妊娠日記『男の苦悩。子作り・子育てと性欲の狭間で』

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• 緑せいで眠れない

  　私が帰宅したときには寝ていた緑。夕方５時からずっと眠っていたらしい。起こして風呂に入れてミルクを飲ませた。いつもなら寝ているはずの１０時だが，緑の体内時計では朝となってしまっている様子。　朝と同じようにうろうろしている。暫く動きを止めては朝と同じように，歌って会話している。愛も海もいつもの寝る時間が過ぎてしまっているのに，緑のおかげで寝ることが出来ない。そこへ輪を掛けて，コヨちゃんがギャグを連発。笑いながらも，「お母さんと緑のせいでねられへんやんか」と涙を浮かべる海。眠たくて仕方がない海にとっては辛い時間帯だ。結局，１０時ごろ愛と海が眠り，緑が眠ったのは１０時３０分頃だった。私も同じように眠った。　今夜は「一人致し」は無しだったのであります。

  2005年09月28日

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• 妖精との会話かな

  　　今日も早起きの緑。ごそごそと動き出したのは４時過ぎだった。暫くすると，歌声が聞こえてくる。緑の喃語なのであるが，歌にしか聞こえない。同じメロディーの繰り返しであることが多い。暫く前からこの時間帯に歌いだしたので，今日はビデオに撮って帆損しておこうと考えた。　しかし，この構想も敢え無く失敗。撮影ボタンを押したときの音でカメラに気づき，カメラにターゲットロックオン状態で近づいてくる。何か動作をしてる時にはこの歌は出ない。　歌っているときは誰かに聞かせているような，会話しているような，そんな感じである。そうとしか考えられない。いわゆる言葉を覚えてしまうかわりになくしてしまう言語のような気がする。そして，会話の相手も本当に居るのだと思う。我々大人だけでなく，愛にも海にすら見えない誰かと話しているのだと思う。きっと我々も緑くらいの頃は会話できたのだろう。だからビデオに収めることは出来ないのかもしれない。そう思うのであります。

  2005年09月27日

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• 「一人致し」の危機。子育ての時間

  　私の貴重な早朝。友人とのe-mailや「一人致し」の大切な時間。早朝５時から６時が今，危機に見舞われている。予想外に早起きの緑のおかげだ。母乳がたくさん出た頃は，コヨちゃんが起きて，乳をやってくれたが，ミルクとなるとコヨちゃんに任せきりとは行かなくなる。　そもそも，私が朝方「一人致し」人間になったのは，海が８ヶ月を過ぎた頃だ。仕事で海外に赴任した直後のことだった。お腹をすかせてぐずっている海。当たり前のようにコヨちゃんがミルクを作って飲ませていた。ある日，いつものように朝５時にぐずる海。コヨちゃんも私も，海がお腹をすかせていることに気がついていた。コヨちゃんはよほど眠たかったのか，なかなか起きようとしない。結構粘り強く，私とコヨちゃんとの間に緊迫感が。結局，耐え切れなくなった私がミルクを作った。その日から，早朝のミルクは私の仕事になった。それが私が朝方「一人致し」人間になった理由だ。もともと寝起きの悪いコヨちゃんと，すっきり起きられる私。　で，８年後の今，同じ状況が起こっている。満足したらまた寝てくれた海と違って，緑はそのまま遊んでくれるものと思っている。このままでは，夜は愛と海，朝は緑に時間を取られてしまう。ピンチである。　愛や海の頃はこんなことできっとイライラしていただろう。でも，どういうわけか，まあしょうがないなあと思えるようになった。歳をとったせいなのか，親として成長したのか。とにかく，これまでよりももっと短い時間で勝負しなければならなくなった私であります。

  2005年09月26日

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• 時間の経過を無視できたら

  　３連休の２連発も今日で終わり。終わりを飾るのは，私の両親。愛を練習試合に連れて出発したちょうど入れ違いに我が家に到着したらしい。今回は，新米を買うのが第１の目的で，そのついでに緑を見に来たようなもの。勿論愛と海ともあいに来てくれたわけではあるけれど。　緑をあやす父親をビデオに撮影。まだまだ現役で働いているとはいえ，そう若くないおやじ。同じく３つ違いのおかん。初孫はもう高校三年生なのだからやっぱり若いとはいえない。ちょっと複雑な心境でカメラを回した。　私が子どものころとは全く違った表情で緑をあやし，愛にちょっかいをかけ，海に冗談を喰らわすおやじをしっかり目に焼き付けておこうと思ってしまった。勿論，まだまだ元気に居てもらって，アイスクリームを買ってくれる存在で居て欲しい。愛も海もそして緑もおやじが大好き。おかんも大好き。毎年，毎日，毎秒歳を重ねていくけれど，そんなものは無視して過ごしていけたらいいと，心から思った。

  2005年09月25日

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• 子どもっておもしろいなあ

  　旅行から帰っての朝。相変わらず緑は早起きで，５時過ぎにはるーるーと叫んでいた。子どものころ，９月１日の朝が一番嫌いだった私。今日はなんだかそんな気分。朝から緑と遊んでいると仕事に行きたくない。このままずっと遊んでいたい気分。実行に移せるわけもなく出勤。愛が練習を終えて戻ると，既に緑は寝てしまっていた。体を捻るようにして眠る緑。まっすぐにしたら機嫌悪そうにまた体を捻って寝てしまった。余計なことを摺るのではなかったとちょっぴり反省。旅行の時，コヨちゃんが呟いた。「この子，めっちゃ賢いねんで。こうやって愛と海が居るときは機嫌ように，そこら辺で遊んでるやろ。でも私と２人のときは，ずっと『抱っこ，抱っこ』ってよってくんねん。ちゃんと区別がついとるんや。」　緑にも愛にも海にも私には見せない表情がある。時々，それをコヨちゃんが教えてくれる。こどもって面白いなあ。

