ100% シュール・リー製法(PDF) アルコール分12.5% 輸入:ローヤル オブ ジャパン 購入価格:1135円 色はやや薄い黄色。 香りはパイナップル、オレンジ、リンゴ、シロップ、センブリ?アンズ? 味は苦味と薄く酸味を伴う甘味。余韻に薄い苦味と薄い甘味。 まあまあかな。割と普通。 チリかカリフォルニアの安シャルドネっぽい雰囲気。 トロピカルな果実に白い果実や花のニュアンスの香り。味も苦味と甘味がちょい薄で絡み合う。 白ワインとしては手堅い出来。 以前飲んだポール・マスのピクプールワインとも、香りはともかく、味はちょっと似てる。 突出は無く、香りと合わせて甘い感じをほんのり乗せる。 困ったことに、これ欠点も同じだなw。 良く言えばバランスが良いが、悪く言えば起伏が平坦気味で特徴が見えない。 ニューワールドの安シャルドネっぽい雰囲気で、不味くはないけど魅力も無い。 30分程の時間経過で、香り出力減退。 それで味とか何かが大きく変わるわけでもなく、ただ落ちただけ。 最初は香りのおかげで甘味が引きだされてる様に思えたが、あまり関係無さそう。 そういう意味では、時間経過や温度上昇(?)にも強くて安定感有るのかな!? 総合的には、普通の白ワイン。 普通なりに万人向けで分かり易い部類であり、さらに変化にも強い。 おそらく「シャルドネが好きでシャルドネ的なワインが飲みたい」 が「あえてシャルドネ以外の白を選びたい(或いは選ばざるを得ない状況)」 で「ソーヴィニヨンブランやリースリング程捻りの効いた香りではなくて」 それでいて「南フランスのごちゃ混ぜ安ワイン程変な複雑さの無い分かり易さを持ってる」 んだけども「温度上昇にも強い安定した白」、ついでに「値も張らないフランスワイン」 が飲みたい人ならオススメ。 開栓120分程経過(温度上昇)で旨味っぽい厚みが出てきた気がする。(室温24℃、湿度57%) 体感では14℃未満。推奨飲み頃温度は8~10℃らしいが、上がったら上がったで 特に不味くなる雰囲気は感じない。やっぱり温度上昇に強い。 多分、冷え過ぎてる(6℃前後だ)と普通さが悪い方向に行って薄いだけで終わってたかも。 むしろ気持ち温度が高めの方が美味さが上かもしれない。 料理は、およそ白ワインに合うとされてる物なら何でも良い。 牛肉の煮込みとかでなければ大体大丈夫。 サラダ、チーズ、パスタ、白身肉、 値段相応。 「ピクプール・ド・ピネ」という葡萄に興味が有るのなら、飲んで損は無い。 そうでなければ、普通の白ワイン。だが普通なり値段なりに気軽に飲める。
ボーヴィニャックはシャルドネの方が無難だなw。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017/06/19 04:20:33 AM
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