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カテゴリ:環境破壊&自然災害& 関係法 その他
<海水>CO2増加で酸性化 貝、サンゴが溶ける
海水のCO2の増加で酸性化に(pHが0.2~0.3)下がり、そして海水が低温化となり、サンゴが溶け生態系の異変が起き母なる海洋が死の世界に? 大変なことがおこります。日米欧豪の国際研究チームの予測で判明しました。これは実験段階ですが、今、日米欧豪でCO2を海底に注入する研究がすでに始まっています。海洋の酸性化を防止し 且つ地球温暖化を同時に防止することが何よりも大事なことです。現在の研究は地球温暖化を防止することが目的のようです。この地球を100年前に戻すことを目標に地球温暖化も海洋のPH低下(酸性化)防止することを、実現することこそ、地球上の微生物、動物、植物を育み人類も地球と共生できる日が、必ず訪れることでしょう。 CO2も地球にとってはなくてはならない、物質です。酸素、窒素も必要です。只バランスの問題です。地球温暖化問題が声高に叫ばれていますが植物には必要不可欠です。森林伐採、とか自然の牧草などが家畜などで食い尽くされる状態になれば、大気のバランスはくずれてきます。一方、化石燃料の石炭、石油、天然ガス、は燃焼すればCO2を排出します。(今研究されているのは経済発展に伴い毎年増え続ける、このCO2を削減するための研究です) (毎日新聞)は次のように報じています。 大気中の二酸化炭素(CO2)がこのまま増えると海水が酸性化し、100年以内に南極海や北太平洋で貝類の殻やサンゴが溶け出すことが、日米欧豪の国際研究チームの予測で分かった。殻を持つプランクトン(翼足類)が激減し、魚類やクジラが餌を失う可能性もあるという。CO2の増加は地球温暖化だけでなく、海の生態系に深刻な影響を与える恐れを示す結果で、29日付の英科学誌ネイチャーに発表した。 現在の海水はpH(水素イオン濃度)が8程度の弱アルカリ性。大気中に放出されるCO2の3分の1は海水に溶け込む。濃度が上昇すると、溶け込む量が増えpHが下がり、炭酸カルシウムを主成分とする貝殻やサンゴが溶けやすくなる。 研究チームは、これまでと同様の経済活動が続き毎年1%ずつ大気中のCO2濃度が上昇するとの予測をもとに、地球全体の海洋のpHの変化をコンピューターで計算した。その結果、大気中のCO2濃度が600ppmを超えるとpHが0.2~0.3下がり、翼足類の殻やサンゴが溶け出すことが分かった。 現在の大気中のCO2濃度は約370ppmで、予測によると2060年ごろに600ppmに達する。影響は海水温の低い海域から出始め、南極海で翼足類の殻や冷たい海域にすむサンゴが溶け、その後、北太平洋にも影響が出る。 さらに、計算で予測された2100年の海水を人工的に作り、代表的な翼足類のウキビシガイを飼育したところ、48時間で殻が溶け出した。翼足類は魚やクジラ類の重要な餌となっている。 研究チームの海洋研究開発機構の山中康裕サブグループリーダー(海洋科学)は「地球温暖化のような気候変動は不確かな点も多いが、CO2濃度の上昇による海洋の酸性化は確実に起こり、翼足類が危機的な状況に陥る。これが海洋の生態系全体にとってどのような影響があるのかを早急に明らかにしたい」と話している。【西川拓】 出典(毎日新聞) 二酸化炭素について 通信用語の基礎知識検索 http://www.wdic.org/?word=%C6%F3%BB%C0%B2%BD%C3%BA%C1%C7+:SCI ご感想をお聞かせ下さい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年10月04日 07時40分55秒
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