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カテゴリ:日本産ワイン
山梨県 笛吹市 シャトー・マルス・牧丘・甲州2016 Chateau Mars Makioka Koshu 本坊酒造株式会社・マルス山梨・ワイナリー Honbo Shuzou KabushikGaisha Mars Yamanashi Winery 山梨県山梨市牧丘地区産甲州100% アルコール分10% 購入価格:1140円 色は非常に薄い黄色。 香りはレモン、シロップ、アンズ、セージ、洋梨、クコの実?ローレル? 抜栓70分強でレモン水、酵母、熱した小麦粉、酒粕、べっこう飴? 味は薄い苦味と酸味を伴う薄い甘味。余韻に薄い苦味と薄い甘味。 「やや甘口」の表記通り、なかなか万人向けの飲み易さ。 柑橘に甘い雰囲気のベリー、苦味を軸に甘味を追わせる味構成。 ちょっとしたスポーツドリンクにも近い味。(アクエリアスかDAKARAの甘味と酸味を弱めて苦味を増したみたいな) 酸味と甘味の組み合わせに苦味とのバランスが端正で、コップに氷入れてガブ飲みも可能。 比較的穏やかな出力ながらも、このフルーティーな味わいは爽やかな飲み口。 辛口甲州に飽きた人が、適度に甘酸っぱい甲州ワインを飲むのなら、丁度良い選択肢。 白ワインとしては悪くないが、甲州ワインっぽさは薄い気がする。 日本の甲州ワインと言われなければ、スペインの安白(ヴェルデホ種?)か?と思ったかも。 でもこれは自分が甘口傾向の甲州に不慣れで困惑しただけで、こういうものなんだろう。 抜栓30分以上(温度上昇)でも変化は軽微。(室温25℃、湿度57%) 抜栓70分程で、香りがレモン水、小麦粉、酵母、酒粕、飴に変化。 フルーティーな雰囲気が減退し、特殊な香りに。味はそれほど変化無し。 こうなるといかにも「日本ワイン」って雰囲気に。でも甲州ってのも何か違う。 「白ワイン味の日本酒」の様なイメージ。 総合的には、そこそこ美味い「白ワイン」。やはり万人向け。 時間経過後の「日本酒の代わりになれる白ワイン」感は、一定の個性を感じた。 甲州ワインって感じとはちょっとズレが有るものの、ワインとしての味は決して悪くない。 この飲み易さ と 分かり易さはアリ。 料理は魚より貝類に向いてるかも。旨味感が欲しい。 時間経過で日本酒イメージが付いて回ると、酢の物とかにも合わせ易い感じに。 豚しゃぶ や 蒸し鶏 に岩塩やおろしポン酢も上手く合いそう。 ワインに甘味が有るから、酸味や塩味に対応した味付けがし易い。 値段相応。 約1100円、まあまあ。 辛口甲州は数有れど、やや甘口の甲州は多くない。 その辺のタマ数を埋めるボトルとしては上出来な部類。 「ドイツ程甘くなくていい」んだけど、甘味が有って悪い事はない。 「イタリア程酸味に偏られても困る」が、変にバランス崩される位なら今の弱いままでいい。 「スペインっぽい果実やハーブの香りが有る」とうれしいけど、そこはメインで求めていない。 「日本ワインっぽさ」を残しながら、和洋問わず料理とは合わせ易いが「高価ではない」。 そんな白ワインが飲みたい人に適任。 ★楽天検索 マルス 牧丘 甲州★ 楽天扱い約5件 1490円~1566円 平均1500円前後 「やや甘口」の「甲州ワイン」が飲みたいのでなければ、オススメはしない。 1100円台ならもっと気軽にススメられたが、1500円近いとなると難しい。 ただ「甲州ワイン」が飲みたいだけなら、この価格ならもう少し他に選べる。 「やや甘口のワイン」が飲みたいのなら、安いドイツかスペインのバック・エクストリシモ・セミドゥルセとかで十分。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017/09/11 04:48:24 AM
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