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カテゴリ:ボルドー
もらいもの ボルドー・シュペリュール シャトー・ラ・ヴェリエール2015 Chateau La Verriere シャトー・ラ・ヴェリエール ベセット家 Chateau La Verriere メルロー、カベルネソーヴィニヨン、割合不明 アルコール分13.5% 輸入:東京ヨーロッパ貿易株式会社 参考価格:1800円前後 色はやや濃い紫。 香りはブラックベリー、カカオ、革、インク、強めに炒ったアーモンド? 味は渋味と苦味を伴う甘味。余韻に薄い苦味と渋味を伴う薄い甘味。 悪くない。 ベリーにカカオや革の、右岸ボルドー系の香り。 渋味基調だが出力は控えめで飲み易く、甘味と苦味が上手に付いてくる。 なかなか正統派のボルドー。結構大人しい味わい。 一応シャトーは右岸エリアだが、シュッドウェストに近い土地らしい。 酸味は有りそうで無いが、この渋味と苦味の落ち着き方を見ると、そう必要でもないと思うので、これで良いのだろう。 飲み易さと引き換えに、濃さや厚みは出て来ない。 それをウリにしたワインでも作り手でもないだろうし、それはそれで割とどうでもいい。 滑らかな口通りと、程々の渋味出力の綺麗なバランスを楽しむモノ。 総合的には、上出来。正統派なりに飲んでて綺麗。 右岸系ボルドーという事で、香りの雰囲気も含めて苦味が絡み易い点は微妙に人を選ぶかもしれない。 逆にそこが好き、或いは気にならなければ優等生的メルロー・カベルネの赤ワインに。 60分以上の時間経過でも変化は皆無。(室温25℃、湿度57%) 肉が無難だが、煮込んだり凝ったソースを絡める料理よりは、ただ焼いただけの肉に塩胡椒振っただけのシンプルなものに向いてる。 意外と(?)チーズ類には合いそうで合わない。(ワインのバランスを崩す) 香りが甘いのは平気だが、味に甘味が有るとぶつかり気味に。 生ハムのオイル掛けとか、エビのアヒージョとか、スペイン系料理に合わせる感じ…か!? (アブラの)甘味と塩味の組み合わせがカギになる気がする。 正直、値段以下。 約1800円となると流石に厳しい。自分がボルドー好きなんで、判定が無駄に極端になってる気もするがw。 でも同じシュペリュール格のシャトー・クロワ・ムートンとか、ブールやカスティヨン辺りのワインにコスパで負けるかな。 瞬発的な味の良さよりも恒常的かつ汎用的な味の良さを求めるのなら、言う程悪くはないと思う。 好みと目的で判断が大きく変わりそう。 1280円なら値段以上。1480円でまぁ相応。 1680円以上になると、 「いつでもこの価格で買える」とか「渋味欲しいけど甘味の主張以上には出て欲しくない」 とか何か面倒なw理由が必要になってくる。 例えば右岸系シュペリュールのクロワ・ムートンは、香りや厚みとかそういう手堅い理由が欲しい人に、それなりの理由を与えてくれるモノを持ってる(持ってた)。 このワインは手堅いとは言っても、ボルドー赤として与えられる手堅さの範囲が狭い(小さい)。 ★楽天検索 シャトー ヴェリエール★ 楽天扱い約2件 成城石井で1610円 楽天24で1818円 1610円ならまだ納得の範囲内。 1818円だと別のワイン買っちゃう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018/07/17 07:09:24 AM
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