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カテゴリ:日本産ワイン
山梨県 甲州市 甲州・オランジュ・グリ2017 Koushu Orange Gris 本坊酒造株式会社・山梨マルスワイナリー Honbou Shuzou Yamanashi Mars Winery 甲州100% アルコール分11% 購入価格:1278円 色は金色がかったオレンジ。 香りは柚子、粉砂糖、洋梨、アカシア蜂蜜、未熟なメロン、バナナの皮?マンゴー? 味は苦味と甘味を伴う酸味。余韻に苦味と薄い酸味。 美味いな。香りも良いし、味も旨味がノってる。 穏やかな柑橘の香りの後に甘い雰囲気のものがドンドン溢れてくる。 苦味基調だが強いものではなく、甘い香りとも相まってフルーティーな感覚がバランスを取る。 これは綺麗。 非常に良い意味で「ミカン風味の水」。 一見ワインらしくないwけど、この軽やかさと飲み易さは甲州ワインの特徴を存分に活かしてる。 加えて香りの甘い要素がまた軽い味を全力サポート。甘味と酸味のイメージを同時補強。 香り抜きで、味だけで言うと軽い割に苦味が見え易い、結構普通の甲州ワインなのかな!? 香りが抜け切ったら、多分魅力の半分も発揮出来ない。 でもこの苦味の裏に隠された旨味の感覚は他の甲州ワインにはなかなか無い感覚。 軽めの口当たりだからって素早くサッと飲むと、逆にこのワインの良さが見えないのかも。 開栓20分程(温度上昇)で苦味が強まってきた。(室温21℃、湿度36%) 元々強い苦味でもなかったので、これは特に美味さに影響無し。 香りは洋梨とメロンの要素が際立ち、軽いはずの飲み口に厚みの雰囲気を伴わせた感じ。 始めから、温度は多少高め(12℃位から?)で飲んだ方が良かったのかな。 総合的には、かなり上出来の甲州ワイン。 この甘い香りは、言われないと甲州って分からないな。 味だけならちょっと物足りない感じもするが、それを この香りが大幅にランクアップさせる。 温度上昇にも強く、下手なロゼワインよりもバランスと構成に長けてる。 これは肉でも魚でも野菜でも、オールOKでしょ。 鳥肉のローストにオレンジソースとか、魚のマリネやカルパッチョにソテー、野菜系でも苦味に対応可能で食材を選ばない。 ただ、チーズ類はあまりソフトで粘り気の強い食感のものだと、ワインの苦味や旨味の構成を乱して合わないかも。 値段以上。 これで1300円弱は感心だね。1680円を十分狙える。 少なくとも、1500円前後のありふれた甲州ワインの、確実にワンランク上。 香りがあと一歩で別ジャンルの領域にw。 ★楽天検索 甲州 オランジュ グリ★ 楽天扱い約8件 全店1598円 まぁ納得。 限定生産らしいので、買えない時は買えないみたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019/03/14 06:58:39 AM
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