  2005年09月22日

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• 今日は兄ちゃんたちの日

  　随分と遅れたけれど，今日，明日と夏の家族旅行。すっかり秋めいた空の下，早起きした３人，ゆっくり寝たかったコヨちゃんと，いつもどおり早起きした私。　目的地はおもちゃ王国。日帰りできる距離ではあるが，夏の旅行ということで一泊した。　おもちゃ王国乗り物フリーパス付ホテル宿泊プラン。開園の１０時から閉園の５時までびっしり７時間，昼食の３０分を除けばすっと遊んでいた。愛は自分からどんどん乗りたいものを見つけては走っていく。４月くらいから積極的になってきたように思う。成長を感じられて嬉しい。行きたいと思ったら自分だけで走り出す。２歳くらいの頃から小学校入学まではそんな子だった。復活したのかもしれない。　普段，怖がりの素振りを見せない海。でも，思ったとおり怖がりだった。ちょっと激しい乗り物にはなかなか乗ることが出来ない。愛が一人や，愛と一緒に試してからようやく一人で乗ることが出来る。慎重なのかもしれない。私と３人のときも，私と一緒に座る。普段はあんなにべったりと愛にくっついているのに。　遊園地に行くと，子どもの性格が如実に現れて面白い。　残念ながら，今日の主役は，愛と海。日常生活では緑を中心に我が家は動いているので，今日は愛と海のための一日。７時間もの長い間，緑には申し訳ないとは思うが，涼しいところで休めたので，よしとしてもらおう。

  2005年09月20日

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• 「一人致す」を上回る快感

  　今日は祝日。運動会の疲れもあることだし，のんびりしようということになった。でもみんないつもの時間に起きてしまった。緑が早起きだからしょうがない。　朝食の後，緑を寝かしつける。イベントのない休日の楽しみの一つだ。６畳間に一杯に敷いたままの布団の上で転がりまわって緑と遊ぶ。こんなときだけ，誰にも内緒で「みどりちゃん」と呼んだりする。我が子を「ちゃん」付けで呼ぶのは良いことではないと普段から思っているが，こんなときだけは許してもらいたい。背中やあご，胸を唇で噛み笑わせたり，つかまり立ちさせたり，触れまくる。　見上げた緑の口の中。したの歯２本に続いて，上もはぐきから白いものが見えている。左右とも正面から２本目かな。日々成長している緑なんだな。　朝，早起きの家族のおかげで今日は「一人致す」事が出来ず。緑と一緒のときもせず。「一人致し」よりも布団で一緒に転がりまわるのが快感だと思うのであります。

  2005年09月19日

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• ２人の運動会

  　今日は，愛と海の運動会。私はあいにく仕事。招待状も書いたので，私の実家から父と母が来てくれた。　小学校の運動会は３回目。海と入れ替わりに緑が入学するので，後１１年小学校の運動会が楽しめる。それにしても長いなあ。　運動が得意な愛と海は，競走が楽しくて仕方がない。私も運動会は大好きだった。自分が主役のような気がしていた。勉強が出来たわけではないので，これしかなかった。愛と海は競走だけ出なく，整列や入場，ダンスも一生懸命。家でもまじめな愛はやっぱり真面目。家でダラダラしている海も学校では物凄く真面目。コヨちゃんが撮影してくれたビデオで見ただけだが，２人ともピシッとしていた。格好よかった。生でみたかったなあ。

  2005年09月18日

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• 緑の成長に歓声

  　愛と海と緑の４人で風呂に入る。ポケモンの人形で遊ぶ，愛と海を見て自分も同じように遊んでいる感覚で居る緑。湯面をバチャバチャたたきながらご機嫌だ。　今日は初めて緑を立たせて体を洗う。今や横抱きを嫌い動き回る緑。浴槽につかまらせると，おとなしく立ち。湯船の愛と海を見ていた。頭を洗うときは流石に横抱き。短い時間だが嫌がって暴れて大変だった。　顔に水が掛かるのはびっくりはするが，結構平気。愛も海もそうだが，体を立てた上体で頭からお湯を掛けてもすぐには目に入らない。家の軒下のように長いまつげが水をはじいてくれる。本当に見事な睫毛だ。　布団で私が横になって，緑を座らせた。私の服を掴んで，立ち上がりった。７ヶ月と２２日。このペースで行くと，愛よりも早く歩くかもしれない。何度もつかまらせて愛と海と３人で，「おわ，すごっ」「もうたつでぇ」と盛り上がったのであります。

  2005年09月17日

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• 愛情も求めて寝相が悪い？

  　　愛の寝相が珍しく悪かった。夜中に股間に痛みを感じて目を覚ますと愛のかかとが股間に。物凄く痛かったので，お返しにデコピンを一発喰らわした。寝ているときは可愛い我が子でも容赦なく反撃してしまう私の悪い癖だ。　その後もどんどん私に近寄ってくる愛。　火曜日に海が泣いたことを思い出す。緑が生まれて８ヶ月。気をつけてはいてもやっぱり緑中心の生活になっているのだろう。３年生とはいえ，まだまだ甘えたい時期。兄ちゃんとしての役割を果たしながらもやっぱり，子どもは子どもなんだと改めて思う。触れ合う時間は少ないので，寝るときぐらいは引っ付いてもいい。　手を握って寝入っていた愛。今もあのころも本質的には変わらないのだと思う。　なんだか切なくなってきたのであります。

  2005年09月16日

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• 海の涙のわけは

  　コヨちゃんが昼間，妹家族と遠出してショッピング。緑の新しいおもちゃの話から，どこで買ったかをコヨちゃんが答えて発覚した。「何でお母さんだけ行くんよ。僕も行きたかったのに」「妹が誘ってくれたからやんか」「行ったら僕が泣くのわかってるやろ。」「しゃあないやんか」「断ってくれたらよかったのに」と，１時間近くコヨちゃんと海とのやり取りが続いたらしい。徐々にお互いヒートアップしてあまりのひつこさにとうとうコヨちゃんも怒ってしまったとか。ちなみに，愛はこんな時，中に入って何とか収めようとしてくれる。　もともと，「お父さんだけ，お母さんだけ，ずるい」という発想，発言が多い海。夕食にビールであってもだ。　結局，３連休でどこかに連れて行くことで機嫌を直した海。この件がなくてももともと遊びに出かける予定だったのだが。機嫌を直してからの海は，「母さん抱っこ」攻撃だったそうだ。　そもそも，海が不安定になったのには遠因がある。私は，試合のことで愛にかかりきりになってしまったこと。コヨちゃんは，これまた抱っこ要請の激しい緑にかかりきりになってしまったこと。その状態に気がついて，海に関心を向け，話を聞いたり，一緒に遊んだりしていたのだが，やっぱり足りなかったようだ。　ダンゴ三兄弟の次男の悲しさや。海は私に似た部分があって，私と同様，それがコヨちゃん嫌な部分に触れてしまうのも分かっている。　ごめん海。

