ボルドー シャトー・マルジョース・ルージュ2015 ピエール・リュルトン
もらいもの ボルドー シャトー・マルジョース(マルジョス)・ルージュ2015 Chateau Marjosse Rouge ピエール・リュルトン Pierre Lurton メルロー、カベルネソーヴィニヨン、カベルネフラン、マルベック 割合不明 アルコール度14.5% 輸入:株式会社センチュリートレーディングカンパニー 参考価格:2000円前後色は濃い紫。香りはカシス、ブラックベリー、プルーン、杉、鉛筆、湿った土、強く焙煎したコーヒー?味は渋味と甘味を伴う薄い酸味。余韻に甘味と苦味。美味いな。ベリー、杉、土、正統派のボルドーワイン香。コーヒーっぽい香りが余韻の苦味と甘味の感覚を強める。渋味はしっかりしてるはずなのに出方が穏やかで、後に続く果実感を上手に引き立てる。渋味の利いた直球のボルドーだが、味バランスは良好で、意外と(?)万人向け。渋味が最初に出てきたら、それ以外の味は余韻に繋ぐための補助。余韻の甘味と苦味こそが このワインの味の本体。ワインに酸味や甘味を求める人には不向き。なるべく赤ワインの渋味や苦味を楽しめる人向け。良くも悪くもボルドーワインが好きな人でないとw、美味さが分かりにくいと思う。 抜栓30分程でベリー香が後退。(室温20℃、湿度41%) 酸味の感覚も落ち、ほぼほぼ薄い甘味の絡んだ苦味を楽しむべき味に。 こうなるとますますボルドー好き特化型になっていく。 50分程の時間経過でカカオやカラメルっぽい香りが出てきた。 甘味と苦味をメインに据える形に動く。 多分熟成すると、この方向に動くのだろう。ボルドーの典型だね。ボルドー好きが飲んだら、もう「なるほど!」と納得。14.5%という高アルコール感も、余韻の厚みとボリュームを支える様に想定通りに機能する。反面、ボルドーワインが飲みたい人、ボルドーワインが好きな人以外には味構成が偏ってて、飲みが進み辛い傾向も見られた。ボルドー好きでも、土地の特徴(メドックだグラーヴだカスティヨンだの)を感じたい人には、シンプル過ぎて飽き易い面も有る。もうボルドーファン(せめてローヌファン)以外はお呼びじゃないな、これ。料理は肉で。脂のノッた柔らかいステーキか、ハンバーグで。渋味と苦味は肉の脂で緩和し、甘味を支援。ワインの渋味がきちんと出るので、アブラの甘味が必要かつ良い働きをする。値段相応。だが、相応と感じるのは自分がボルドー好きだから、だな。これはボルドーが好きな人のためのボルドーワイン。寝かせれば それなりに熟成もすると思う。でもまぁ、すぐ飲んでいいw。寝かせてどうこうのワインじゃない。★楽天検索 シャトー マルジョ★楽天扱い約19件 1350円~2808円 平均1900円前後ボルドーの赤が好きな人でなければ買わんでいいです。ボルドー好きでも、自分で2000円前後出して飲もうとするには覚悟なりw心の準備なりwwが要るかも。やっぱり「ボルドーファン向け」だな。