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カテゴリ:日本産ワイン
長野県 塩尻市 ミュゼ・ドゥ・ヴァン・善光寺・竜眼2010 Musee du Vin Zenkouji Ryugan 株式会社アルプス Alps Wine 善光寺平産竜眼100% 低温でステンレスタンク発酵 フレンチオーク樽熟成3カ月(新樽率30%) アルコール分12% 購入価格:1512円 色は非常に薄い黄色。 香りはレモン、粉砂糖、クリーム、バニラ、アンズ?ラムネ? 味は薄い甘味と薄い酸味。余韻に薄い苦味と薄い甘味。 柑橘から入って乳製品と甘酸っぱい雰囲気の香り。出力がちょっと弱いかな。 酸は控えめ、苦味も控えめ、口当たりの薄い甘味が余韻まで薄く通り抜けていく。 例年より樽感が弱目で、甘味と苦味のコンビがハッキリしない!? これはこれで飲み易さは健在。 水っぽさは有るものの、酸や苦味の突出は皆無、香りの乳製品香に頼らない味構成はなかなか悪くない。 常に甘味の感覚が薄く付き従い、味の流れを制御。 変に酸っぱ苦いだけの甲州ワインよりは、ずっと味のふくらみや伸び方が整ってる。 樽の感覚が弱く感じたのは惜しかったが、元々こういうものと思えばどうにでも納得いく。 元々こうだった、と思える程度にはバランスと安定感が有ったので、わざわざ言う程イヤな気もしない。 甲州程あっさりではなく、下手な樽熟シャルドネ程 樽の雰囲気が空気って事も無い。 味は甘味が常に絡み、飲み易さとバランスは上々。時間経過(温度上昇)の変化も軽微。 苦味の存在感がちょっと弱いから、酸や甘味の動きが乱れた時にバランスが崩れる事がある。 まぁでも、それを無視できる程度にサッと飲めるあっさり感は備えてる。上手く出来てるw。 イタリア白の代用品になれるワインと思えば、合わせる料理が浮かび易い。 甘味や酸味が弱いのだから、そこを補填出来れば最適。 ただ、ワインのバランスが良いから、あまり強い味わいは要らない。 カツオやマグロのカルパッチョや、ピクルス類が合う。 甘味と酸味の補填という点で言えば、マヨネーズの味が相性良い。 以前は日本式洋食に向いてるとか思ったが、今回のは和食に合わない事もないけど基本は塩と油のシンプルな味付けの料理(ツマミ)向け。 値段相応。 国産白ワイン1500円の基準になれる。 約1500円前後の範囲内において、甲州やシャルドネと並んで選択肢に入る国産白ワイン。 1500円取るなら、せめて この位は実力は見せて欲しいという見本。 ★楽天検索 善光寺 竜眼 アルプス★ 楽天扱い約12件 1490円~1663円 平均1500円前後 チリの1280円位の白よりは確実に美味い。 1300円台で買えるならなかなか上出来だが、1500円超えてくると一気に埋もれてくる。 このワインが1500円の値段に見合ってないとは思わないけど、他の国産白の選択肢の中の一つという扱いになる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019/01/17 06:55:05 AM
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