  2005年09月13日

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• 子作りの原点に　車購入に向けて

  　コヨちゃんと緑を残して家に戻ってくる。どういうわけか，愛と海が家に帰りたいと言い出したからだ。コヨちゃんと一緒でなくても平気になった２人。随分成長したものが。家が好きなこともあるだろう。テレビを見たり，家の中や周りで遊ぶのが物凄く好きだ。落ち着くのかもしれない。　夕方，車のディーラーに出向く。後で分かったことだが，ちょうど一年前，同じ店を訪ねていた。もう，買う車は決めてある。後は時期だけだ。どうせ買うならば早いほうがいいとは思うが，家のローンも多額。そう簡単にはいかない。色々考えて，家中の細かい貯金を計算し，いよいよ冬のボーナスを加えて購入を志す。それほど大きな車ではないが，家族５人は勿論，じいちゃんばあちゃんを載せて出かけられるサイズになった。　お金のことを考えると少しくらい気分になるが，気分はドキドキしている。　思えば，去年の５月。車購入から始まった３人目子作りの話。今日，原点に返っていよいよ車購入の日が近づいてきたのであります。　「これなら４人目ができても大丈夫」とは思ったが決して口に出さない私であります。

  2005年09月11日

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• 緑の性格を垣間見た

  　緑，新しい動き。抱き上げておろそうとすると足を突っ張り，立ったままで居よとする。座らせようと後ろに傾けると，なんと足を後ろに動かして座るのを拒否。うつ伏せに寝かせるしか置く方法がなくなってしまった。置いたら起こって叫んだり泣いたりする。なんとしても立ち上がって足を突っ張らんとする強い意思が見られる。一丁前に意地を張っているような感じ。面白くて笑ってしまった。　「ほんま，この子大変やねんで」とコヨちゃん。愛も海も，本当に手が掛からなかったので余計にそう思うのかもしれない。抱いているか近くに居ないと泣くらしい。姿が見えないと不安なようだ。夏休みに兄やんが凄く構ってくれたこと。私の実家でじいばあにずっと抱っこしてもらっていたこと。心当たりはある。コヨちゃんも本当に大変だ。私と緑が過ごす時間は短いから分からない部分も多いのだろう。　コヨちゃんに感謝。「致し」てくれないことなんかで愚図っている場合ではないと思うのであります。でも・・・・。

  2005年09月08日

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• 何とか立ち上がりたい・・・

  　　緑，とにかく立ち上がりたい。寝転んでいるときでも，高這いで足の指に力を入れているのが分かる。未だ寝た状態から座ることも出来ないのに。愛と同じくらいの早さで歩くかもしれない。愛とは違ってスリムではないけれど。　愛と海が玉座ならぬ赤座と名づけた浮き輪形の椅子。緑はそれにつかまって立とうとする。座った状態から立てないのだから，徐々に体がずれてきてやがては倒れてしまう。ごろんと転がり頭を打って泣く。起こして座らせてやると懲りもせず再びチャレンジ。結果は同じである。　頑張れ緑。でもその前に自分で座らねば。

  2005年09月06日

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• 怪訝な表情で・・・　すっきりしたのに

  　バリカンを購入し，自分で散髪。やっぱり新しいのは切れ味が違う。今までは15分掛かっても終わらなかったのが，5分で無精のヒゲまできれいさっぱりそってしまった。自分でも違った顔に見える。　緑に近づくと，怪訝そうな顔でこちらを凝視。しばらくしてから微笑む。それを何度も繰り返す。仕事で1週間離れていたときよりも凝視している時間は長い。声を掛けると私とすぐに分かるようだ。自分でも少しいかつい顔になってしまったと思う。番長清原のような感じかな。　おっちゃんに対して人見知りを始めた緑。少し警戒心を持ちながらの抱っこだった。　「散髪してひげもそってすっきりしたら何ぼでも」といっていたコヨちゃん。何ぼでも「致す」はずが，その気配はない。仕方がないので，未来を夢見て「一人致す」私であります。

  2005年09月05日

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• 緑いぬまに兄ちゃん甘え

  　緑をばあちゃんに預けてホームセンターに。愛と海は緑が居ないここぞとばかりに甘えてくる。なんと愛が抱っことねだる。そうなると勿論海も抱かないわけには行かない。２人とも緑に物凄く優しい兄ちゃんだけれども，我慢しているのだ。短い時間だけれども，お母さんとお父さんを取り戻した愛と海。いつもなら考えられないけれど，３００円もするソフトクリームも食べさせた。　時々はこんなこともないとやってられないんだろうなあ。　私にも時々そんなことは訪れないだろうかと，ふっと思うのであります。

  2005年09月03日

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• とにかく触れてもらう。出来るだけ抱いてもらう

  　　仕事を早くやっつけて私の実家へ。３ヵ月半ぶりに緑を抱っこしてもらうために移動。人見知りをし始めた緑だけに，泣きはしないかと心配していたけれど，杞憂に終わる。到着して５分後にはじいちゃんの膝の上で笑っている。おじちゃんもばあちゃんも抱こうとするがじいちゃんの独占状態。３人の孫と風呂に入り，枕を並べて眠る。　今が一番可愛い時期。実家に居る間は出来るだけじいちゃんとばあちゃんと触れ合って欲しい。とにかく抱っこしてもらい，一緒に居てもらい，話をしてもらう。ほんとに帰ってよかった。

