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カテゴリ:日本産ワイン
山梨県 甲府市 シャトー・メルシャン・甲州・きいろ香2014 Chateau Mercian Koshu KiiroKa シャトー・メルシャン Chateau Mercian 甲州100% ステンレスタンク発酵 ステンレスタンク熟成3ヶ月 アルコール分11.5% 購入価格:2220円 色は非常に薄い黄色。 香りはグレープフルーツ、柚子の皮、塩水、水飴、水菜の葉?黄桃? 味は薄い酸味と薄い苦味。余韻に苦味と苦味を伴う薄い酸味。 穏やかな酸味と苦味でシンプルに纏まってる。 流石にこの価格帯だと、薄くても水っぽさを出さないねw(出しても気にさせない)。 香りの柑橘感で薄い酸味も補強。無駄が無い。 酸と苦味のバランスは良好。ただただ、飲み易い。 突出・しつこさは無く、綺麗に流れる。澄んだ味わいを感じる。 薄いけど 薄いだけで終わらず、余韻までしっかりと軸を持った伸び方をする。 もっと明快な酸味が出ても良かったかな。或いは甘味の雰囲気で補填とか? この穏やかさは長所ではあるが、同時に味の決め手に乏しい物足りなさも感じてしまう。 香りが思ったより出て来ないからパッとしないのかも。 柑橘感は明確で、ほんのり甘い雰囲気は有るには有るが、底上げに寄与出来る程でもない。 抜栓20分程の時間経過(温度上昇?)で少し味に厚みが出てきたっぽい。 これはこれで悪くないけど、当初のスッキリ感は損なわれ気味。 味の穏やかさはそのままだが、相変わらず決め手に欠ける味わい。 香りは変化無し。(室温25℃、湿度58%) 何か・・・良くも悪くも、無難に美味い「普通の甲州」って感じ。 以前飲んだメルシャンの勝沼甲州2014の方が もっと似た味なり(出方やスケールは小さいなり)に個性が見えたと思うが、今回のきいろ香2014は味は悪くないけど、「悪くない」ってところで感想が終わっちゃう。 味か香りのどちらかが足りてない。(多分足りてない大部分が香り) 2014年ヴィンテージの特徴か!? 酸が大人しく、苦味も穏やか、香りも静かに主張して終わる。 温度上昇には多少の強さを見せたのは良かったが、ここは好みの問題にも左右されるか。 料理はあっさりしたものが無難。 変に旨味の利いた複雑な味よりも、塩の味でシンプルにまとめたものが適任。 鯖の塩焼きとか、アクアパッツァとか、サラダやソース無しのピザとか。 醤油やポン酢の味もイケると思うが、ワインや料理の味を引き立てる様な動きはしないと思う。 何らかの甘味の有るものなら上手い事ワインを補強してくれるかも。(豚しゃぶとか穴子の白焼とか) 残念ながら値段以下。 2000円以下。1800円台ならまあまあだが、それでもちょっと厳しい。 最初はギリ相応かとも思ったが、飲んでいく内にドンドン下方修正。 味自体は悪くないので、やはり香りの点で大きく伸び悩みマイナスまでブレた。 味はともかく、香りまで小さく纏まってしまったのが敗因。 これがきいろ香の実力と言うなら、シャトー・メルシャンの普通の甲州ワインで十分満足出来る。 自分の好み や タイミング、瓶差とか色々問題も有るかと思うが、自分とはきいろ香との相性が悪いw。 ★楽天検索 メルシャン 甲州 きいろ★ 楽天扱い約23件 2214円~3002円 平均2600円前後 2500円以上出して 甲州・きいろ香買うのはファン向けの側面も感じる。 リリース直後に1本飲んで、その後3年位の周期で熟成を確かめるつもりで2~3本楽しむ、みたいな。 これだと、自分ならほぼ同価格の(ちょっと高価めだが)長野シャルドネ・アンウッデッドの方が飲んでて納得いってしまう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017/09/05 04:08:34 AM
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