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カテゴリ:食品の安全、安心(BSE含む)
牛の品種DNAで判別
日本国内で販売されている国産牛肉は店頭では10桁の固体番号が義務つけられていす。 しかしこの番号を偽装して販売している業者も度々検挙されています。消費者は国産牛肉 だと思って買っていますが、BSE(牛海綿状脳症)の牛の肉が入っていた場合だれが責任を持って保障してくれるでしょうか? 消費者が安全の印としているものを偽装することは犯罪です。消費者を守り安全な牛肉を提供する為に神戸大学大学院自然科学研究所の万年英之*助教授は偽装販売を防ぐ為、DNA鑑定で品種の違いを見分ける方法を研究しています。「畜産物の殆どが外国産由来だが、牛だけは日本固有の品種がある。日本の財産を守っていきたいから」と云っています。安全安心なおいしい牛肉を生産して供給していただきたいものです。 ☆ (読売新聞)は次のように伝えています。 国産牛の品種を販売した事件やBSE(牛海綿状脳症)問題で、牛肉の品質に対する消費者の関心が高まっている。神戸大学大学院自然科学研究所の万年英之*助教授は偽装販売を防ぐ為、DNA鑑定で品種の違いを見分ける方法を研究している。国産肉用牛の約90%が「黒毛和種」とよばれる。1991年の輸入自由化で急増した安い外国産に対抗するため、増加傾向にあるのが、乳用牛「ホルスタイン種」と黒毛和牛種を掛け合わせた「F1」だ。黒毛和種に比べ平均価格が安く、外見も見分けにくいことから、黒毛和種に偽装して販売するケースがあるという。そこで、両品種の細胞から識別可能な遺伝子領域を探そうと、約100万箇所のDNAを抽出し、4~6か所で違いがあることを突き止めた。 これを基に開発したDNAの型に照合することで、両品種の識別が可能になる。判定確度は99%以上と云う。農林水産省が2004年2月、全国の小売店を対象に国産牛の適正 表示調査でも、1部でこの方法が採用された。現在、国産と豪州産との識別法も開発中で、8割が完成した。話題の米国産についても、輸入再開となれば研究を始める予定だ。 このほか、味に関する遺伝子に着目し、おいしくて健康的な国産牛を育てる研究にも力を注ぐ。大学では、付属の牧場で育てた但馬牛を「神戸大学ビーフ」として東京の日本橋三越本店で販売する取り組みにも参加している。万年助教授は、国産牛の研究にこだわる理由を「畜産物の殆どが外国産由来だが、牛だけは日本固有の品種がある。日本の財産を守っていきたいから」と説明する。今後は、品種鑑定技術を生かしたビジネスも視野に入れているという。 出典 (読売新聞) 牛の固体識別 番号について 家畜改良センター ご感想をお聞かせ下さい。 水 仙 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年03月27日 06時23分18秒
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