与えられたいのちのお話
あれから1年たちました。1年前の9月、ゆるるは3歳児検診で、再検査するよういわれました。翌日病院に行き、20万人に1人という病気だと分かりました。それから検査、入院、手術…。めまぐるしくも、つらい日々でした。ゆるるが転んで膝をすりむいただけでも心が痛むのに、あの小さい体にメスが入る…。それもつらかったけど、とにかく、ゆるるの命が消えてしまうかもしれないという恐怖でつぶされそうになりました。自分の命より大切、なんて思っていたけど、これほど実感したことはなく、これほど苦しいものだとは思いませんでした。だから、手術が成功し、術後の経過が良好なのには、誰に感謝したらいいのか分からないほどの感謝の気持ちでいっぱいになりました。現在も月に1度の検査をうけています。今日はちょうど術後1年の検査でした。異常なし!!!!先生に「お母さんもよく頑張りましたね」といわれたとき、思わず涙がでました。あと1年。このままの調子が続けば、病気は根治した、ということになります。大切な大切ないのち。守っていくことの大変さ、ありがたさ、幸せを感じずにはいられません。朝方降っていた雨が、帰りには青空になっていました。ゆるるがいいました。「ママ、良い天気だね!これから幼稚園に行こうね!」よかった。そう思ってお弁当、作っておきました。ちょっと遅刻だけど、元気に送り届けてきました。神様ありがとうございました。明日からパパの両親が北海道に来てくれます。登別温泉に行ってきます。義父が先月末、定年を迎えたので、お祝いもかねて!そう、ゆるるの術後1年も祝って!!!明日から2,3日日記をお休みします。でも書ききれないほどたくさん、楽しい思い出を作ってきたいと思っています。