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カテゴリ:食品の安全、安心(BSE含む)
約700検体で高病原性鳥インフルエンザウイルス不検出 渡り鳥の保有調査
環境省は、2005年9月から06年2月まで実施した、渡り鳥の高病原性鳥インフルエンザウイルス保有状況調査について、「得られた700弱の全検体で高病原性鳥インフルエンザウイルスは不検出」という結果をまとめ、06年3月14日に公表した。 今回発表された調査は、シベリアや中国大陸・朝鮮半島方面から渡ってくる水鳥、陸鳥を対象に、小櫃川河口(千葉県木更津市)、谷津干潟(千葉県習志野市)、菅生沼(茨城県水海道市・坂東市)、対馬島(長崎県対馬市)、佐潟周辺(新潟県新潟市)、北浦(茨城県潮来市)、夏井川(福島県いわき市)--の7か所で9回にわたって実施されたもの。 検体中、05年12月15~16日に新潟市で採取したハクチョウの糞からA型インフルエンザウイルスが確認されたものの、こちらはカモ類が高い確率で持つといわれる低病原性ウイルスであることが判明したという。 なお、この調査は06年3月中に比屋根湿地(沖縄県沖縄市)で、東南アジア方面から飛来するシギ・チドリ類を対象にして、さらに実施される予定。【環境省】 記事に含まれる環境用語 シギ・チドリ類 シギチドリルイ 【英】shorebird [同義] シギチルイ シギ科とチドリ科鳥類の総称。「シギチ」と略称されることもある。コチドリ、イカルチドリなど日本で繁殖する種や、シロチドリなど越冬する種も一部いるが、多くの種は、春と秋の渡りの時期に、繁殖地と越冬地の間を移動する途中で日本の干潟や河口などの湿地に飛来する。 このように多国間にまたがり季節移動するシギ・チドリ類を保護するためには、繁殖地、渡りの経由地、越冬地の環境保全が重要である。第6回ラムサール条約締結国会議(1996年オーストラリア・ブリスベン)で、「アジア・太平洋地域渡り性水鳥保全戦略」の推進を支援することが採択され、さらにこの保全戦略のもとに、東アジアから南半球にかけて渡りをするシギ・チドリ類を保護するため、「東アジア・太平洋地域シギ・チドリ類重要生息地ネットワーク」が発足。9ヶ国29湿地が参加して国際的な保護が図られるようになった 干潟 ヒガタ 【英】Tide Land 干潮時に沿岸域に現われる、砂や泥がたまった場所。内湾や入江など、外海の波の影響が少なく、河川が流れ込み砂や泥を運んでくる場所にできる。 陸から流れ込む有機物を二枚貝(アサリなど)や底生生物(ゴカイなど)などが分解するため、水質浄化機能が高い。底生生物を餌とする魚類や水鳥などが数多く集まるため、藻場と同じように、多様な生き物が生育したり、餌を食べる場となっている。 干潟は埋立・干拓がしやすいため、近年は工業用地や農用地の造成などに利用され、多くが消失した。残された干潟を保護するための住民運動などが各地で起きている。代表例に、長崎県諫早湾、愛知県藤前干潟、千葉県三番瀬、沖縄県泡瀬干潟などがある。 水鳥 ミズドリ 【英】Water Bird 海洋、河川、湖沼などの水域とその水辺を主な生活空間とする鳥の一般的な呼称。 ラムサール条約(正式名称:特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約)では、「生態学上湿地に依存している鳥類」と定義されており、主に湿地や干潟などの水辺に生息する鳥類を指して使われることが多い。ラムサール条約の定義に従えば、対象となる鳥類はアビ目、カイツブリ目、ペリカン目、コウノトリ目、ガンカモ目、ツル目、クイナ目、チドリ目である。中でも渡り性の水鳥は個体数の減少が報告されており、原因として越冬地・繁殖地の減少や環境悪化があげられている。 出典 EICネット 国立環境研究所 鳥インフルエンザに関する情報 最新情報 鳥イフルエンザの現状 感染症情報センター 医薬品 医療機器等 安全情報 PDF 最新情報 ご感想をお聞かせ下さい。 蘭 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年03月26日 21時31分54秒
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