  2005年09月02日

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• いつもの時間が帰ってくる

  　今日から学校が始まった愛と海。これでまた，緑とコヨちゃんの時間が戻ってきた。２人が居ると，どうしても昼寝の時間が短い緑。愛と海の声で起きてしまうからだ。これでご機嫌斜めになる時間が少なくなって，コヨちゃんも助かるだろう。緑は，愛と海が大好きなので，ちょっと寂しいかもしれない。　この１週間は物凄く涼しかったのに，今日はまた暑さがぶり返してしまった。緑は汗だく。コヨちゃんもばて気味。どうして２学期が始まった途端，高暑くなるのだろうか。緑とコヨちゃんの体調が心配である。　私も暑さで少し頭痛を覚えながら，「一人致す」。至った瞬間から更なる頭痛。反省してすぐに眠ったのであります。

  2005年09月01日

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• いつも目撃者でいたい

  　緑の下の歯。２本揃って生えてきた。出ているのは１ｍｍ程度だろうか。でも噛まれるとしっかりと痛い。紛れもなく「歯」である。歯磨きをしなくていいのだろうかと，妙な心配をする。　這い這いをするようになって暫く経つが，それよりも立ち上がりたいようだ。座らせようとしても足を突っ張るし，脇を支えていると暫くは立っている。這っている途中に膝を着かずに腕立ての姿勢を作っている。足を突っ張らせたいのだろうか。いわゆる，高這いというやつだ。９年近く前の記憶になるが，愛も高這いをよくしていた。１０ヶ月で歩き始めた愛に似ているのかもしれない。　ちなみに海は立つ力はあったはずなのに１４ヶ月目で歩いた。海はその頃からずぼらかましていたのだとおもう。いつ頃歩き出すか本当に楽しみだ。　　最初の一歩の目撃者になりたいものだ。

  2005年08月31日

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• グランドの外の主役

  　愛の試合。一生懸命応援しようとコヨちゃん。勿論，緑も連れて行く。試合会場には，赤ん坊と呼ばれるような世代は居らず，お母さん達からたくさん触ってもらえる。遅れて入部した我が家のこと，コヨちゃんと他のお母さんをつないでくれる緑。凄い。　うんこやしっこ，涎をたらすこと，寝返り，ちょっとだけ這う，泣くこと，ぐらいしか出来ず，それ以外は誰かにしてもらわないと生きていけない存在。でも赤ん坊の力って凄い。それほど親しくなかった人同士を結び付けてくれる。穏やかな寝顔，蕩けるような笑顔。我々にはない魔法の力がある。やんちゃくれの少年達も優しい笑顔で近づいてくる，強面のおっちゃんも，恐々近づいて声を掛けてくれる。　試合は残念ながら負けてしまったけれど，グランドの外の主役は緑だった。

  2005年08月28日

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• 恥ずかしげもなく，親ばか日記

  　愛の公式戦。一つ上の学年とも堂々と渡り合い，いい仕事をする愛。みんなからの評価を受けていた。本人には聞こえていないと思うが。応援するお母さんには，それぞれ心の中でのファンが居るようで，愛が活躍すると大きな声を出してくれる人は決まっている。嬉しい限りである。ひたむきにプレーする姿は見ていてすがすがしい。へたくそだったが吐きながら食事をし，泣きながら練習にいった甲斐がある。　そんな声援を聞いていて，愛をライバルと思っている海は面白く，自分も早く同じフィールドに立ちたいと思っているようだ。人の心を惹きつけるためにはひたむきな姿が必要であるとは分かってないだろうが。２人は兄・弟の区別をせずに育ててきたつもりであるが，兄のいいところは是非見習って欲しい。上手い下手を超えたところに本当の評価があるのだ。今日の勝利で明日も試合。２日続けて試合できることを感謝したい。

  2005年08月27日

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• おじいちゃんの愛情

  　コヨちゃんの実家に。義父は緑を抱くのが大好き。これほど抱かれた孫は居ない。愛は初孫，海とは離れていた。５人目ともなると，慣れてくるからかもしれない。緑もじいちゃん大好きで，顔を見て声を掛けられると両手を出して抱っこをせがむ。コヨちゃんや私に抱かれていても。抱っこポーズはじいちゃんにしかしない。凄いことだ。　私の両親も緑のことが可愛くて仕方がない。私自身も可愛くて仕方がない。上の２人とは違う可愛さがある。年齢を重ねるごとに赤ん坊が可愛く思う度合いが深まるのかもしれない。たくさんの人にたくさんに愛情を注いでもらっている緑。勿論本人にその自覚はないだろうが，愛情をいっぱい受けた分，愛を注げる人になって欲しい。　愛も海もその分を緑に注いでくれている気がする。こういうのを愛って言うんだと思う。

  2005年08月26日

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• ３人目の油断？パンをのどに詰める

  　皆がテーブルに着き食事をしていると自分も何か食べずには居られない緑。家族が食事をしているのは分かるようだ。床に転がしておくと近づいてきて吠えている。抱き上げると食べ物に手を伸ばす。　３人目ともなると，良い意味でも悪い意味でも慣れてくるのか，スナックパンを食べさせていた。最初は小さくちぎって口に入れていたのが，自分で持つようになり，小さいのを床に落として，大きいのを握って自分でかじり始めて。牛乳に浸すわけでもなく。親としての「慣れ」の怖いところだ。緊張感があれば予想できたことが，慣れのために見えなくなってしまう。大きなパンのかけらを口に入れのどに詰まらせる。コヨちゃんが口に指を入れ，一つ出てくる。これで全部かと思ったら，未だ苦しそうにしていた。背中をたたきもう一度指を。出てきたのは直径３～４センチ，厚みも１センチほどのパン。詰まっていた時間は長くもなく，すぐに回復。事なきを得た。　ぞっとする。同じくらいの食べ物が床に落ちていて，詰まらせて誰も気がつかなかったら・・・・。怖い。　生存する難しさを知った。元気に過ごしていても病気になる，事故にも遭う，事件に巻き込まれるかもしれない。愛と海が健康で安全だったので油断していた。愛の時は初めての子で分からないこともあり緊張していた。海の時は海外での暮らしを始めたこともあり，もっと緊迫した状況だった。　気持ちを引き締めないといけないと思ったのであります。と同時に，こんな時コヨちゃんは冷静だ。

