ワタシがドキドキ、新学期
このままず~っと夏休み、というのも困るかもしれないけど、正直、なんだかこのままずっとゆるるとちいとべったりしていたい気がしていた。新しい環境に入っていくこと、それは苦手ではないと思っている。それでも、やっぱり得意な訳じゃない。ゆるると2人、手をつないで通学路を歩いた。もっといっぱいいるかと思われたが、このあたりは子供が少ないのか、ほとんど小学生の姿がみられない。…不安になってきた(笑)。でも、角を曲がったら、高学年らしきお姉さんが家を出るところで、そこのおうちのお父さんに、「お!一年生、がんばれよ!」と声をかけられ、思わずワタシが「はいっ!」と答えてしまったのであった。多目的室とやらに転入生は通される。一年生はゆるる一人。大阪から来た二年生が一人。お兄ちゃんは五年生。イギリスから来た二年生が一人。以上4名。少なっ!!!!福岡に住んでいたころは、転勤族の多い地域で、学期毎に全体で100人近くも入れ替わることがある、なんて聞いていたからこの少なさにまた、緊張。始業式が終わり、ゆるるの担任の先生が近づいてきた。もう、まちがいなく、ベテラン先生。なんだかその笑顔にホッとして、いっぺんに力が抜けた。1年1組。たっくんが紹介してくれたお友達も、福岡のお友達の知り合いも、同じクラスだった。しかも席が前と通路をはさんで隣。この偶然は、神様からのプレゼント。「明日、席替えをしま~す!」先生は言っていたけど、早速一緒に遊んだらしい。防災訓練で、学校まで迎えに行った帰り、「どうだった?」そう聞いたら、「今度の先生、めっちゃおばちゃん!」・・・肝っ玉は、ゆるるのほうがすわってる。