  2005年08月24日

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• いつまでも若々しく

  　昨日に引き続き同僚家族との一日。キャンピングカーでも程ほどに快適に朝を迎えた。愛と海は同僚の３兄弟と朝食までの時間，公園で一汗。サッカーや鬼ごっこをしていた。　流石に未だ緑は同じように宿泊は出来なかったので，コヨちゃんと家で留守番。緑がもう少し大きくなったらキャンプにでも行きたいところだ。１０年を超えたコヨちゃんの車。次の車はキャンピングカーではないにしてもキャンプ道具や，工夫次第でそのまま眠れる車を買おうと，コヨちゃんの了解無しに勝手に考えた。　思い起こせば，緑の子作り作戦も車購入の話から始まった。緑は生まれ車はそのままだけれど。　昼前から緑を以外の男の子５人と父親２人は海岸へ。少し時期外れの海岸はすいていて快適。浮島まで子どもを運び，そこからは飛び込み大会。足がつかないのに５人は浮島からのダイブを楽しんでいた。私は恒例に後方宙返り。浮島といえばこれに限る。愛と海がまねできる年齢までは飛び続けたいと空中で思ったのであります。

  2005年08月22日

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• 緑との時間。海の時間

  　愛は遠征試合で早朝から留守。海はコヨちゃんに引っ付いて歯医者と買い物に。家には私と緑の２人きり。６時前に目を覚ます海。８時過ぎには眠たくなる。食事をしてから一緒に布団に。ひとしきり這い回り，目当てのものを触ってから眠たいとぐずりだす。ちょっと泣いた後に顔を布団に擦り始まる。これが眠る合図。うつ伏せで眠るので背中とお尻を静かにさする。半分目を開けたまま少しずつ眠りに落ちる。私は寝ている緑の横で読みかけの本をたっぷり読むことが出来た。　昼ごはんの後も，同じように眠る。今日は緑とじっくり向き合いながら静かなひと時を過ごすことが出来た。海はお母さんを独り占めできてうれしそうだった。良い一日だったのであります。

  2005年08月20日

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• 「ごんたしたるでぇ」顔に

  　８月１９日（金）　緑は，目を合わせたときに，なんともいい笑顔を見せる。これが緑の最大の武器。この笑顔を見せられると，私は関わらずにはいられなくなってしまう。眠たい朝は目を合わせないように気をつけているが，こちらを見て笑っていると無視できなくなってしまう。他人からも見たらどうということのない笑顔だと思うが。私から見たらかわいい。親ばか丸出しだ。　でも「最高の笑顔」とはいえない。それは同時期の海の笑顔がそれはもう可愛かったからだ。その頃は海外に住んでいて，ショッピングモールでは「CUTE」だとか「SWEET」といわれて頬をなでられたり抱き上げられたりしたものだ。本当に印象的な笑顔だった。緑の笑顔には「なんかゴンタするでぇ」というものも含まれているからかもしれない。緑には申し訳ないが人の心を蕩かす最高の笑顔だった。　そんな海の今の笑顔は正に「なんかゴンタするでぇ」で，どうしてこんな風になってしまったんだろうとコヨちゃんと２人嘆く。同じよう事を母親が私に言ってた。「何でこんなんになったんかな」と涙までこぼしていた。

  2005年08月19日

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• 孫との時間

  　８月１６日（火）　一時退院している義母。体調が随分良いみたいで，買い物にも出かけることが出来た。家事をすると疲れるようだが。入院生活が苦痛でないタイプらしく，早く帰りたいということもあるが，やっぱり家が良い。今週の末に再び病院に戻ることになる。とにかく元気になって欲しい。　愛も海も緑も，まだまだばあちゃんに甘えたい，抱いてもらいたい。幸いにしてじいちゃんばあちゃんは４人とも健在。この幸せをもっと長い時間味わいたい。今緑は一番可愛いとき。無条件に可愛いとき。もっともっと時間を共有して欲しい。

  2005年08月16日

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• じいちゃん大好きに

  　私は一旦家に帰ったが，今日も未だ実家に居る４人。実家が近いのは実に良い。緑は今日も早起きで，４時に目を覚ましたらしい。漁師であるじいちゃんに抱かれて，未明の散歩。なんとじいちゃんは３時間も連れ歩いたとか。じいちゃんは今までの誰よりも緑を抱いている気がする。緑もじいちゃんにすっかりなつき，じいちゃんが声を掛けると大声で叫び，近づけば手を出して抱っこを求めている。なんともほほえましい光景だ。たくさんの人に愛され，抱かれたらいいと思う。　盆も終わり，明日から家での生活をリスタート。「致す」どころか，「一人致す」時間と空間の確保も難しくなってくる。今夜も再び私だけが家に戻り，最後の一人暮らしを満喫。パソコンのボリュームを上げて動画をオカズに「一人致す」私であります。

  2005年08月15日

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• 一週間ぶりに会う我が子

  　１週間以上会わずに居ても，緑は私の顔を覚えているだろうか。そんな心配をしながらコヨちゃんの実家へ。バス停までコヨちゃんと愛，海が迎えに来てくれた。２人の笑顔が嬉しい。　実家に到着，「緑，ただいま」と声を掛け，近づいていく。海に言わせると，「緑一瞬固まった」状態で私の顔を凝視。一瞬とも１０秒くらいとも感じられる時間があり，ようやく笑ってくれた緑。私のことを思い出したようだ。一安心。「大泣きしたらおもろかったに」と意地悪くコヨちゃんが言う。「仕事やねんから意地悪く言うなよ」に言葉を飲み込んで緑を抱き上げた。　１週間見ない間に，・緑は長い時間座っていられるようになっていた。自分で座ることは出来ないが・抱っこを要求して手を出すようになった・また痩せてしまったように見える・しっかりした形でハイハイできるようになった・ 夜中１時と４時に起きてコヨちゃんを悩ませるようになったなどなど，成長している。　愛も海も元気に少年の夏休みを満喫している。　家族の笑顔に幸福を感じるのであります。

  2005年08月14日

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• 家が恋しい

  　出張３日目。早くも家が恋しい気分。家というよりも子ども達に会いたくてたまらない。３日も顔を見ないと，緑は成長していると想像すると胸がキューとなってくる。　４人は今日からコヨちゃんの実家に。義母さんが，一時退院。手伝いをするといいつつ，少し緑を見てもらおうとの作戦だ。義母さんも一時期のことを思えば体調もよく，意志からは日常の家事はしても大丈夫といわれているらしい。　早速，緑は預けられ，愛と海とコヨちゃんは海水浴に出かけたらしい。

  2005年08月10日

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• ワイワイ騒がしい我が家こそ

  　緑，這う。狙いを定めては，それに向かって進む。闇雲に前進はしない。赤ちゃんは誰もがそうだと思うが，手で掴んだものは必ず口に入れる。口で感触を確かめるのだろう。大きなサッカーボールも口に入れようとチャレンジしている姿が面白い。携帯電話の充電器に噛付いているのはさすがにまずい。　愛と海はそれを見て，大きな声をあげてくれる。暇なときは助けてくれるが，何か自分がしているときにはコヨちゃんや私を呼ぶ。ワイワイと騒がしい生活を送っている。こんな我が家は幸福だと思う。最近コヨちゃんとも喧嘩をすることもなくゆったり暮らしていから。「致し」無くとも心の安定はあるのだ。　

  2005年08月05日

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• 子育てはドキドキがいっぱい

  　コーチのことが怖い愛。木曜日はおなかが痛くなったり熱が出たりで練習を休みがち。それでいかんとちょっと話をした。「怒られるのは期待の現われ」であると。嘘か真はか別にして，そうやってなだめてがんばらせる。「がんばれ」と声かけることが悪のように言われる風潮があるが，やはりここは「がんばれ」なのだ。　義母の今後の治療に関して病院に呼ばれたコヨちゃん。愛の迎えの時間が来ても帰ってくることが出来ず。ベビーシートを積んだまま行ってしまったので，愛の迎えは止むを得ず私だけが行く。海と緑を家に残して。緑はたまたまよく寝ていたので助かった。海もテレビは見ながらだったが，しっかりと家を守ってくれた。夜に子どもだけ残していくのは良くない。たとえ１５分であっても。家を出てから愛を拾い，海と緑の顔を見るまで本当にドキドキした１５分だった。こんなドキドキの日は，しっかり「一人致す」私であります。

  2005年08月04日

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• 兄ちゃんの苦悩

  　私以外は皆，朝からコヨちゃんの実家に。義姉が２人を映画に連れて行ってくれた。相変わらず，ポケモンが好きな愛と海。それに義姉と一緒でなおかつ私が居ないと，２人とも甘え放題。ジュースやアイス，食事も気にせず取れるとかで言い一日だったそうだ。そんな日があっても良いのだ。　緑，いよいよ這っての前進。「もうなんもかんもめちゃくちゃや」と海。緑の成長や動きに関心を持ってくれているからか，変化があればいつもコメントしてくれる。ぴたっとはまって面白い。　　今日は買ったばかりのマンガ本を食べられてしまったらしい。この時期は，緑が悪いのではなくて，「手の届くところにおいてるほうが悪い」のである。気持ちの持って行き所をなくしそうな海は，緑ではなくコヨちゃんに当たっていた。

  2005年08月03日

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• 寝る子は育つ。寝ない子は？

  　最近，昼寝の時間が短い緑。朝１時間，昼２時間。この時期にしては短すぎる。困ったものだ。成長が止まってしまってはと心配だ。寝る子は育つという。寝ている間に家事やその他，色々とできる。しっかり寝てほしいものだ。昼間は確かに暑くて眠れるような状態ではない。汗疹もいっぱい出来ている。でも，赤ちゃんは眠るものだとそう思う。これから成長するには今は，おっぱいをしっかり吸い，しっかり眠ることが大切だと思うのであります。

  2005年08月01日

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• 地球の気温が・・・・

  　突然のにわか雨。夏の雨とは思えないほどの冷たい雨だった。日本の気候はこんな風だっただろうか。自分自身が子どもだったころよりも最高気温が高い気がする。これから先，愛と海と緑が暮らすこの国。いったいどうなっていくのかと心配になる。熱中症が増えたのも，無関係ではない気がする。子ども達，孫達に私達は何が出来るのか，考え込んでしまう。幸福な我が家ではあるが，心配も尽きないのであります。

  2005年07月31日

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• お兄ちゃんになって行く

  　今日も愛は試合。海はいつものパートナーが居ないと寂しそう。その代わり，同じ境遇にある同級生が家に来た。嬉しそうに遊んでいたらしい。庭の水遣りと称して二人とも全身ずぶぬれだったそうだ。楽しく遊んだということだ。　緑の声が大きくなった気がする。手にしていたものが転がったり，見失ったりしたときによく声をあげる。ちゃんと理由があってのこと。これも成長の証だ。連発されると騒がしい気がするが。大好きなテレビを見ているときは，愛も海もうるさそうにしている。「もう，うるさいなあ」とぼやく海。コヨちゃんと私に言うよりもはるかに優しい言い方。微笑ましい。最近特に海が兄ちゃんらしくなった。緑に対しての接し方を見ていると本当にそう思う。緑もそれが分かっているのか，海が近づけばいい笑顔を見せている。信頼関係が出来ている。　今日は土曜日，明日も休み，なのに「暑いなあ。こんな暑いのに引っ付かんとって」とコヨちゃんから先制攻撃。私の気配を察して防御している。今宵も「一人致す」私であります。

  2005年07月30日

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• どんどん成長している２人

  　ラジオ体操最終日。公園まで歩いて２分，始まるのは6時３０分。でもなぜか愛と海は６時に家を出発。これで3回目くらいだ。　愛が先に目を覚まし，海を起こす。その声で緑まで目を覚ましてしまった。ずっとおきていた。ラジオ体操から帰った愛と海。起きている緑と遊んでくれる。緑を抱き上げゆすったりジャンプしたりしてくれる愛。仰向けに寝転んでその上に緑を載せる海。それだけで緑は興奮して大騒ぎ，大はしゃぎ。愛と海が居てくれて本当に助かる。愛だけに向けていた信頼の表情を海にも見せるようになった緑。最近海の行動が大人っぽくなったからなのか，それが原因で大人っぽくなったのか分からないが，とにかく成長している。緑だけでなく，愛も海もすくすくと育っているのが分かる。　本当に幸福な家族だと思うのであります。

  2005年07月29日

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• 家族みんなの時間

  今日はコヨちゃんが緑と風呂に入る。緑の服を脱がせて連れて行く頃になって，愛が２階から大声で私を呼ぶ。戻ってくると緑は既に風呂。なんと海が緑を風呂に連れて行ってくれたのだ。勿論抱いて。海も成長した。「お兄ちゃん」になったと自覚が感じられる。こうやって成長していくのだな。　先々週，海で日焼けしたコヨちゃんの太ももは，脱皮が始まった。もう3週間近くなるのにやっとこさだ。ハーフパンツの日焼けもようやく終わりを告げるのかもしれない。それはそれで，そそるものであったのだが。いつものように日々が過ぎていくこの時間こそが幸福なのであります。　今日から家族全員同じ部屋で眠ることになった。これも幸せの時間だ。

  2005年07月28日

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• 愛深き我が家

  　「父さん。緑なぁ，腕立てできんねんで」　と教えてくれたのは海。成る程，両手両足をいっぺんに踏ん張って，体が浮く瞬間がある。愛も同じような形で，あまり這わなかった。両方向に寝返りを出来るようになった緑ではあるが，コロコロと転がりまわることはせず，割合近場で動くことが多い。活発に動き出すのはこれからだろうか。　「致した」翌日。なんと気分の高揚していることか。生活自体はいつもと同じなのに，心が柔らかい感じ。コヨちゃんがくれた幸福感。「致す」事が夫婦生活の全てではないが，とてもとても大切な行為だと心から思う。順調に育つ緑，見守る愛と海，愛すべきコヨちゃんが居て，仲良くて「致して」こその幸福感。いつまでもこんな時間が続いて欲しい。　幸福感に浸りながら「一人致す」のであります。

  2005年07月26日

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• 忙しかった週末も終わりました。　「一人致して」

  ７月２４日（日）　愛の大会が終了し，３人も無事帰宅。鼻水を出す程度の風邪を引かせてしまったが。猛暑の中，頑張った愛。お茶をたくさん沸かし冷やしたコヨちゃん。楽しんだ海。ちょっとだけ放ったらかしになった海。グランドに丸2日居た私。それぞれがこの大会で頑張ったような気がする。大会期間中できなかった義母のお見舞いに。想像していたよりも顔色が良く，笑顔だったので一安心。チューブで胆汁を排出しているが，「こんな痛さは，全然気にならない」と笑顔。よほど辛かったのだろう。手術をせずに解放に向かっていることが何よりも嬉しい。切るのはやっぱり痛いし，癒着の危険性もある。体力も落ちている。　元気なときに見せる蕩けるような笑顔が見られたのが何よりも嬉しかった。　金土日とみんなで頑張った褒美に，今夜は外食。といっても安い讃岐うどんではあるが。揃って食べる久しぶりの外での食事。緑はちょっと怒っていたけれど，安いけれど美味しかった。　帰宅後「今夜こそは」と期待をしたが，コヨちゃんはあまりに疲れていたので，すぐに寝てしまった。私の久しぶりに「一人致す」。といっても２日振りなのだが。

  2005年07月24日

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• 人生劇場　それぞれの人生

  　　緑高熱を出しているにも拘らず，私は学生時代の仲間と京都で同窓会。愛と海の練習試合もあり，本当に申し訳ない気持ちでいっぱいだ。愛と海はそれぞれ集合と解散の時刻がずれているので，コヨちゃんは熱を出している緑を車に乗せて，家とグランドを行ったり来たりしないといけない。ホンマにすまん，緑。　とは言いつつ，京都では学生時代の友人と交友を温める。それぞれに人生のドラマがあることを知った。癌で胃をほとんど摘出した友人，子どもが6人居る友人，再婚したが慰謝料を前妻に慰謝料を払い続ける友人，交通事故で死にかけた友人。ほんとに人生は様々。若い頃に帰ってはしゃいだ。

  2005年07月17日

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• 突発の思い出

  　今日も緑の熱は下がらず。考えてみれば生後，6ヶ月が過ぎた。もしや突発性発疹に伴う高熱では。それにしてはぐったりしているし，熱を出している期間が長すぎる。　 思い越せば６年前。海の時は大慌てした。私の仕事の都合で海外に赴任した直後だった。海，7ヶ月。私もコヨちゃんもストレスと下痢で体調を崩し，やや上向いた頃の発熱。場所場場所だけに，「一人致しで鍛えられた」想像力がよからぬ方向に働き，必要以上に焦ってしまった経験がある。医者に言っても何を伝えたらよいのか，医者は何を言っているのか全く分からないまま。 暫くして熱が下がり，それと同時に全身に発疹。愛の6ヵ月の時にも経験していたのだから，冷静に考えれば慌てる必要はなかったはず。こんなことも忘れてしまうのかとコヨちゃんと2人笑いながら反省したものだった。　今回は未だ，突発性発疹の症状は出ていないが，冷静にならねばと心を落ち着ける私であります。コヨちゃんは冷静だが。　この3連休。いくらコヨちゃんが冷静だとは言え，「致す」のはちょっと難しい。いつもながら「一人致す」私であります。公認とはいえ，なんだか気を遣っていつもにもましてひっそりと。

  2005年07月16日

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• 高熱と「一人致し」と

  　最早微熱とはいえなくなってしまった緑。３８．５度。流石にしんどそうだ。とうとう，アイスノンを使う。体が冷えすぎないように気をつけながら。この熱にこの暑さ。 いつもは座らせたり，立たせたりすると機嫌がいいのだが，今日は，横抱きやしっかりと抱えて抱く方が良いみたいだ。この熱なので当然といえば当然だ。こんな小さな体で，この熱，言葉を話すことが出来たらなんというだろうか。早く良くなって欲しい。 この週末。色々と計画があった。私の中だけだが。子ども達を皆寝かせて。コヨちゃんと２人DVD見て，そして・・・・・。勿論計画は頓挫だ。こんな状況にありながらなんと不謹慎な私だろうかと少し寂しくなった。 尚且つ，一人ひっそりと，本当にひっそりと「一人致す」私。これは心の安定剤なのだと言い聞かせながら，であります。

  2005年07月15日

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• 家族の結束

  　朝方，元気に起きた緑。いつものように，声を掛けると，はしゃいだ様子で声を上げる。朝の段階では平熱まで下がっていたようだ。仕事から帰ると，だるそうに眠っていた。熱があると聞いたのでそう見えるだけなのかもしれないが。　いつも心配になるうつ伏せ眠り。近づいてみると少しだけ横を向いて，口と鼻が見える。背中も上下している。熱があると思うといつもにもまして心配だ。　コヨちゃんによると，夕方近くなってから，また熱が上がってきたそうだ。夏はあるが，この暑さ。汗をかいているので，一緒にさっとシャワーを浴びる。シャワーを浴びながらもいつもの元気がない気がして，心配になる。　３人目ともなると，「緑かわいそうに」といいつつ，コヨちゃんは落ち着いたものだ。ノンカフェインのルイボスティーを飲ませている海，静かに声を掛けている愛。兄やん達も落ち着いたもので，私だけがあたふたしているような気がする。病気は辛いが,家族の結束を感じる私であります。

  2005年07月14日

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• 緑の微熱

  　緑，微熱がある。３７,５度。抱っこした時に，熱いと思っていたらやっぱりそうだった。生後初めての発熱。今日の緑は元気だったり，力がなかったりと，波がある。微熱がある兆候かな。　普段から寝つきが悪く，うつ伏せにならないと眠れない緑。今日はいつもより苦しそうな感じがした。　まだまだ，母乳が主食緑だが，そろそろコヨちゃんの免疫力も下がってきたのだろうか。とにかく，ここのところは緑の笑顔を中心に我が家は生活をしている。みんなが元気をもらっている。早く元気回復して欲しい。家族の誰もが望むところだ。　そんな状況の中でも，「一人致し」てしまう私は暢気な男なのであろうか。

  2005年07月13日

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• 若さだけは負けても・・・・

  　緑の６ヶ月検診。ここのところ体重曲線が平坦。お腹はシワシワで顔もほっそりしてきた。緑自身の動きが激しくなったせいもあるだろう，夏ばて気味でもあるだろう，それにしても体重の増加が少なすぎる気がする。本人を見ているといたって元気。いつもの時間に起き，いつもの時間にご機嫌斜めになり，いつものように笑い，いつものように眠る。変わったことといえば，汗疹以外で皮膚に出来物がないこと。でもこれはいいことだから。　元気だから気にしなくてもいいのだろうか。　コヨちゃん曰く，「同じ年の男の子は男前が多い。女の子は・・・・・。男前が多い」だそうな。同じ感覚で生きている私だから，その意味は良く分かる。「わっかいお母さんばっかりやった。」そうさなあ，半分くらいの年齢が居てもおかしくない。私には孫もちの友人もいるくらいだから。若さでは負けてもキャリアと精神的な余裕では負けないでおこうと，二人で誓ったのであります。　「一人致す」のも若さに負けない秘訣なのであります。

  2005年07月12日

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• 外で遊んで欲しいよな

  　雨の日曜日。愛の友達２人が家にやって来た。昨日も来ていた。足がどろどろのままで家に上がろうとするので洗わせる。緑が寝ているのに大きな声を出すので，一言物申す。幸い，緑は起きなかったが，危ないところだった。　平日も結構家の中で遊ぼうとするので，コヨちゃんも困っているらしい。緑のためだけに思うのではなく，できれば外で走り回ったり，虫を取ったりして欲しいものだ。

  2005年07月10日

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• 寝返りには危険がいっぱい

  　緑の移動範囲が急に広がった。普段過ごしている6畳の間ならばどこにでもいけるようになった。うつ伏せの状態から，腕を突っ張って足のほうに進んでいく。これに時々寝返りを組み合わせて進む。最初は単に移動しているだけのように思っていたが，どうやら目的を持って移動しているときもあるようだ。　寝返りしたところに柱があり，デコをぶつけていた。そのまま動けずに静止。　TVのリモコンに向かっているときに，蚊取り線香の皿が顔の前にあった。　たんすの隙間に足が入り込んでいた。今日だけでこんなにハプニングがあった。私とコヨちゃんの油断もある。愛と海もおもちゃをほったらかしにしている。これから危険だ。気をつけないといけない。

  2005年07月09日

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• 海は上機嫌

  　海が上機嫌。海によると，「家に帰り寄ったら，偶然お母さんが通りかかって，車に乗せてもらってん」とのこと。水曜日の不機嫌のスタートが車で素通りしたことだったので，コヨちゃんがタイミングを合わせたのが真相。　海は，粘着質なところがあり，一つ引っかかると前進しできない。機嫌が直ったかと思うと，思い出したように拗ねる。成長と共に少しずつ改善はされているのだが。大変心配。　今日は上機嫌の勢いで，晩御飯の準備を手伝っていた。愛は自分自身で昇華する力があったが，海はそれが難しい。兄弟でそれぞれだ。同じでないからこそ子育ては面白いのかもしれない。

  2005年07月08日

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• 精神と肉体の安定

  　折角の七夕の夜というのに，我が家はばたばた。愛と海の学校のＰＴＡの会があったり，愛が微熱を出したり。　小学校入学まではしょっちゅう高い熱を出していた愛。「この子，大丈夫かいな」とコヨちゃんと話していたものでした。最近は，頭やのどが痛い，といっても翌日にはケロッとして元気に走り回っている。今までならばそのまま高熱が出ていたところが，押さえ込めるようになったんだと勝手に解釈している。肉体的にも精神的にも強くなってきた。習い始めたスポーツのおかげだと思う。指導者と仲間に感謝したい。　精神的な安定と肉体的な安定。愛にとってはスポーツ。私にとっては子育てと「一人致す」こと。それぞれ支えがあった良いと思うのであります。

  2005年07月07日

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